ロゼッタストーンBLOGニュース
※このブログの内容は2011年2月から2013年6月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。

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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。ロゼッタストーンは1995年に熊本県第一号として生まれた異業種交流ポータルサイトで、現在は、フランスのパリ、カナダ、東京、静岡、京都、兵庫、沖縄など、国内外の特派員が日々アグレッシブに情報を発信しています。

その他、ロゼッタストーンはメディア融合を軸として、2005年にPODCAST、2007年に仮想現実3Dワールド・セカンドライフ、2010年にD&L TV(USTREAM番組)、2011年に先見塾(起業家および女流戦略家育成塾)をスタートし、多元的な情報発信と人材育成に尽力しています。

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※文責:西田親生


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2011/10/28 先見塾(起業家育成塾)
小さなクリスマス in 1960
小さなクリスマス in 1960

 当時、4歳だった筆者。熊本県山鹿市の霊泉幼稚園(120年の歴史?)に通っていた頃の話。・・・昭和35年と言えば、終戦から15年、国内がまだまだ貧困に喘いでいた時代でもある。

 1956年生まれの筆者だが、当時の経済白書には「もはや戦後ではない!」と宣言しているものの、地方田舎の津々浦々まで家電の「三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)」が浸透するにはまだまだ時間を要し、戦後処理が完結されていないという感があった。

 その証に、1950年代の小学校の給食には、「脱脂粉乳」が現在の牛乳の代用品として、しっかりとアルマイトの器でサーブされていた。十二分な不味さと吐き気を催す、膜を張り牛乳である。蛇足だが、幕張メッセと聴いた時、その当時の膜張り牛乳を思い出し、「膜張り旨いでっせ!」という文字が頭に浮かんだ。・・・痛い空耳だ。

 脱線後に、ここで話は再度1960年に戻る事にする。・・・或る土曜日の夕刻に、同幼稚園の園長先生とその奥様が私をクリスマスパーティーに連れて行くと言う。歴史と伝統あるカトリック系の幼稚園だったので、クリスマスの存在や話はお腹一杯に聴かされてはいるが、クリスマスパーティという言葉に反応は鈍かった。

 バスで行ったのかタクシーで行ったのか、よく覚えていない。・・・今考えると鹿本郡植木町(熊本市政令指定都市の為に合併)の大きな屋敷に案内されたようだ。幅一間ほどの周り廊下のある、小さな筆者にすればスケートリンクのようにだだっ広かった。

 闇夜の中、周り廊下をうろちょろしていると、座敷の中央の円卓に、何やら蝋燭に火をつけている園長先生が居た。「クリスマスケーキだ!」と叫ぶ筆者。そこで初めて見たワンホールの大きなクリスマスケーキに、驚きの色を隠し切れず凝視したままだった。

 確か手作りだったに違いない。重いスポンジケーキと生クリーム。質素だが、当時の筆者にとっては呑舟の魚を釣ったかのような歓びであった。トム&ジェリーのように、ワンホールの中央に、飛び込み台からジャンプして頭から突き刺さりたい気分になった。

 今思えば系が30センチほどだったのかも知れない。しかし、筆者にとっては系が10メートルほどあるように思えた初のクリスマスケーキ。「アーメン!・・・早く食べてご覧!」と園長夫人に勧められたが、カットされたケーキの上に再び数本の蝋燭を突き刺して、また火をつけてもらった。

 周り廊下に座り込んで、蝋燭の炎の揺らぎをじっと眺めていた。・・・味はどうだったのだろうか??・・・甘かったという事だけしか思い出せない。・・・これじゃ、自称グルメ通とは豪語できない筆者である。

小さなクリスマス in 1960
◎上写真はイメージ(今年の筆者の誕生日に頂いた似顔絵付きケーキ^^)

【先見塾公式サイト】
 http://www.senkenjyuku.com/


登録2011/10/28 02:53:02  更新2011/10/28 07:21:59   

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