ホテルの世界基準を築いたリッツ・ホテルの伝統を継承するリッツ・カールトン。リッツ・ホテルは19世紀末、日本国内の本格的な西洋式ホテル誕生に大きな影響を与えたことは有名な話である。
今回の取材は、世界のホテル群の頂点に立つザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー LLC.のグループにあり、2周年を迎えたザ・リッツ・カールトン東京に足を運び、その45階にある日本料理「ひのきざか」の鉄板焼を取材する事にした。
同レストランは富士山や新宿副都心が眺望出来る最高のロケーションにあり、ミシュランガイドより2年連続の1つ星を授賞した凄腕の黒須浩之料理長が仕切っているところだ。
担当してくれたのは吉田純一シェフ。同シェフは日本鉄板焼協会理事兼東京支部長でもあり、拘りに拘った食材を操る鉄板焼の革命児として取材ターゲットとなった。
筆者に提示された品書きは以下の通り。この連載を通して、じっくりと日本料理「ひのきざか」の吉田流鉄板焼きを検証したいと思う。
■温泉玉子と二種のコンソメジュレ海からの贈り物
■銘柄豚しゃぶせとか風味のオレンジおろしぽん酢
■黒米をまとった牛爆弾の点心
■北海道産ジャンボホタテとジャンボアスパラのグリルフカヒレカニ餡掛け
■蝦夷鮑のグリル蒸し雲丹添えホワイトアスパラのすり流しと共に
■岩手かんざき牛のステーキ旬の温野菜と共に
■季節野菜のバーニャカウダ
■かまあげしらすと高菜のガーリックライス
■進化した杏仁豆腐
■コーヒー、ハーブティー又は紅茶
◎記事・写真・ムービー/西田親生(日本鉄板焼協会 特別顧問/広報企画アドバイザー)
【ザ・リッツ・カールトン東京オフィシャルサイト】
http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Tokyo/Default.htm
【ザ・リッツ・カールトン東京 日本料理「ひのきざか」】
http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Tokyo/Dining/Hinokizaka/Default.htm
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