やっと鉄板焼 金葉亭（JALリゾート シーホークホテル福岡35階）の「スペシャルすき焼き」を食すことができる。以下に大坪俊孝シェフの料理説明があるのでじっくり読んで頂きたい。・・・一つ一つの食材を確認しながら楽しませて頂いた。

　茶碗蒸しは本当にトロトロの状態で、今まで食した中ではダントツ美味いと思った。薩摩軍鶏と幻の椎茸２０４黒が出しと相まって、実に上品に仕上がっていた。

　また、すき焼きに使われた牛肉は極上の佐賀牛A-5。とろけるように深い甘みに、息を止めて眼を閉じてしまった。一瞬、時間が止まったような至福の瞬間だ。

　旬の野菜たちだが、これは言わずもがな。特に国産松茸の香りと食感は何とも言えず、カメラマンと目が合って突然笑ってしまった。眼を閉じたり、息を止めたり、笑ったり・・・たぶんこれ以上の表現方法を見い出せなかった筆者である。

※以下は大坪シェフが書き記した説明文


◎薩摩軍鶏と幻の椎茸２０４黒の茶碗蒸し

　椎茸と軍鶏だけのシンプルな茶碗蒸し　通常の２倍の量です。出しは、軍鶏を軽く下茹でし余分な脂と灰汁を取り、椎茸の戻し汁・かつお出しの中に戻した椎茸と下茹でした軍鶏と一緒に煮て旨みをだし、酒・薄口醤油・白醤油・昆布塩で調味しており、その後軍鶏と椎茸に味が滲みるように１日休ませております。
　出し２００ｇに対し、中玉の卵１ヶを加えた、少し軟めの茶碗蒸しです。砂糖や味醂など一切加えていない茶碗蒸しです。振り柚子　一味や七味・ポン酢をかけてお召し上がり下さい。これもお酒に合うと思います。


◎佐賀牛のすき焼き“金葉亭風”　糸島の”天上卵”と共に

　鉄板上の目の前で作るので「金葉亭風」とさせて頂きました。
　割り下は、三温糖・味醂・酒・濃口醤油で調味しております。ポイントとして、作る前に少しの三温糖を少し焦がしキャラメル状にして風味をＵＰさせております。


◎国産松茸ほか野菜

　白菜（ブランシール巻き）・サラダ春菊・サラダ水菜・牛蒡・白葱・エノキ・国産松茸・椎茸・フォー麺・生麩など等。

【JALリゾート シーホークホテル福岡】
　http://www.hawkstown.com/hotel/

　今回、JALリゾート シーホークホテル福岡の取材に足を運び、先ずは同ホテル３５階にある鉄板焼 金葉亭（天空のアイアンシェフ大坪俊孝氏／日本鉄板焼協会副会長・師範）を訪ねた。

　天空のアイアンシェフが今回どんな料理を出すのか実に楽しみだったのだが・・・何と鉄板の上で「豪華すき焼き」をすると言う。

　さてさて、筆者も取材というより美味しいランチを食べる準備をしなくては！！！

※以下は筆者が撮影した写真と大坪俊孝シェフのメニュー解説


◎阿蘇の伏流水と山鹿の竹炭で炊いた　新米の七城米を鉄板で
　鉄板上の目の前で炊き上げる炊き立て御飯。新米ですので、美味しく炊けるよう、米５００ｇに対し水５６０ｇ・・・グラム重量に拘った御飯です。


◎鷹の湯　温泉豆腐
　塩泉で固める潮豆腐です。弊社施設内に有る塩泉の温泉「鷹の湯」の源泉を使用致しました。薬味は、本わさび・さらし葱と蕎麦の実とナメコの金山寺味噌和えを添えております。お出しとわさび、白葱で一味。蕎麦の実とナメコの金山寺味噌はわさびを効かせて豆腐の薬味として二味。蕎麦味噌はそのままでもお酒に合います。


◎出しも鉄板の上で温める！
　豆腐のお出しは、かつお出し・味醂・酒・濃口醤油で調味しております。小さい徳利に昆布を忍ばせ、湯煎で温め昆布の風味の効いた少し甘めのお出しです。

【JALリゾート シーホークホテル福岡】
　http://www.hawkstown.com/hotel/

◎鮨と和の食 清吉の自家製からすみ


◎自家製からすみの断面に注目！


◎極上松前寿司

　昨日、午後からのJALリゾート シーホークホテル福岡の取材を終え、一度宿泊先のホテルオークラ福岡へ荷物を預け、更に午後６時から原一丁目にある「鮨と和の食 清吉」に足を運ぶ事にした。

　今回は２０日に出来たばかりの自家製極上からすみの仕上がり具合と質の高い松前寿司やコース料理の取材である。

　写真のように飴色に仕上がった極上からすみは予想以上の仕上がりで、まるで和製チーズのようで、塩分控えめの実に上品な味わいであった。写真をご覧頂ければ分かるが、しっとりと滑らかな琥珀色の断面が全てを物語っている。

　また、松前寿司に関しても何貫も口に頬張りたくなるほど美味かった。近日中に最新コース料理など一品ずつ紹介する予定なので、次回記事からお楽しみ頂きたい。ちなみに、同店のブログは意表を突くものばかりで、結構人気が高い。是非お立ち寄り頂きたい。

【鮨を和の食 清吉】
　http://www.sushi-seikichi.com/