ロゼッタストーンBLOGニュース
※このブログの内容は2011年2月から2013年6月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。

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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

その他、ロゼッタストーンはメディア融合を軸として、2005年にPODCAST、2007年に仮想現実3Dワールド・セカンドライフ、2010年にD&L TV(USTREAM番組)、2011年に先見塾(起業家および女流戦略家育成塾)をスタートし、多元的な情報発信と人材育成に尽力しています。

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※文責:西田親生


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2012/12/10 先見塾(起業家育成塾)
或る日突然変わったライフサイクル
或る日突然変わったライフサイクル
◎「落日」(西田親生書)

 人は、或る日突然、一瞬にしてライフサイクルが変わってしまうことがある。今の筆者の場合は、要介護老人の出現だ。

 元々、夜型の人間なので、午前2時、3時が毎日続こうとも全く影響なく、翌日の仕事をこなしていた。ところが、或る日、父から「目眩がして(たぶん瞬間的な失神の状態)、倒れた時に障子のガラスを割ってしまった。」と弱々しい言葉が電話で流れてきたのだった。

 筆者なりに現場検証と怪我の確認をしたところ、どうやって割ったのかは定かでないが、確かに本人が倒れてガラスを割ったことには間違いなく、怪我も全くなさそうなので、本人に今後の「要介護申請」について、腰を据えて話すことにした。

 本人の口からは「最近、歯や歯茎の調子が悪く、何でも食べられなくなったので・・・。」と、私の質問にちゃんと答えているようで、どうも「要介護」に対して逃げているような、濁した言葉だけが返ってきた。

 色々と考えた結果、翌日から本人の一日の内、二食分を筆者が作り、出来るだけ午前6時までには本人の自宅へ届けようと決断した次第。

 数日が経ち、本人からは「歯科医院へも行き、随分食べるようになったので、ふらふらはなくなった。」と、少々機嫌の良い言葉が返ってきた。

 しかし、翌日に父の自宅へ足を運ぶと、折角作っておいた「おじや」を半分以上捨てている。その上、先般、筆者が約束した通りに要介護申請を全く怠っていたのだった。

 何度も何度も要介護申請について説明をしていたにも関わらず、結局は、自分の都合の良いようにしか物事を捉えず、自分の生活だけが満足行けば良いという、単なる我が儘で身勝手な人生観なのかと、呆れかえってしまった。

 昔を思い起こせば、自分自身が転勤族であるという理由だけで、祖父の面倒を、祖父が他界するまで、当時新婚ほやほやの長男(故人)夫婦に押し付けていたのだった。

 その父が、今度は長男夫婦は自分の面倒を見てくれそうもないと思ったのか、二十数年前に私が建てた家の直ぐ傍に、黙って父は新しい家を建て、老後を筆者に託したのだろう。なるほど、そういう魂胆だったのかと、今頃になって気付く筆者もかなり鈍感である。

 如何に転勤族であったとしても、自分の父親(祖父)を連れ回しても構わないではないか。実家を長男に譲ったとしても、そこに祖父を預けて、いや預けるという感覚ではなく、家長制度が残る田舎特有の、実家を長男に譲ることは、何が何でも二世代、三世代、四世代・・・が同居することが自然の流れという、次世代の人間を無視した、いい加減な解釈の仕方だと考える次第。

 そこで自分は転勤族だから、離れて暮らすのは仕方ないという言い訳だが、祖父の面倒は家長制度として、既に三世代へバトンタッチしたぞという事になる。

 しかし、二十数年前に父は実家を捨て、新たに家を建て、そこを永住の地としてしまったのだ。・・・長男夫婦からすれば、長年祖父を預かり、そして毎日の食事などを世話をしたことが、父から何の感謝もないことに憤慨して、結局、父の老後は見たくないと考えるようになったに違いないのである。

 筆者が父の立場であれば、転勤族と言えども、父の職業柄・・・官舎はかなり広く、祖父が一緒に暮らしても全く支障がないので、実家に置き去りにするよりも、転勤先へ連れ回して行っただろうと考える。

 親子と言えども、これほどまでに思考回路や人生観が異なれば、終焉の時期を迎えるにあたり、とんでもない意識の格差と生活環境の違いが出てくるのである。

 更に、老人となれば、以前より増して、自己中心的な考えの下、日々我が儘三昧の連続だ。・・・筆者はどうしても祖父を置き去りにした結果が、今回の父へのしっぺ返しとなったのではないかと。更に更に、若くして長男が他界した為に、最終的なトラブルシューティングの役割を筆者がせざるを得ないことになったのである。・・・これが結論だ。

 人生の落日。筆者ならば、身勝手な人生の終わり方はしたくはない。要介護に自分の身が置かれる事になるくらいなら、さっさと自分の命を絶った方が、周囲に迷惑を掛けずに良いのかなと考える今日この頃である。・・・いやあ、人生・・・はじまりもも終わりも、実に難しいものだ。・・・昔の映画、チャールトン・ヘストン主演の「ソイレントグリーン」を想い出してしまった。

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/
登録2012/12/10 20:39:15  更新2012/12/10 20:58:04   

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