2012/01/16
兵庫の旅
龍野の夕暮れ
龍野の町並みを散策しているうちに、いつの間にか夕暮れが
迫ってきていました。
それはまさに童謡・赤とんぼの詞に描かれている情景そのもの。
その情景に写真で近づけることは不可能ですが、
懐かしいこの童謡が、とても身近に感じられるようになりました。
龍野神社への参道脇からみた龍野の町並み。
大きな醤油工場は揖保川の対岸にあります。
手前の龍野城から揖保川までの間に広がる城下町には
小さな醤油工場が点在しています。
陽が沈み、変わって月が登ってきました。
夕焼けに染まった町を優しい青い光で満たします。
夕焼け空を映す揖保川の流れ。
水鳥もその日の営みを終え、自分の巣へと急ぎます。
■
登録2012/01/16 18:31:07 更新2012/01/16 18:31:38
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2012/01/15
兵庫の旅
夕焼小焼の。。。。。
夕焼けこやけの赤とんぼ。。。。。
誰もが知っているこの童謡「赤とんぼ」。
作詞した三木露風は兵庫県・龍野の出身なんです。
龍野公園にある「童謡・赤とんぼ」の歌碑です。
作曲は山田耕筰。
この詞を書いた時には、露風はすでに龍野を出ていて
鈴木三重吉の児童文学誌「赤い鳥」に詩を掲載するようになって
自らも童謡集「真珠島」を発行。
その中一編が、この「赤とんぼ」でした。
同じく龍野公園にある三木露風の像。
子供の頃から詩や俳句などを書くのが好きで
雑誌などに投稿していたそうです。
最初の詩集は17歳の時に出版。
その後、上京して北原白秋と並び注目されました。
露風の生家跡は龍野城搦手の奥にある龍野神社近くの
閑静な住宅街にありました。
操少年(操は露風の本名)は、龍野神社の境内から眺める
龍野の町並みを忘れることがなかったんだと思います。
町の中を散策していると、露風の優しい歌詞が生まれる土壌が
今もそこにあることが判ります。
■
登録2012/01/15 17:11:15 更新2012/01/15 17:12:03
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2012/01/14
兵庫の旅
楠公さん
先日の神戸地裁からの帰り道に、地裁のすぐ隣にある湊川神社を訪ねてみました。
楠木正成を祀る神社で、神戸市民は親しみを込めて「楠公さん」と呼んでいます。
正月三が日は初詣の人で大変な賑わいをみせますが、今はすっかり落ち着いています。
拝殿脇の建物の前には、参拝者が納めた破魔矢が山積みになっていました。この量からも初詣の賑わいが想像できますね。
今回は拝殿ではなく、門を入ってすぐ右手にある楠木正成公の墓所でお参りをしました。
■
登録2012/01/14 01:12:28 更新2012/01/14 01:12:28
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2012/01/11
Diary
責任の行方
2005年に起こったJR福知山線脱線事故の、山崎正夫前社長に対する判決公判が神戸地裁でありました。
結果的には大方の予想通りの無罪判決となりましたが、100人以上の犠牲者を出したこの事故で、企業トップの責任が法廷で問われたのは画期的な事だと思います。
兵庫県内では2001年に起こった明石花火大会歩道橋事故で250人を越える死傷者を出しながら、警備責任のトップである警察署長と副署長は検察審査会の3度の起訴相当議決にもかかわらず3度とも不起訴となるなど、何よりも優先されなければならにはずの「安全」をないがしろにした結果の事故に対する責任追及の甘さが次の悲劇を生んだという声もあります。
最近では法改正などによりこれらの責任を法の下で裁く道が開けてきたようですが、何より必要なのは組織トップの意識改革ではないでしょうか?
判決内容よりも裁判が行なわれた意義をしっかりと受け止めて、安全で住み良い兵庫県になってほしいと強く願った一日でした。
上の写真は神戸地裁の建物。明治37年に建設された当時の赤煉瓦庁舎の外壁が一部残っています。
■
登録2012/01/11 16:53:03 更新2012/01/11 16:53:03
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2012/01/10
兵庫の旅
播磨の小京都・龍野を歩く。。。。。
久しぶりにまとまった時間ができたので、龍野に行ってきました。
平成の市町村合併で旧揖保郡を吸収して平仮名の「たつの市」となりましたが、個人的には旧地名の方が好きなんです。
揖保川を挟んで蝶が羽根を広げたような形の旧龍野市は醤油造りで有名な落ち着いた城下町です。
但馬地域にほど近いところから流れて来る揖保川が町を東西に分断し、川の右岸に張り出す鶏籠山(けいろうざん)の頂上に赤松氏によって山城が築かれた時から龍野の城下町としての歴史が始まります。
数世紀を経て江戸時代になると城は山の麓に移り、穏やかな気候と豊かな資源に恵まれた地方都市として栄えました。地元産の大豆等を使った醤油造りが盛んになってきたのもこの頃です。
昔ながらの製法で造る小さな蔵もあるのですが、全国に名が知れた大手の工場もあります。
小さな町なのですが、趣きのある立派な建物も多く、広い敷地に建つ豪邸も多い事からも古くから経済的に潤っていたことが伺えます。
今回は、JR西日本のハイキング・ウォーキングマップ(JR西日本のサイト「JRおでかけネット」からも閲覧できます。)のルートに沿って歩いてみましたが、あちこち覗いたり寄り道したりしながら歩いていたら日没になってしまい、予定の半分ほどしか回れませんでした。
近いうちに続きを回りたいと思っています。
■
登録2012/01/10 00:45:43 更新2012/01/10 00:45:43
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プロフィール
兵庫県在住、自称”播州人”のShamrockです。
兵庫の折々の出来事や風景などを身近なところから拾って
お伝えできたらいいな・・・・・・。
なが〜いお付き合い、宜しくお願いしますね。
コメント
20年に一度の光景
└
竜舌蘭@@
└
それって密造酒?(笑)
冬の日本海を楽しむ。。。。。
└
こりゃ、違反だ!
└
海の色
└
満喫しました
└
冬の日本海は・・・
冬の円山川
└
積もってますね♪
└
スノーダイブ^^
楠公さん
└
なんこうさん
└
いいところですよ〜
明けましておめでとうございます。
└
美しいですね
└
無駄のない美しさです。
加古川のかつめし
└
勝つ?めし
└
手抜きなのか合理主義なのか。。。。
└
これは、食べてみたい!
└
ボリュームもあります!
須磨海岸の夕暮れ
└
青葉の笛
└
討たれし平家の公達哀れ
皆既月食
└
見事、見事!
└
ありがとうございます^^
└
これはすごい
└
すごい!!
└
ありがとうございます
兵庫ブランチ初の。。。。。
└
なかなか素敵な写真ですね。
└
ありがとうございます^^
飛騨に行ってきました。
└
いいですね〜
└
命の洗濯〜なんちゃって^^
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迫ってきていました。
それはまさに童謡・赤とんぼの詞に描かれている情景そのもの。
その情景に写真で近づけることは不可能ですが、
懐かしいこの童謡が、とても身近に感じられるようになりました。
龍野神社への参道脇からみた龍野の町並み。
大きな醤油工場は揖保川の対岸にあります。
手前の龍野城から揖保川までの間に広がる城下町には
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夕焼けに染まった町を優しい青い光で満たします。
夕焼け空を映す揖保川の流れ。
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