ロゼッタストーンBLOGニュース
※このブログの内容は2011年2月から2013年6月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。

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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

その他、ロゼッタストーンはメディア融合を軸として、2005年にPODCAST、2007年に仮想現実3Dワールド・セカンドライフ、2010年にD&L TV(USTREAM番組)、2011年に先見塾(起業家および女流戦略家育成塾)をスタートし、多元的な情報発信と人材育成に尽力しています。

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※文責:西田親生


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2012/07/27 先見塾(起業家育成塾)
日本鰻の代用品はない!
日本鰻の代用品はない!

 日本の鰻事情がにわかに悪化する中、最近毎日のようにテレビ報道されている「日本鰻の危機」。ロゼッタストーンでは、既に今年4月17日付けのBLOG NEWSで取り上げていた。

 http://www.dandl.co.jp/blog/v2/index.php?R=1462

 それから熊本県内でも老舗中の老舗 水前寺東濱屋へ取材で足を運んだのが7月12日。深刻な日本鰻(ジャポニカ種)の激減により、当然の如く厳しい現状に直面し、何とか美味しい鰻を客にサーブしたいという気持ちと、このままの状態では経営難になりバタバタと倒れる店舗が急増するという危機感の狭間で、店主が苦悩の日々を送っている事が十分理解できた。

 http://www.dandl.co.jp/blog/v2/index.php?R=1538

 幼い頃、場末の小路をそぞろ歩きしていると、甘くて芳ばしい鰻の蒲焼きの香りが鼻先を過ぎり、急にお腹がグルグルとなっていた。いつも同じ時間に同じ場所でグルグルと。手を引く親に「鰻が食べたい!」と強請ると、翌日川岸に仕掛けを設置する父親。何度か父が天然鰻を捌いて蒲焼きにした鰻丼を食した事を思い出すが、やはり百年以上も続く鰻の老舗の焼き方や極上の「タレ」には敵わない。

 昔は、その鰻の代用として、ナマズやアナゴといった蒲焼きを見たことがあった。テレビでもアナゴやサンマの蒲焼きが代用にならないかといった実験を試みていたが、目の前で比較する本物の鰻の蒲焼きが無ければ、殆どの人はアナゴを鰻と勘違いするようである。・・・という事は、「タレ」の重要性を実証したことになるのだが、やはりアナゴはアナゴ。皮や身の食感、小骨の多さ、脂ののり具合などをつぶさに比較すれば、瞬間的な味覚の満足度はあったとしても、所詮、代用品は代用品となってしまう。

 一年間に5億匹もの鰻を食すという、鰻消費大国 日本。世界の50%の鰻が日本人の胃袋に入ることになる。温暖化による海流の変化、そして、しらす鰻の乱獲なども複合して今の状況を作り出す要因となっているに違いない。

 私見だが、自給自足を完全に忘れた日本が、常に背負っているのが食糧への危機感。地産地消と銘打って推進するも、焼け石に水の状態ではないか。農地における戦後の減反政策で数十年後に米不足とは何事ぞと、国政の将来的なシミュレーションの甘さに閉口してしまう次第。

 今後は農水産業の原点に戻り、国内食糧事情の安定化の為に、ハイテクと農林水産業の共存を図る大胆な政策を行う必要に迫られてきているように思えてならない。

 更に、都市部の食糧を全て支えているという、これからの地方の存在価値と重要性を再認識する時代となってきた。

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/
登録2012/07/27 00:04:30  更新2012/07/27 15:45:55   

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