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やまが門前美術館の愛犬

▼やまが門前美術館の愛犬「RAN」

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 山鹿市の芝居小屋 八千代座近くにあるカフェ&民芸ショップ「やまが門前美術館」に足を運んだ。今回で3度目の訪問である。店主の角田恵二郎さんは、私の従兄弟と中学校時代の同級生らしい。昔話に花が咲き、久しぶりに耳にする知人、友人の名前が飛び交った。

 同ショップは、マユで創られた可愛いキャラクタなど、数多くのグッズが陳列してある。そこで、休憩方々、美味しい挽きたてのコーヒーを飲みながら、愛犬「RAN」と遊ばせてもらった。

 この愛犬は、1年前に角田さんが保健所から譲り受けたわんちゃんだと言う。まだ、2歳なので歩き方もあどけない。メスなのか、私が近づくと、目をきょろきょろとして落ち着きなく、やや引き気味のご挨拶だった。こちらが知らぬ顔をしていると、また、こそっと近づいては、革靴やスラックスなどをクンクンと嗅ぎに来る。

 しばらくして、角田さんが「RAN」のお得意技である球技を見せてくれた。転んだり跳ねたりするボールを、一瞬にして咥えてしまうのだ。バウンドするボールを、錦織圭のように素早い反応で跳ね返る瞬間に仕留めるといった具合。引っ込み思案な「RAN」は、次第に気合が入ってきて、先ほどの様子と一変して、ボールと楽しく戯れていた。

 わんちゃんを亡くして1年半ほどになるので、久しぶりにわんちゃんと遊ばせてもらった。頭の良さそうな目をしている「RAN」。まだ2歳なので、だんだんと知恵がつけば、もっと面白い技を習得するのだろうと・・・。

▼やまが門前美術館
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▼やまが門前美術館 店主 角田恵二郎さん
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▼ボール遊びに熱中する愛犬
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▼ケーキセット
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▼マユで作られた可愛いキャラクタ
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

             

  • posted by Chikao Nishida at 2015/11/7 11:03 pm

あんなに魚から逃げていたのに!

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 生まれたのは、熊本県北部の温泉町 山鹿市。山鹿中心街は、北側に西から日輪寺山、震岳、不動岩などが盾となり、南は広大な田園地帯が続いている。温泉は800年の歴史を持ち、九州最高峰の泉質として名高く、温泉愛好家たちが全国から訪れる。また、夏場は山鹿灯籠祭りが8月15日・16日の二日間にわたって開催され、昔々は、県内外から50万人の観光客が足を運んだこともあった。

▼「山鹿温泉郷」弊社情報
 http://www.dandl.co.jp/gold/yamagakanko/Link

 12歳まで、その山鹿に育ったために、山の幸、川の幸には恵まれていたものの、新鮮な海の幸とは縁がなかった。当時、現代の冷凍技術があれば、それなりに新鮮な海の幸にありつけたのかも知れないが、昭和30年代は、魚となれば、リヤカーの行商が山盛りの氷と塩を積んで、その中に有明海の魚介類をぶっ込み、売っていた。一般的な魚といえば、塩サバがスタンダードな海の幸の一つ。塩焼きにする魚を七輪にのっけて、内輪でパタパタと焼かれていたのだろうと・・・。

 勿論、川の幸は豊富で、天然の鮎、鮒、鯉、鰻、スッポンなどは一級河川・菊池川に行けば、いくらでも獲れた。山手の小川には沢蟹がうようよしており、田舎の親戚の家に遊びに行くと、内子を含んだメスの沢蟹をそのままぶっこんだ、蟹飯が振る舞われた。内子がご飯に溶け込み、サフラン色に染まり、何杯もお代わりをしたことを覚えている。・・・まあ、それだけ自然がたくさん残っている証なのである。

 上述のように、生きたままの海の幸は、当時、相当高価なものであり、一般家庭では、なかなか口にすることができなかった時代である。よって、保存食のような、鯵のみりん干し、塩サバなどがご馳走だったので、幼い頃から・・・海の幸は、塩辛い魚、生臭い魚、干からびた魚ばかり。夕飯の時にはとことん逃げて回っていたのだった。

 手の平鯛を沢山頂戴すると、小骨ばかりが邪魔をして、箸が進まない。鯉の洗い・・・川の幸の刺身を酢味噌で食べても、泥臭くて不味い。気付けば、魚と聞くだけで、できるだけ避けて通りたかった自宅の夕餉である。

 ところが、大人になり、都市部に住むようになると、いつの間にか、海の幸があちこちで食せるようになっていた。専門レストランの台頭の時代だ。生きたオマール、伊勢海老、渡り蟹、鯛、鯵、車海老、雲丹、蛸、烏賊などなど、あらゆる海の幸が、生きたまま、目の前で捌かれている。その新鮮さは、昔からの悪いイメージを完全に払拭させてくれた。

 よって、自宅では、海の幸が食卓を飾ることが多くなってきた。完璧に肉党の家庭であったにも関わらず、皆、寿司や刺身、塩焼き、煮付けが大好きな家庭に様変わりしていった。

 昨日、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏にて、私にとっては今年最後の秋刀魚になりそうな、その塩焼きを注文した。在庫が三匹とのことだったので、二匹を食べることにした。長く独身生活をしていると、秋刀魚でさえ焼くのも面倒臭くなっている自分が居る。丁寧に塩焼きにされた秋刀魚は、何杯でもご飯が入るほど、満腹中枢が狂ったかのように、ご飯をかき込んだ。

 秋刀魚の塩焼き、ご飯、味噌汁、そしてお新香。これが、典型的な和食の組み合わせである。あの世界無形文化遺産に登録された、和食である。・・・しかし、満腹になった後、帰途についたが、今度は、「肉が食べたい!」と心の中で誰かが叫んでいる。

 人間というものは、なんと貪欲なのかと。特に「食いしん坊」の私がそうなのかも知れないが、食事ほど心を癒してくるものはない。食欲が失せた時は、何らかの病に蝕まれているに違いない。また、精神的にどん底に凹んでいる時も、同じこと。食欲が生きる力を与え、さらに免疫力や自己治癒力を増幅させ、生命の維持に繋がっている・・・。

 何はともあれ、料理を美味しく食せるほど、幸せなものはないと・・・つくづく、感じ入った次第。特に、心開いて語り合える人との食事に勝るものはない。それが、どんなに粗末なものであろうが、宮廷料理など比較にならぬほど、美味しく頂けるのである。


【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2015/11/5 01:54 am

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