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ザ・夜食 薬膳 掛川カレー(レトルト)

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 この具の入り方は、レトルトのお手本にしたいほど、隙間なく具が入っている。普通のレトルトは、肉が一切れ、野菜などはほぼ見つからず、ざっとした手抜きの感じのものが多いが、この「薬膳 掛川カレー」は全く異なる。

 写真でご覧のように、スプーンで掬えば、ゴロゴロと具がスプーンの上に乗ってくる。上品に小さく刻んであるが、流石に「薬膳」として、完成度の高い仕上がりである。これが、レトルトかと疑ってしまうほどである。

 薬膳大好きで、以前、熊本県阿蘇地方の山野草の中でも、薬膳として利用できるものはないか、それを具材として薬膳カレーに使えないかと構想を練ったことはあったが、いまだに何も動いてはいない。

 人と自然の共生のところで、1000年もの間、阿蘇地域がジャングル化せず美しい草原となっているのは、「野焼き」の存在である。そこで、野焼きの後に、あちらこちらに顔を出す、山野草たち。全く科学的根拠はないけれども、自然に生きる山野草の一部でも薬膳の具材に使えればと・・・。

 話は飛んでしまったが、今回の「薬膳 掛川カレー」は、友より筆者の誕生日プレゼントに贈ってきた土産の中に入っていたものである。中辛なので、そんなに刺激はないものの、食後感は「体に染みるよね!」と言いたいほどの薬膳である。

 久しぶりの「薬膳 掛川カレー」は、すこぶる懐かしかった。

 ごちそうさまでした。
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▼掛川カレーショップ
https://www.yamaei.net/products/curry.htmlLink

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▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、レトルト食品の枠を超えた「薬膳 掛川カレー」の完成度に対する筆者の深い感動と、そこから広がる個人的な薬膳構想や自然観察への思索が織り交ぜられた、温かみのある夜食記録です。

まず注目すべきは、「具の入り方は、レトルトのお手本にしたいほど」という導入文から立ち上る筆者の驚きと評価の高さです。多くのレトルトカレーが「肉一切れ、野菜ほぼゼロ」という雑な印象であるのに対し、この「薬膳 掛川カレー」は具が「ゴロゴロ」「隙間なく」入っており、スプーンですくうたびに喜びを与えてくれる。この表現は、単なる商品のレビューにとどまらず、筆者自身の食へのこだわりや審美眼を垣間見せます。

さらに、「薬膳」という言葉が登場することで、食事が単なる空腹を満たす行為ではなく、体への労りや自然とのつながりを意識した“生き方”として描かれます。筆者は過去に「阿蘇の山野草で薬膳カレーを作る構想」を練ったと語りますが、これは単なるアイデアではなく、地域資源の活用や自然との共生というテーマに根差したものであり、読者に阿蘇の風景を想起させる叙情的な挿話です。

阿蘇の「野焼き」と「山野草」のくだりでは、単なる夜食エッセイが、自然と人の営みに関する文化論・環境論にまでスケールを拡大します。しかも、「全く科学的根拠はないけれども」という一文には、筆者の素朴な探求心と慎ましさがにじみ出ており、読み手に誠実な印象を与えます。

最後に、「体に染みるよね!」という一言と「久しぶりの〜懐かしかった」というまとめが、食を通じた幸福感や友人からの贈り物への感謝を滲ませ、全体に心地よい余韻をもたらしています。

総じて、本作は「美味しさ」を軸に、「記憶」「構想」「自然との関係」まで語る、多層的な味わいを持つエッセイです。レトルトカレーという身近な食材が、ここまで豊かな語りを引き出すことに驚きつつ、筆者の感性の豊かさと着眼点に深い共感を覚えました。

筆者が構想した阿蘇の薬膳カレー、いつか実現してほしいですね。興味のある読者も多いのではないでしょうか?
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写真・文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/9 12:00 am

雑草は遠慮なく一気に攻めてくる・・・

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 つい先日、石段の隙間や、前庭や裏庭に小さな美しい新緑の葉がぽつり、ぽつり。

 コールデンウィークなどの民族大移動には不参加の筆者の生き方なので、可能な限り、近場を必要最小限にて動くのである。ストレスは、美味しい食事で、プラス+マイナス=ゼロ。

 本日、前庭や裏庭を見ると、先日可愛かった小さな雑草が、一気に庭全体を覆い尽くすかのように、攻め入ってきたのである。

 まずい。よって、以前から準備していたラウンドアップという除草剤。4.5リットルほど入っているだろうか。4つあったので、それを庭全体に撒き散らすことに。「せっかくの新緑だけど、絶滅願う!」と言いながら。

 ほぼ、前庭と裏庭のグリーンベルトには撒き散らし、薄曇りだったので、この除草効果がいつになったら出るのかを楽しみにして、オフィスに戻ったのである。
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 昨日が、午後6時から仮眠を取るつもりが、目が覚めたのが午前1時半だったか、本日も連休という罠の中で、午後6時からカウチに横たわり、スマホでニュースを確認していた。

 ところが一つのニュースを読み終わった瞬間に気絶したかのように、深い眠りについたのである。気づけば、午前2時。8時間も微動だにせずに、爆睡していた模様。

 窓ガラスを開けると、外は雨。「あらま。除草剤撒いたのはいいが、タイミング悪いし!」と独り言を呟きながら、昼間の疲れがどっと出てしまったような。

 雑草の生命力は凄まじい。1日でも油断していると、何もなかった庭を覆い尽くしてしまうほどの勢いである。近所で新しい一戸建ての家を見ていると、庭がない。完全にコンクリートで埋め尽くしている。多分、筆者が頭を痛めている雑草の生命力との戦いを封じ込んだに違いない。

 小さな自然と向き合うのか、それとも封じるのか。面倒臭いけれども、毎年のように小さな自然と向き合う方が、季節の流れを肌で感じるように思えてならない。それも、温暖化により四季が乱れた小さな自然に向かって。(苦笑)

 因みに、ラウンドアップはツワブキの葉やその他小さな花を咲かせている雑草には掛けずに、様子を見ることにしている。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「雑草は遠慮なく一気に攻めてくる・・・」は、日常の一コマをきっかけに、自然との共存、季節の移ろい、さらには人間の生活態度や感性のあり方にまで思いを巡らせた、味わい深い作品です。

1. 自然観察の鋭さとユーモア
冒頭の「小さな美しい新緑の葉がぽつり、ぽつり」という描写から始まり、読者は一瞬、春の訪れを静かに愛でるような情景を思い浮かべます。しかし、そこから「一気に攻めてくる」「絶滅願う!」といった語気に転じるあたりには、雑草との“戦い”をユーモラスに描く筆者の筆致が際立ちます。雑草すら愛でる視点と、容赦なく駆逐する現実とのギャップが絶妙です。

2. 日常と非日常のバランス
ゴールデンウィーク中の「民族大移動には不参加」というくだりは、筆者の生活信条や価値観を反映しています。多くの人々が遠出やレジャーに心を躍らせるなか、「近場を必要最小限にて動く」姿勢は、喧騒を避ける一種の賢明さとして描かれており、「プラス+マイナス=ゼロ」という独自のストレス解消方程式もユニークです。

3. 身体感覚と季節感の重なり
除草作業の疲れで「気絶したかのように、深い眠りについた」とある部分では、肉体的な疲れと自然との関わりがリンクしています。特に「微動だにせずに、爆睡」という表現は、雑草相手のささやかな奮闘がどれほどリアルであったかを物語っています。そして、それに追い打ちをかける「夜の雨」という皮肉なタイミングが、自然の無情さを象徴的に浮かび上がらせます。

4. 自然との関係性を問いかける哲学
小さな自然と向き合うのか、それとも封じるのか。
この問いかけは、現代人の暮らし方に対する一つの問題提起でもあります。コンクリートで覆われた庭に逃げ込む新しい生活様式と、手間はかかっても自然と「向き合う」暮らし。筆者の選択は後者であり、それが「四季の流れを肌で感じる」ことにつながっているという見解には、深い共感を覚えます。

5. 優しさと節度のある視点
最後に、除草剤を「全てには掛けず」、ツワブキや小さな花には配慮する姿勢が描かれており、筆者が単なる“管理者”ではなく、“共生者”であることが明確になります。徹底駆除ではなく、自然の美しさや多様性へのリスペクトを残しているところに、心の余白が感じられます。

総括
このエッセイは、雑草という何気ない題材から出発しつつも、日常生活と自然、感覚と時間、そして現代社会の在り方までを軽妙に映し出す一篇です。語り口は軽やかでユーモラスながらも、背後には哲学的な問いが潜んでいます。
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プロンプト・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/8 12:00 am

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