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捌ける捌けぬは、どこが違う!?

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 カメラやレンズを磨きながら、仕事が捌ける人とはどういった人なのか、捌けぬ人はどういった人なのかを考えてみることにした。

 捌ける人は、何と言ってもオーラが違う。いつも元気溌剌で、広角打法にて、色んなことに挑戦している。いっときもじっとしていない。連絡をすれば、リターンはマッハの勢いである。常に先の先を見据えて、仕事に邁進しているのが手に取るように判る。

 捌けぬ人は、常にとろい。言葉や表情に覇気がなく、堂々巡りばかりで、何日、何週間、何ヶ月経っても、前進の兆しも見えない。それが、一端の大人として恥ずかしいことであるとは思ってなさそうだ。いやいや、子供がいる大人であれば、あり得ない醜態だ。

 捌ける人の目はギラギラと光っている。好奇心旺盛で、次から次へと挑戦して、失敗しても、それを取り戻すために再び立ち向かう。どんなに辛くても、笑顔が絶えない。見ている方がワクワクするほど、楽しさいっぱいのオーラが体全体から噴き出している。

 それに反して、捌けぬ人は、目が濁っている。表情も暗く、声のトーンも膜が張った状態だ。負のスパイラルに入り込んでしまえば、自分自身の愚策が原因であるにも関わらず、奇跡的な棚ぼたを待っている。何事も受け身で待っていても、宝が落ちてくるはずがない。

 この負のスパイラルというものは、及び腰の自分自身が意識に埋め込んだものであり、逃げに転じたことへ恥ずべきものである。改善する気力もなく、ただ、時間だけが経つという悪循環。変化もなければ、進化もない。達成への喜びを欲していないのか、理解に苦しむばかり。

 人間は、ある程度の年齢に達すると、完全に守り(逃げ)に入る。それが40代、50代にて守りに入れば、人生そのものは、花畑の中を走り回るように楽しいものではなくなってしまう。自身の弱点を払拭しようと動くこともなく、何年経ってもぐだぐだ言うだけでお仕舞い。

 以上は、捌ける捌けぬは、性格的なもの、育ち、教育、そして周囲の友人関係で決まってくるように思えてならない。優秀な仲間が集っていれば、常に触発される。自力以上を求め、ひたすら努力を重ね、ブラッシュアップして捌ける人へと。見ていて、すこぶる清々しい。

 やはり、一度きりの人生となれば、捌けぬ人よりも、捌ける人になった方が、どれだけ楽しい人生でありはしないかと。まあ、考え方は人それぞれ異なるが、何事も一つ一つの「〆」のある人生を送りたいものだ。これからも諦めず前進あるのみと自分に言い聞かせ、新たな一歩を踏み出せればと・・・。

▼和水町肥後民家村で見掛けた水仙の花
20220318narcissus


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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2022/3/18 12:00 am

前例主義がもたらす停滞

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 行政などでよく耳にする決まり文句の一つに、「前例がない」という断り文句がある。あたかも歴史や慣習を尊び、これまでの状態が寸分の狂いもなく正しいかのように言い放つその姿勢には、違和感しかない。

 では問いたい。「その慣習や慣例は、いつから行われているのか? 時代の変遷とともに、何も変わらず今日まで続いているのか? 今の慣習や制度が始まったときには、なぜ『前例がない』と言って門前払いをしなかったのか?」と。

 「前例がない」という言葉ほど、発展性を欠き、恥ずかしいものはない。今ある決まり事や慣習がすべて正しいわけではなく、法的に曖昧なまま現在に至っているものも少なくない。

 横柄に「前例がない」と一蹴する人々に言いたい。未来を見据えて国民の幸福度を上げるために、「前例がない」という言葉で改善の余地を封じるのは愚かである。そこには進歩も発展もない。

生産性のある応答とは

 本来ならば、「前例がない」と切り捨てるのではなく、「そのご意見について精査し、前向きに検討したい」と答える方が、はるかに生産的ではないか。あなたは神でもないのだから、「前例がない」という軽々しい発言は今後慎むべきである。

「前例がない」が生む停滞

 「前例がない」と言ってしまえば、メタバースもアバターもビデオ会議も生まれなかっただろう。自分が理解できない分野のものを、根拠もなく否定するのは、既得権益に縛られた視野狭窄の表れにすぎない。融通の利かない石頭の思考回路では、社会の好循環など期待できない。

「前例」を創る勇気

 最後に強調しておきたい。「前例」とは「ない」のではなく、「創る」ものである。未来を切り拓く意志こそが、新しい前例を築いていくのだ。


20220317DUCK


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/3/17 01:53 am

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