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思い出深い、鞠智城。

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 今回、取材や写真撮影会などで良く利用する観光スポットの、鞠智城(熊本県山鹿市菊鹿町米原443-1)をご紹介したい。ちなみに、筆者にとって思い出深いところである同城跡は、1300年前の山城で、広大な敷地の中に、鼓楼、米倉、兵舎だどが復元されている。

 熊本市内から1時間弱で行ける、ツーリングに最適な開放感のある鞠智城跡は、家族でもカップルでも結構ゆったりと楽しめる処である。また、敷地内には、温故創生館や土産店もあり、そこでは写真のような食事も可能となる。

 鞠智城は、元々「くくちじょう」と称していたが、現在の呼称は「きくちじょう」に定められた。

※「鞠智城跡」は熊本県指定史跡で、「続日本紀」に登場する山城。大和朝廷が7世紀後半に太宰府を守る為に築いた軍事拠点と考えられ、その広大な遺構からは木簡、軒丸瓦など貴重な資料が出土している。

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【ロゼッタストーン鞠智城サイト】 http://www.dandl.co.jp/gold/kikuchijo/Link

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/8/20 04:19 am

20年前にチブサン古墳をCG化!!

▼山鹿市役所 市長室で「チブサン古墳シミュレーション動画」を寄贈する場面(左が、当時の中原淳市長)
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 写真を整理をしていたら、20年以上も前の写真が数枚出て来た。その中で、凄く思い出深いものがあったので、是非紹介したい。

 当社(D&L社)が、当時、CG専用マシンであるシリコングラフィックス(1基3200万円/ソフト720万円)を導入し、熊本県で初の装飾古墳「チブサン古墳の再現」を動画として創り出したのだった。手前味噌だが、当時としては本格的なCG動画は大変珍しく、勿論、熊本県では初の画期的なものであったと自負する次第。

 筆者が最初に眼を付けたのは、古代建造物などの再現及び復元である。熊本県には、全国に存在する装飾古墳の内、4割近くが点在する。装飾古墳のメッカでもあり、中でも、珍しい装飾で知られる「チブサン古墳」の姿は幼い頃から気になって、気になって仕方がなかった。

 先ずは現地へ足を運び、取材許可を得て、実際に羨道を通り、玄室へと進んだ。しかし、そこは保管(湿度及び温度管理)の為に、分厚いガラスで仕切られ、やっと石棺が見れた程度だった。当時はデジカメなどなかったので、フィルムカメラを用い、ノーフラッシュで撮影した写真を、CG用のテクスチャーに使用した。現在のデジカメだったら、暗がりでの撮影はおてのものだが・・・現像を頼んで出来上がりを見ないと何とも言えない状態だ。

 そこで、現像した写真のネガをスキャナで読み込む必要があるが、これも色々と難航した。1200年前の石棺に描かれた絵柄を、如何にリアルに表現するか。又、盗掘されたのだろうか・・・石棺正面の一部の石板が紛失しているので、その手掛かりとなる物があるか否かも調査したが、結局はその当時の絵柄を突き止める事はできなかった。

 ようやく出来上がった1分少々のシミュレーション動画。・・・今ならば、大したレンダリング時間などは気にもならないが、当時は、1枚のCGをレンダリングするのに、数千万円のマシンを使用しても、20分以上掛かったのだ。仮に、1秒(30コマ)の動画を創るとしても、モデリングやマッピングの作業を別として、そのレンダリングには・・・何と、20分×30=10時間以上を要するのだ。

 気が遠くなるほどのレンダリング、そして、放送局用(業務用)デジタルビデオに落とし込む時間も必要となる。・・・取材、モデリング、テクスチャーマッピング、アニメーションプログラム、レンダリング、βカム落とし込みと、二ヶ月ほど掛けてやっと完成した。

 そこで、当社としては是非山鹿市の観光情報の一助となればと思い、「チブサン古墳CGシミュレーション動画」を、山鹿市へ寄贈する事にしたのだった。当時の中原淳市長も大変喜んで頂き、その動画を、同市役所のロビーと私立博物館にて定期的に放映する事になった。

 テレビ局や新聞社などマスコミも、大々的に取り上げて頂き、微力ではあるが、山鹿出身の筆者としては、一つ故郷にお返しをできたかと安堵した事を思い出す。本来ならば、大スポンサーが付けば、もっとディテール及び学術的なシミュレーション動画が制作できたであろうけれども、筆者なりのささやかなプレゼントのCGを見て、マルチメディアの世界に飛び込んだ子供も居るんじゃなかろうかと、勝手に想像したものだ。

 CG制作は凄く大変辛い仕事だが、素晴らしいバーチャルワールドを創り出すもの。・・・また、機会があれば、このような歴史的に貴重な遺産など建造物、仏像などの再現、復元ができればと・・・まだまだ、その夢を捨てきれない筆者が居るのである。

 末筆ながら、当時の制作者は寝食忘れてこの動画制作に傾注した。本当に苦労を掛けたけれども、当社23年半の歴史における業務実績の中で、ナンバーワン、最高の逸品であり、感謝の気持ちを忘れたことはない。


▼1996年に当社が立ち上げた「チブサン古墳」のWEB SITE
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【チブサン古墳当社サイト】 http://www.dandl.co.jp/gold/chibusan/Link

           


  • posted by Chikao Nishida at 2014/8/17 02:11 am

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