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巣立ち前の燕・・・

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 写真の燕の巣は、5月25日に撮影したものである。民家の天井照明にうまい具合に巣を作り、そこで子育てをしているようだ。

 望遠レンズを向けると、親燕の動きが急変し、巣の周囲を何度か飛び回り、警戒しながら餌を与えに来る。燕の子供たちは、遠くから親燕が近づいてくると、顎が外れるほど口を開き、ピーピーと泣き叫ぶ。

 親燕が雛にフィーディングする時間は、あっという間。一瞬にして、雛の口に頭を突っ込み、餌を与えるのである。昼間だが、天井部は暗いので、撮影し辛いが、じっと望遠レンズを左手て支え、その瞬間をじっと待つ。

 何度も何度もシャッターを押していると、じわじわとタイミングが分かってくる。今回、初めて燕の巣の撮影を試みた訳だが、撮影後には顔面汗まみれで、サウナ状態。首に痛みを覚え、ため息つくほど疲れ果てた。

 しかし、近頃の人間は育児放棄をする親も増えていると聞くが、この燕の親子をじっと見ていると、「命」の大切さと「種の保存」を肌に感じるのであった。・・・数日前にこの燕の巣を見に行ったが、巣はもぬけの殻。既に巣立っていたようだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/4 01:08 am

蕎麦屋木阿彌が消える!?

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 蕎麦屋木阿彌が、こだわりの十割蕎麦を作り続けて15年が過ぎた。県外のファンもすこぶる多く、肥後民家村(熊本県和水町)の玄関口にある同店の暖簾を、何人のお客がくぐって来たのだろうか。

 老夫婦が営む同店は、特に女子会には癒しになるのだろうか、いつまでも席を譲ってくれない時もあった。先日など、午後1時に予約を入れていたものの、お尻に根が生えた女性軍が談笑し、やっと蕎麦にありつけたのが、午後2時を過ぎていた。余りの空腹にて、瞬殺するほどの速さで完食したのである。

 今回は、6月25日に同店が突然姿を消さざるを得ないと聞いて、正直なところ残念無念となり、今まで撮影していなかった、店内の装飾品など小さなオブジェを撮影することにした。

 無形遺産である「和食」。その代表格の一つでもある「古式手打ち十割蕎麦」。いつ食しても、これ以上のものを県内で食したことはなかった。上質の蕎麦粉を使い、丹念に手打ちされた十割蕎麦は、とても心に体に優しかった。

 信州蕎麦や京都老舗の蕎麦も、それはそれは筆舌に尽くし難いほど旨いのだが、同店の蕎麦は、蕎麦通であれば、蕎麦がきの違いに気付くはずだ。また、オリジナルの蕎麦がきを揚げた「みたらし団子」は絶品。普段作ることはないけれども、先日、わざわざ食後のデザートに作ってくれた。

 自分で作るには少々難しけれども、その食感と風味をしっかりと覚えたので、いつの日か再現してみようかと・・・。

 蛇足ではあるが、同店が店を閉じると言う流れの中で、にわかに署名運動が起こり、既に1000人を超える方々の署名が集まったと聞き及んでいる。どうも平穏無事な中での閉店ではなく、行政側担当者の「高齢者追い出し」とも受け取れるような理不尽な動きが、同店の熱いファンの逆鱗に触れたように思えてならない。

 万が一、同店のような「本物を提供する店」が、悪意ある人たちの罠により撤退して行くようであれば、今後、観光地としても史跡としても魅力が薄れ、観光客の激減は必至となる。公正中立さを欠いた行政側に問題があるのならば、徹底的にその「膿」を絞り出し、早期に健全な状態へ戻さねばならないと考える次第。

 ※本日の熊本日日新聞朝刊にカラー写真付きで掲載されています。


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▼陶器は同店のご夫婦の作品
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▼蕎麦屋木阿彌の過去記事
 http://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1463670000Link
 http://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1464706803Link
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/3 12:43 am

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