ロゼッタストーン／THE ROSETTA STONE

　「神楽坂 くろす」の鯛釜炊御飯。これは逸品中の逸品。どっしりと重そうなした釜の中を覗くと、どんと一匹の鯛が見え、その下には出汁を含んで炊きあがったばかりの御飯がちらりと顔を見せている。

　魚の生臭さなど全くなく、顔を近づけて嗅ぎ回りたいほどの「ほっこら米」で、自家製煉り梅とともに食せば、至福の極み。・・・取材に随行したロゼッタストーン東京特派員二人は、遠慮無く２〜３杯を食していたようだ。筆者もご多分に漏れず、さらりと３杯を「ごちそうさま！」だった。

　今からも黒須浩之料理長が奏でる和の調べは、延々と続くのであるが、この大雪で交通機関の乱れ、あちこちの道路の渋滞などがあるにも関わらず、ランチもディナーも予約で空きが無いほどだ。

　この「神楽坂 くろす」の鯛釜炊御飯。是々非々、一度ならず二度、三度食して頂きたい料理の一つに挙げさせてもらった。

　「☆三つ、頂きました♪」

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