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SNS上の誹謗中傷に終止符を!

▼一つ目水源(熊本県山鹿市)
 ※記事と写真は関係ありません

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 東京オリンピック2020では、日本のメダルラッシュが続いているが、性懲りも無くSNS上で「誹謗中傷」が止まないというニュースが流れていた。

 実に残念なことだが、当事者意識のない稚拙な人物の蛮行としか言いようがない。何の為に毒を吐くのか、理解に苦しむばかり。単に憂さ晴らしの為として、特定する人物をターゲットに「誹謗中傷」を繰り返したとしても、世の中の為になるはずもなく、誰しも幸せになるはずがない。

 年齢性別に関わらず、今も尚、「虐め」や「誹謗中傷」、「揶揄」がグツグツと湧き上がり、血の池地獄の様相を呈している。被害者になった方々の心臓が抉られて、不整脈なり鬱なりがお構いなしに襲って来る被害者環境。被害者の苦悩がどれ程のものかを、我が身として察すればよく分かる。

 筆者も、SNSや現実世界において、「揶揄」、「誹謗中傷」、「虚偽情報の拡散」など、想定外に嫌な体験をし、昨年は「濡れ衣」を着せられるという痛い経験をした。蛮行を繰り返す人たちを無視しても一向に構わないが、度が過ぎれば、徹底抗戦の選択肢を選ばざるを得ない。

 徹底抗戦については、法的措置に移行すれば全て解決できるものでもない。そこには無駄な時間や労力ばかりで、実生活に悪影響を及ぼすことも多々ある。よって「濡れ衣」については、その張本人の蛮行の証拠を固め、蛮行に染まった周囲へも、堂々と証拠を突き出す必要がある。

 多分に、相手が企業の場合、気不味い重要な証拠が浮上すれば、それに関わった姑息な人たちは、反省や改善をすることもなく、内部情報操作や隠蔽工作のベクトルへ真っしぐら。しかし、「名誉毀損」にもなり得る「濡れ衣」については、張本人に対して「逃げ得」を許してはならない。

 前後するが、オリンピック選手への「誹謗中傷」については、蛮行を繰り返す人物の選手に対する「大きな期待」の裏返しでもある訳だ。アンガー・マネジメントができない人は、「期待」が「恨み」や「怒り」、「攻撃」へと移り、負のスパイラルに嵌まり込んでいる自分に違和感さえもない。

 蛮行を繰り返し、それを正当化する輩。犯罪を重ねても良心の呵責なき人物については、最終的には、法的措置(刑事・民事)にて収束させ、完全無縁の存在として、関わりを持たぬようにすべきが懸命となる。特に、病的(不治の病)な人格欠損の危険人物であれば尚更のこと、絶縁するに限る。


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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/8 12:00 am

利己主義者が國を滅ぼす・・・

▼鞠智城跡(国指定史跡)

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 久しぶりに、山鹿市から菊池市に跨る鞠智城跡へ足を運んだ。約1300年前の古城が復元されており、広大な敷地を散策していると、そこは古代へワープするパワースポットのように思えてならない。

 歩いている内に、頭を過ったのは、最近の新型コロナウイルス(デルタ株)感染の脅威であった。ファインダーを覗いて、被写体に集中していても、頭の中のどこかで「不安」だったり「憤り」だったりが増幅して来るのだ。

 感染の首謀者として浮上するのが、利己主義者の存在である。人命を尊び、モラルある行動を採れる人は、感染の仕組みを十分理解しており、原因結果のシミュレートができる人である。ところが、この利己主義者たちは真逆を走る。

 鞠智城跡へ行く途中に立ち寄った八景水谷公園。家族連れが多く、携帯ボムボートや魚掬いの網などを何本も持ち込み、湧水池へ向かう家族が殆どだ。「釣り禁止」、「遊泳禁止」が看板に明記してあるにも関わらず、湧水池の所有者のような顔をしての登場だ。

 夏休みで、避暑地として同園を選ぶのは勝手であるが、公共のルールは厳守すべきである。何故できないのかを子供たちに教えてやる必要がある。親が揃ってルールを破るならば、背中を見て育つ子供たちも、大人になって同じ愚行を繰り返す。

 個人主義を履き違えて、利己主義を正当化し、周囲に迷惑を掛ける人たち。第二次世界大戦当時のヒトラーもムッソリーニも東條英機も、エゴイズムの塊だ。思い通りに世の中を動かそうとする、狂人ばかりである。だから、國が滅びてしまった。

 新型コロナウイルス感染についても、このような利己主義者が屯して規律を乱すから、感染拡大が止まらない。政府が、自治体が優しい言葉を遣って啓発していることに、耳を傾けぬ者ばかり。我が国が崩壊しても構わないと思っているのだろうと・・・。

 熊本県内でも、クラスターがあちこちで発生している。「東京オリンピックのお祭りが許されており、自粛強制ではないし、罰則もないのだから、皆で遊びまわってどこが悪い!飲んでも、俺たちの勝手だろ!」程度の民度低き人間の屁理屈である。

 毒ガスや細菌兵器で、尊い人命を虫けら以下に扱い、実験を楽しんでいる政治屋や科学者がわんさと居る。狂人が1トン爆弾を背負って、その辺を徘徊しているようなものである。歴史は繰り返され、利己主義者が急増すればするほど、國が滅び行く。

 今回のように、國を憂う気持ちが高ぶったことは、久しぶりであるが、本気で、國を救い、人命を救いたいのであれば、感染拡大に繋がる蛮行は全て取り止めるべきである。僅か数杯のビールを飲まなくても餓死することはないが、感染したら死ぬ可能性が大となる。

 宴会好きの人の気持ちも分からないではない。ただ、利己主義者が減ることもなく、どんどん増えるばかりとなれば、コロナ禍が収束することは絶対にない。永久的に、感染したら隔離、隔離されたら不自由な生活を余儀なくされ、死者が増えて行く・・・。

 気づきのない人は、出世もしないが、良き友人にも恵まれず、民度の低きところを露呈して、赤恥をかいたまま最期を迎えるに違いない。愚行、蛮行の繰り返しばかりでは、住み心地の良い国での共存共栄なんぞ、夢のまた夢となってしまう。

 このコロナ禍の時期であるからこそ、我が国を、更に、世界を救うために、一人一人が真摯に聞く耳を持ち、モラルを重視し、人生における恥ずべき愚行、蛮行に気付くべき時ではなかろうかと。
 


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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/7 12:00 am

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