ロゼッタストーンBLOGニュース
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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

その他、ロゼッタストーンはメディア融合を軸として、2005年にPODCAST、2007年に仮想現実3Dワールド・セカンドライフ、2010年にD&L TV(USTREAM番組)、2011年に先見塾(起業家および女流戦略家育成塾)をスタートし、多元的な情報発信と人材育成に尽力しています。

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※文責:西田親生


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2012/08/19 先見塾(起業家育成塾)
人間関係・・・親と子
人間関係・・・親と子

 親と子の問題は、古今東西のものであり、何かのトラブルに対して簡単に正解を出すことは困難である。何故なら、「子育て」、「親としての責任と義務」、「親に対する敬愛の念」等々、どんなに良い教科書があろうがなかろうが、自分自身が親にならずして親を語れず、子として育つ時・・・その親の仕事ぶりや生活振りを直視しなければ、子として語れないといった・・・単純そうに見えても、他人よりも見えない場合がある。

 核家族化が進む一方、特に都市部において、生活水準を何とか維持する為に、両親は皆仕事に専念し、「鍵っ子」という言葉が一般化するようになった現代社会。卓袱台を囲んで三世代の家族(祖父母、両親、子供たち)が食事をする姿など見る影も無い。

 子供心を語れば、「何でもダメダメ制限ばかりで煩い。」、「小遣いもくれず、パチンコや酒に入り浸っている嫌な親父やお袋。」、「浮気がばれて、離婚しやがった馬鹿な親。」、「勉強、勉強と自分の理想を語るが、学歴もないくせに押しつける阿保な親。」、「交際相手を無視して、理想ばかりが高い非現実的な親。」、「子供のお祝いを貰っても、自分たちでこっそり遣い込んでしまうケチ汚い親。」・・・など、不平不満が募る一方だ。

 また、親心からすれば、「こんなに生活が苦しく必死で働いているにも関わらず、理解しようとしない馬鹿な子供たち。」、「勉強もろくにせずして、色気ばかりにのぼせている馬鹿息子、馬鹿娘。」、「嘘ばかりを並べ立て、根っから信用できない馬鹿息子、阿保娘。」、「自分たちが死んだ後に、家屋敷や通帳の金を狙っている愚息の嫁。」、「仕事意欲も無く、ニートで家でゴロゴロしている阿保息子、馬鹿娘。」・・・と、腹の中が煮えくりかえっている親も多い。

 ここで親にも子にも欠落しているのは、何故、その親にその子供たちが存在するのか、また、何故その子供たちにその親が存在しているのか漠然としているのが大きな原因の一つになっている事もしばしば。・・・兎角、親となれば、子供に虚偽の話を沢山植え込み、子供たちが社会人となった或る日突然「あれって、嘘だったんだ。これも嘘か!」と腰を抜かすケースも多々あるのではないか。

 親の威厳を保持するために、嘘八百を子供たちへ伝えたとしても、それが彼らの心に響くはずがない。親の都合ばかりのお伽噺が罷り通るとなると、これは一大事。何十年もの間、その親は子供たちを騙して来たことになる。「子供のために離婚したんだ!」と一方的に言われても、「あら、そうなんですか!」と言えるはずもなく、「祖父や曾祖父は凄い職業に就いていたけど、騙されて財産がなくなり、今の状態なんだ!」と聞かされても、百歩譲ったとしても「じゃ、経済的に無理ならば、安易に結婚して私たちを生まなくて良いじゃない!」と反論してみたくもなる。

 何はともあれ、親子は互いに血が繋がっているのだから、何事かあったとしても、無言の内に・・・他人より憎たらしくても何とか互いに折り合い、黙認し、日々我慢しながら均衡を保っている訳だ。・・・ただ、そこに生じた何らかの想定外に亀裂が大きすぎる場合、理解の限界を遙かに超している場合は、そう簡単に事が収まるはずがない。

 散財癖や色狂いの親を持つと、必ず子供たちは路頭に迷う。逆に非常識極まりない挙動が目立つ子供に育つと、事件や事故に巻き込まれ家庭崩壊へと加速度を上げて行く。・・・これは、先ほど述べた、互いの「敬愛の念」の欠落によるものだ。

 よって、親は子育てに於いて何事も包み隠さず子に伝えるべきであり、子はその話へ真剣に耳を傾け、子々孫々に妙な流れを残さぬよう、努力を惜しむ事なく、互いの人生を何度も何度も語り見直す必要がある。・・・しかし、ここで一番怖いことは、妙なDNA(勿論、差別する気持ちは全くない)が先祖から受け継がれている場合、安易な教育論、無責任な理想論だけでは、その解決の糸口は見えてこない。

 大人になり家庭を持ち、子育てが始まる。そして、その子は、親の教えを受け継ぎ、同じように大人となり家庭を持ち、親にとっては目に入れても痛くないほどの孫が生まれてくる。・・・その繰り返しで三世代が同居していたのが、古き時代の日本のスタンダードな家庭だったのである。

 己と他人、親と子・・・血のつながりがあるか否かではなく、人間関係における問題は全く同じ事。諄いようだが、互いの「敬愛の念」なくしては、良いヒューマンリレーションシップが維持できるはずもない。そこに互いに気付き、勇気を持って本音を語れる環境を作ることが、良好な親子関係を作り出す最良の手法であると・・・。

 最後に、親から子への「バトンタッチ」。すなわち、世代交代のタイミングが遅延してしまい、親子断絶や会社崩壊、家庭崩壊に繋がった例が多々あることを知っておかねばならない。・・・オリンピックのリレーでも、勝因の最重要ポイントは「バトンタッチ」。・・・老害と言われぬよう、呉々もお忘れなく!!!

 ※写真:親と子の住まい・・・スープが冷めない程度の距離が良いのかも知れない。

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/
登録2012/08/19 00:37:49  更新2012/08/19 09:54:26   

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