◎RKKワイド夕方いちばん／写真右から野溝美子さん、長船なお美さん、筆者


◎収録に立ち会う吉本シェフ（上通レンガ亭）


◎異例の３カメ体勢

　今年の３月から筆者の人生が変わるほど、全国の鉄板焼レストラン（有名ホテルや個人店）を取材のしまくりであった。２泊３日で３食鉄板焼という取材もあり、正直なところジャンプして胃袋や腸に刺激を与えていた次第。

　ところで本日は、筆者流の鉄板焼レストランの選び方をお話ししたいと思う。

　http://www.rkk.co.jp/

　鉄板焼と言えば・・・食材の善し悪しは勿論だが、レストラン内の換気が気になってしようがない。特に女性の場合は和服やドレス姿ではどうしても抵抗があるようだ。

　そこで、先ず鉄板焼レストランの選び方のコツとして、天井が高めで室内換気がしっかりしているか否か。レストラン内の鉄板の磨きやテーブル、椅子、フロアなどを指でなぞって油がべとべとしてないかを確かめるのが重要なポイントとなる。勿論、ワイングラスなどの磨き加減もチェックしてみよう。

　写真を見て頂きたいのだが、同レストランは二十数年間使っているという鉄板が、鏡のようにピカピカに磨かれている。実に素晴らしいプロとしてのしっかりした道具の手入れ具合が垣間見える。・・・合格だ！

　更に、重要な事は・・・シェフと対面で食事をするので、仏頂面のシェフを見ていては料理が不味くなる。やはり笑顔とトークとウィットネスが素敵なシェフを選んだ方がベターであろう。どの料理でもそうだが、高飛車で偉ぶったシェフの料理は頂けない。

　また、鉄板焼では極上肉を焼き、豪華珍味の魚介類や野菜を調理する。しかし、青魚などを平気で焼いて煙をモクモク立てる店はお薦めしない。折角のスーツに魚の生臭さが移り、食事の後に人と会えなくなってしまう。

　末筆ながら一番重要なチェックポイントとして「トイレの清潔さ」に注意してもらいたい。食事中にトイレに行くのは好ましくは無いけれども、やはり店のトイレはきっちりと、昼寝をしたくなるほどの美しさを保って欲しいものである。