ここ三年は、CANON EOS 5D MARK IIばかりを使っていたので、Nikon一眼使用は、Leica4機種を間に挟み10年ぶりとなる。日曜日でもあり、現地では多くの観光客を覚悟していたが、梅雨入りとの報道があったからなのか、期待に背き観光客は少なく、楽々取材ポイントを定め、近くのベンチに取材一式を置き陣取ることができた。
また、写真2は2009年製CANON EOS 5D MARK II(2010万画素)で撮り、写真3は2012年製Nikon D800(3630万画素)で撮ったものである。前者は3年以上経っても、最新型のハンディデジカメとは全く比較にならぬほどシャープで映像クオリティが高い。後者はプロが使用するに堪えうるものなので、言わずもがな・・・質感の高さには撮影した私が腰を抜かしてしまうほどで、悔しいが、腕よりカメラの方がずっと進化しているのが実証された。
昨日、久し振りに熊本城内に足を運び、NikonとCANONのデジタル一眼レフの違いや、ワイドやズームレンズの作画の違いなど、実験方々取材を行った。
ここ三年は、CANON EOS 5D MARK IIばかりを使っていたので、Nikon一眼使用は、Leica4機種を間に挟み10年ぶりとなる。日曜日でもあり、現地では多くの観光客を覚悟していたが、梅雨入りとの報道があったからなのか、期待に背き観光客は少なく、楽々取材ポイントを定め、近くのベンチに取材一式を置き陣取ることができた。
目の前を往き来する人が少なかったので、取材に関しては好都合。ファインダーの先を遮る人も無く、画角を模索しながら交換レンズを装着し、炎天下の汗まみれの取材となった。梅雨入り宣言があったので、私も曇り空と予想していたのだが、ギラギラと夏の太陽光が遠慮なく照りつけるではないか。・・・これじゃ、PLレンズフィルタ無しでは、少々厳しいような不安・・・。
そうしている内に、約1時間で大天守、小天守、宇土櫓など300枚ほど撮影を行い、オフィスに戻った。デスクでそれら写真をチェックしていたのだが、最初に写真上が目に留まった一枚の写真。・・・「あれ、瓦の線が2カ所ほどモヤっとしている!」・・・デジタル虫眼鏡で拡大して見ると、何とまあ草が産毛のように生えているではないか。
日頃から眼鏡をしているので、遠隔に見える大天守の瓦の境界線は、正直なところ鮮明には見えてはいない。デジカメのAF(オートフォーカス)のファインダーの中で焦点箇所を操作しながら、あとはAF任せとなる訳だ。眼前の料理の撮影は楽だが、遠隔撮影はその点が一番辛いところ。
これから梅雨の時期に大量の雨が降れば、この草たちは更に育って行くに違いない。瓦の隙間に野鳥が運んできた植物がすくすく育って行くと、城の美観を損ねるどころか、瓦がもろくなり割れてしまう可能性もある。
いやはや、肉眼に比べ、カメラのズームレンズは正直でもあり、実に怖いと今更ながらに驚いてしまった次第。・・・管理人の方々へ一言。「早期に草取りを宜しく願いたい!」と。
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