◎今回見事に遊んでくれたフレンチの料理たち


◎伊勢海老のブイヤベース


◎青リンゴのソルベ タタン アーモンドのクラフティ キャラメルソース

　熊本ホテルキャッスル１１階にある「TOUR DE CHATEAU（トゥール ド シャトー）」で、淀川夫妻（新婚カップル）との和やかな食事会を催す事に。

　同ホテルは来年５０周年を迎える県内名門のシティホテルであり、本格的なフレンチが楽しめるレストランを持つ。そのレベルの高さは言わずもがな。なかなか侮れないレストランの一つでもある。

　実は１５日から１７日にかけて東京出張の筆者。１５日の昼食を帝国ホテル東京の吉兆で鰻を食し、夕食を元気で怪しい寿司屋でネタを食いつくし、更に１６日の昼食で世界のザ・リッツ・カールトン東京の日本料理 ひのきざか豪華コースの取材を行い、１７日にとんぼ返りしてそのまま熊本ホテルキャッスルへ足を運んだ。

　今回は以前からトゥール ド シャトーの松田料理長に依頼していたので、どんな料理がサーブされるか楽しみだったのだが、今回は良く遊んでくれた。一緒に食事をした淀川夫妻も大満足と言うほど、その料理は我々の胃袋を十二分に満たしてくれた。

◆メニュー◆
１）三種アミューズ ブーシュ
２）帆立貝のマリネ タイム風味 根セロリのフォンダン キャビア添え
３）フレッシュフォアグラのクレームプリン トリュフソース
４）伊勢海老のブイヤベース
５）シャンパーニュのジュレ
６）シャラン産鴨胸肉のロティ スパイス風味
７）フロマージュ
８）青リンゴのソルベ タタン アーモンドのクラフティ キャラメルソース
９）コーヒ又は紅茶 小菓子

【熊本ホテルキャッスル】
　http://www.hotel-castle.co.jp/

◎チャーハン／ホテルオークラ福岡 広東料理 桃花林（福岡）


◎ナシゴレン／ザ・リッツ・カールトン東京 日本料理 ひのきざか（東京）


◎新米とお味噌汁／松島観光ホテル岬亭（熊本）

　日本人として生まれて良かったと思う事で、最初に頭に浮かぶのは「御飯」だ。米粒の丸みと大きさ。これは海外の米とは全く異質のものであり、味わいも数段美味い。

　１杯の御飯茶碗に米粒が何個あるのだろうか？・・・寿司の凄腕職人の握り寿司はほぼ同じ数の米粒が握られていると言うが。本当に不思議で優秀な主食でもある。

　筆者が好むのは、先ず大きな海苔で巻いた大きなおにぎり。これは幼少期から釣りへ持って行く弁当が特大おにぎりであった為に、おにぎりより美味い食べ方は無いと思い込んでいる節がある。

　今回は今年足を運んで美味かった御飯の一部をご紹介したい。

　先ず上からホテルオークラ福岡 広東料理 桃花林の樋場正人料理長が作ったチャーハン。レタスの食感が何とも言えず、これは癖になる。

　http://www.fuk.hotelokura.co.jp/

　次はザ・リッツ・カールトン東京 日本料理 ひのきざかで食したナシゴレン。鉄板焼の〆として吉田純一シェフがサーブしたものだ。凄く美味かった。

　http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Tokyo/Default.htm

　最後は松島観光ホテル岬亭の新米の白御飯とお味噌汁。刺身三昧の後の〆だった。これは筆者が日本人であるから、自然と今回の「御飯でござる」に選んでしまった。

　http://www.misakitei.co.jp/

◎フレンチの定番「フォアグラとトリュフ」



　フランス料理の頂点に立つトゥールダルジャン（LA TOUR D'ARGENT）。その歴史は１５８２年に遡り、４００年の歴史と伝統を守り続け、まさしく「銀の塔」として君臨している。

　※唯一の支店としてホテルニューオータニ東京にトゥールダルジャン東京がある。
　http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/tour/index.html

　フランス料理と言えば、鴨料理。鴨料理と言えば、フォアグラである。写真は熊本ホテルキャッスル１１階にある「TOUR DE CHATEAU（トゥール ド シャトー）」でサーブされたもの。

　トッピングされた厚みのあるトリュフと共に極上のフォアグラを食させて頂いた。最近不人気と言われるフレンチだが、これを味わってはしまっては不人気説を真っ向から否定したくなる筆者である。