ロゼッタストーンBLOGニュース
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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

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※文責:西田親生


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2012/07/24 先見塾(起業家育成塾)
漢字の読み書きと若い女性の話
漢字の読み書きと若い女性の話

 お茶をしていると、隣のテーブルから真剣な顔をして「漢字が読めないから、新聞が読めない。毎日、新聞を眺めて、読めない漢字にマーカーをして、書き写して、それから辞典で調べて、読み仮名や意味を赤で書いて、赤いフィルタを買ってきて、練習すれば良いんだろうか?」という二十代の女性の声が聞こえて来た。

 準備段階で力みすぎ、あれこれ気が散っているような感じを受けた。・・・その表情は、大人になっても漢字を読めない自分に焦りに焦ったものだった。しかし、本人は真剣だ。読み書きに集中しているのは分からないではないが、要は漢字を棒読みするのではなく、新聞に書かれているその内容を如何に深く読み取るかなのである。何でも武蔵坊弁慶の様にフル装備をすれば十分だと思い込み、あれこれ順序や流れ、そしてツールの使い方ばかりに気を取られている。

 多分、学生時代にまともに勉強の仕方も教わっていない、又は、学習への意欲も興味もなく、大人になってもダラダラと、周囲の友人がその程度だから自分もその程度に合わせていれば良いのかと、高を括っていたのではなかろうか!?

 部首や画数も曖昧、そして筆順などが滅茶苦茶な状態では、まともに漢字学習が出来るはずがない。筆順がまともであれば、画数も間違いなく言える訳で、また、筆を使っても、筆順さえしっかりしていれば、それなりに見事な字も書けることになる。

 以下は私事で申し訳ないが、達筆で漢字を正確に書いていた祖父の事を思い出した次第。私が幼い頃・・・或る日のこと、幼稚園から帰宅するなり、祖父が座している大きな角火鉢の横に強制的に座らされた。いきなり、祖父が新聞を持ち出し、その日の「漢字」を選び、火箸を使って灰の上で漢字を書いて見せた。・・・私に漢字の読み書き、そして意味を正確に覚えよと言うのである。

 それから毎日、特訓が始まったような気がする。外で遊びたい気持ちが一杯の私だったが、その火鉢の中で、漢字の読み書き、意味、そして筆順を徹底的に教えられたことになる。余所を向くと、火箸が私の右手(剣道の籠手の様に)にパシッと飛んでくる。

 病とは縁遠く92歳まで長生きした祖父だったが、今思い起こせば、毎日、人差し指を自分の目の位置に突き出し、忘れかけた漢字を何度も何度も宙に書いていたようだった。なるほど、漢字は忘れるもの。忘れる前に、何度も繰り返して徹底的に頭にインプットしていたのである。

 私が学生の頃、実は数学、物理、英語は得意分野であったが、現代国語や古典、歴史などには一切興味もなく嫌いだった。しかし、幼い頃の特訓のお陰か、漢字を書く時に99%筆順を間違えることはない。筆を握っても、さらりと文字が書けるのである。

 最近、漢字が読めない若い人が増えたと言われるが、やはり日本人で生まれたからには、漢字をある程度勉強しなければ、対人関係で重要な言葉を介してコミュニケーションが取れるはずがない。スマホなどで簡単勝手に変換する便利さに馴れてしまっては、心の声を相手に伝えることが出来なくなってしまうのである。

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/
登録2012/07/24 06:32:07  更新2012/07/24 06:44:57   

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