ロゼッタストーンBLOGニュース
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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

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※文責:西田親生


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2012/07/04 先見塾(起業家育成塾)
栞(しおり)
栞(しおり)

 私にとって、デジタルな世界で一際目立つ物は、アナログなものばかり。今回は、頂き物だが、心を和ませてくれる「栞」について書き綴りたいと思う。書籍の間に挟んで、どこまで読んだのか・・・また、次にどこから読むのか、その目印となる「栞」。布、革、紙製のものが一般的な「栞」として、読書愛好家には必需品の一つとなっている。

 先日、或る方からの贈り物として、チェコ製のアーティスティックな「栞」を三種頂いた。今まで見たことの無い「栞」の一つ一つを手に取り、眺めてはデジタル一眼レフで接写を試み楽しんだ。

 勿論、今話題の電子書籍にも「栞」をプログラム化して、アナログに近い操作で目印として電子書籍の任意のページに挟むことが出来る。あくまでも仮想現実世界・・・つまりバーチャルな感覚をビジュアルに人間の脳に植え付けて、サウンドエフェクトと連動してアナログな「栞」を演出している。

 私もIT関連企業の経営者として、仕事としてデジタルは必須。世界中がデジタルの渦に巻き込まれてしまった今、最近、アナログが速度や検索、データベースの分析などにおいてデジタルに劣っていようが、そのアナログを突き詰めると、結局、デジタルは手法であり、最終的な存在価値はアナログにあると考えるようになってきた。

 今回頂いたチェコ製の「栞」を眺めていると、とても人間の素晴らしい知恵やアーティスティックさの重要性を再認識させてくれた。触れてみると、どっしりと重さもあり、革紐にぶらさがっている太陽、月、人、ハサミ、ワンちゃん、骨・・・と、現在のデジタルでは不可能な「感触」を指先や掌で捉える事が出来るのである。

 机上にある書籍に挟んでみては、また書籍を開いたり・・・目印となる「栞」の役割を色々と考えていると・・・いつの間にか数時間が過ぎてしまった。

 中学生の頃、ボーイスカウトに入隊した。その野営訓練の教本の中に、山林の中を歩く時に枝を折って矢印代わりにしたり、危険箇所の目印など、色んなイラストを思い出してしまった。折られアイコン化された木の枝も「栞」と言うのである。書籍の世界を垣間見るための目印である「栞」、そして大自然に迷うこと無く深い森を走破するための「栞」。実にシンプルだが、目印として大いに役立つ。

 申し訳ないが、私はハイブリッドよりもガソリンエンジンを、液晶デジタル時計よりも手巻き式のムーブメントを格納した腕時計を、電子ペンよりも墨をたっぷり染み込ませた筆を、そして電子的な繋がりのSNSよりもFACE TO FACEの生きた素晴らしいリアルな人間を好むのである。

 どんなに便利なデジタル時代と言えども、人生において先人の知恵を「栞」(手引き書)として学び、更に手に取り、匂いを嗅ぎ、触れる事が重要だ。・・・ここらでアナログの大切さ、素晴らしさを再認識する時ではなかろうかと思う次第。

栞(しおり)

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/
登録2012/07/04 22:35:55  更新2012/07/04 22:50:38   

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