ロゼッタストーンBLOGニュース
※このブログの内容は2011年2月から2013年6月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。

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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

その他、ロゼッタストーンはメディア融合を軸として、2005年にPODCAST、2007年に仮想現実3Dワールド・セカンドライフ、2010年にD&L TV(USTREAM番組)、2011年に先見塾(起業家および女流戦略家育成塾)をスタートし、多元的な情報発信と人材育成に尽力しています。

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※文責:西田親生


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2012/08/13 先見塾(起業家育成塾)
人間関係・・・上司と部下
人間関係・・・上司と部下

 人は社会人となり、混在となりがちなプライベートとオフィシャルを上手にケジメをつけながら、大きく育って行かねばならない。

 しかし、そこでお構いなしに眼前に立ちはだかるのが、上司の壁、同期との競争、そして部下からの突き上げなど、様々なしがらみを解きほぐしながら、日々仕事に精進しなければならない。・・・企業戦士の宿命でもある。

 上司と部下の関係は、特に複雑だが表に出し難い場合が多い。日本の組織、そのピラミッド構造においては、定年まで続くものであるが、その度に上手く処理できるかどうかで、仕事人としての人生が決まってしまうと言っても過言ではない。

 私の経験上、上司、同期、部下・・・私も含めて、その人なりの癖ある人間が多かった。新入社員歓迎会から無礼講で親しくしてくれた役員や、最初から理由もなく批判的で、何かにつけ嫌がらせをする情けない上司も大勢居た。

 今回は特に、当時の上司(部長/52歳)と私(係長/28歳)との関係を例に挙げ、振り返ってみたいと思う。

 或る日の事。大先輩(役員)が役員室にて「私が若い頃と良く似ている。おべっかも使わず、やんちゃだが堂々としているところが良い。もっと暴れていいから、頑張れ!!」と突然言われたことがあった。

 しかし、当時の直接の上司(当時部長)は、私の隣のデスクで毎日のように苦虫を噛み潰したような顔をして、私へクレームばかりを吐いていた。それも執拗に何度も何度もねちねちと苦言を放っていた。・・・そして、最終的には無視の方向へ部長の動きは変わって行った。

 部長は、私の直接の上司ではあるが、食事や飲み方に一度も誘うことはなかった。何が気に入らないのか知らないが、私が提出した企画書に目を通すこともなく、ただ私のデスクと部長のデスクの間に、山積みにするだけで、無言の嫌がらせをしていた。・・・既に十数冊の企画書の山になっていた。

 私もとうとう我慢が出来なくなり、部長に「何故、私の企画書を目を通すこともなく、役員へ回して貰えないのですか!?」と聞いた事があった。されど、上司は苦笑いしながら、おとぼけ顔をするばかりであった。

 ここで冷静さをなくして立腹しては、結局自分が馬鹿を見ると思い、入社の頃から良くして頂いていた役員(当時57歳)へ相談することに・・・。思い切って役員室に直接内線を入れ、昼食後に来るように言われた。・・・そこで、上司である部長の無気力さと企画書の件などを時系列に詳細を話すことにした。

 役員は私の嘆願を全て聞くこともなく、顔が鬼の形相になり、内線電話で「おい、○○部長か。直ぐに私の部屋に来い!」と大声で叫んだ。「こりゃ、不味いことになる。」と心配しながらも、様子を見ながらその流れに身を任せようと腹をくくった。

 数分して、○○部長がドアをノックし、役員室へ入ってきた。私の顔を見ることもなく、うつむき加減であった。・・・たぶん、自分が何を指摘され追及されるのかを予期していたに違いない。「お前は大人げないことをしているようだが、次回から彼の企画書はお前は見る必要はない。役員に直接持参しもらうようにする。お前は何故大人げなくつまらん事をしているんだ。若手を育てる役目を果たさずして部長と言えるのか!」と、まあ鼓膜が破れそうな大声で部長を叱った。・・・

 ・・・今まで妙な上司たち(実は、その部長と仲の良い別の部長も同様の虐めに加担していた)は、翌日から、私に何も言うこともなくなった。やっとのこと私に平穏無事な日が、社会人となって初めて訪れた事になる。

 それから28年が経った。今思い起こせば、私も苦笑いで済むほどのものだが、その当時お世話になった熱血漢の役員は85歳、おとぼけ部長は80歳と皆老人となっている。そして、当時20代だった私も56歳と、あっと言う間に時間だけが過ぎてしまったようだ。

 組織において、若手に重要な事は・・・人格者である上司に恵まれることである。しかし、人はなくて七癖。その中から、自分の正論をしっかりと受け止めてくれる正義感溢れる切れ味の良い上司に恵まれるか否かが、自分の一生を大きく変えてしまうことを覚悟しておかねばならない。

 よって、如何に直接の上司と言えども、それが理不尽な行動をとる人間であれば、その問題解決の為には、堂々と表舞台で戦う事が、自分自身、そして可愛い部下を守ることになる。

 すなわち、何事も勇気を持って正論を貫き通せと言うことである。

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/

登録2012/08/13 00:07:58  更新2012/08/13 00:07:58