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人間関係の難しさ・・・

▼記事と写真は関係ありません

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 書簡を出したり、メールやメッセージを送ったりした時の後味は如何に!?返事のレスポンスやその文書内容を読み解くと、その人なりの全体像が見えてくる。つい最近の話だが、こちらからのメールに対する返信メールを拝読すると、こちらからのメールを熟読し、全てを把握した上で、それに対して丁寧に答える文書を頂けば、すこぶる心が熱くなるばかりか、その方の人間性の素晴らしさに感服するばかりとなった。

 今まで、何人もの人たちとの絶縁を経験してきた。原因は様々だが、絶縁を選んだほとんどの人たちは、日頃からメールなりのレスポンスが悪く、被害妄想だったり、猜疑心に苛まれたり、思い込みだったりと、結果的に会話が成り立たぬ状況に陥ってしまう人ばかり。よって、絶縁の道へを選びつつ、次第に彼らの足は遠のいてしまう。単なるコミュニケーション不足の話だが、その程度で崩れるような関係であったと考える様にしてきた。

 それでも根拠なく、一方的に絶縁を選んだ人たちは、結局は自分自身も信じていないような不可思議な挙動が端々に見え隠れしていた。多分に、自分の心を他人へ伝えるのが不得手でもあり、無言の期間が長ければ長くなる程、重々しい空気を自分で背負ってしまうのである。更に重々しい気分が続けば居た堪れなくなり、その原因をコミュニケーション不足の相手に転嫁して、悪者に仕立ててしまうというという、負のスパイラルに入ってしまう。

 また、長年付き合いがあったとしても、「一所懸命に色々してやったじゃないですか!?」と激昂寸前の人もいた。しかし、恩に着せるような捨て台詞は大人気なく、犬も食わない。何故なら、相手のためと思って一所懸命に世話をするのは、有り難くもあり素晴らしいことだが、捨て台詞にそれが含まれていると、そのお世話は誠意ではなく、信頼関係など最初から皆無であった事になる。すこぶる残念な事であるが、発した言葉は消えることはない。

 我が半生において、今まで四人の男性から同じ様なことを言われたことがあった。四人とも激昂寸前であり、声も震えていたが、あと一歩、二歩引いて、己の背中をじっくりと見ることができれば、絶縁という選択肢はなかったはずだ。どんなに絶縁されたとしても、不思議な事に、当時の彼らの笑顔だけは忘れることはない。彼らは、その素敵な笑顔を忘れてしまったからこそ、絶縁の底なし沼に飛び込んでしまったのだろうと・・・。

 良好なる人間関係を維持するのは、決して生易しいものではない。よって、接する人を選ぶ時は、その人の所作なり言動なりをしっかりと見据えて、手紙や会話などのキャッチボールがあるのならば、その文章や言葉にしっかりと耳を傾け、その人の素晴らしい点を見出し、更には、胸筋開いての異見の擦り合わせなどもどんどん遣るべきではないか。それが人間らしくもあり、知らず知らずの内に、信頼の礎(いしずえ)が頑強なものとなり、互いに良き人生を送ることができるのではなかろうかと・・・。


▼最近お会いしていないナイスガイ(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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▼最近お会いしていない野生の白鷺(八景水谷公園)
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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/2 12:00 am

Think different...

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 12月に突入した。紅葉の見頃も今週が最後かと、先般取材した泰勝寺跡の紅葉の写真をスワイプしながら、閑静なる細川家菩提寺を散策した次第。外は、嵐ではないかというほど、強風と共に雨が叩きつけている。昼間も、薄暮時のように暗く、豪雨の中で雷鳴が聞こえてきた。

 昨日の講義の中で、Apple創始者のスティーブ・ジョブズの名言を紹介し、その信念を伝えたのだった。一つは「Think diffrent」という、1997年の同社コマーシャルのキャッチフレーズ。二つは、2005年にジョブズがスタンフォード大学卒業式辞で放った名言「Stay hungry, stay foolish」である。

 ジョブズの死から、既に10年が過ぎてしまった。Macintoshと出会ったのが1984年だったので、これまた、37年が過ぎ去ったことになる。Macとの初対面は実に衝撃的なもので、この世のものではないようなジョブズの思想を感じ、未来のコンピュータを予感したのだった。

 案の定、その時の勘は的中した。オフィスコンピュータがダウンサイジングしたWindows系と異なり、そこには職人としてのクリエーターとしての哲学が詰まった、アーティスティックなMacが、今も尚、ユビキタス時代を牽引している。工業製品をアート化したAppleの功労でもある。

 OS戦争では大敗を喫した日本だが、カメラ業界だけは、世界を席巻。最近では、ミラーレス時代が到来し、小型高機能化の中で、目を瞑っていても9箇所の自動フォーカスやら1秒間に120コマ連写可能の化け物が誕生している。

 中でもSONYの一眼レフデジタルカメラは人気の的である。元々、ミノルタαシリーズを踏襲したものだったが、現在では独自路線を直走り、CCDの開発能力も相まって、他のカメラメーカーもその技術力に依存するようになっている。

 ジョブズがこよなく愛したSONY。流石に、ジャパン・ブランドである。しかし、筆者のカメラ群は皆Nikon。これまた、地味だが光学レンズやその他技術力は秀逸であり、「職人魂」が全てに宿っている。

 あの時、AppleとSONYが連携し、現在に至っていたのでれば、また、ICT&IOT時代、次世代なるメタバース時代は、とっくの昔に現実世界となっていたに違いない。


▼泰勝寺跡の紅葉
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/1 12:00 am

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