子供のフレッシュな感性も素晴らしい。けれども、大人になると、心の繊毛はもっと繊細な機微を捉えるようになります。
よく知られている絵や、子供の頃に見た絵を、今の自分の感受性を可能な限り大きく開いて、もう一度見て下さい。絵は厳密に言えば三次元の作品ですから、できれば本物に会いに行ってみること...。
きっと、それは同じ絵とは思えないほど、たくさんの発見をもたらしてくれます。自分の感性と共に、絵は新しく生まれ変わっているのです。
「ほら、見て!こんなに綺麗な水...。」と言いながら、腕の中の小さな赤ちゃんに、クロード・モネの「エトルタの断崖」を見せている若いお母さんがいました。お母さんも赤ちゃんも、目がキラキラ輝いていました...。

三菱一号館には、ミュージアム・カフェもあります。高い天井と、暗い照明に映えるクラシカルな内装がとても素敵です。




★三菱一号館美術館★ Cafe 1894の情報もあります。
http://mimt.jp

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