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経営陣が一番恐れるべきは、『暁の大脱走』である。

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 日頃から、経営陣が踏ん反りかえって、適当に『人件費削減』と正論の如く『愚策』を講じていると、気づいた時は、有能な社員たちが『暁の大脱走』のように、一気に会社を辞める時が訪れる。

 それも、生産性の高い部門、且つ、専門分野のエキスパートたちが、一瞬にして消えてしまえば、その会社は身動きも取れず、今まで辞めさせた人間はほぼ戻ることなく、足元から総崩れとなってしまう。

 『だるま落とし』のように、足元を1つずつ飛ばしても、そのまま立っているのならば良いが、企業を支えるマンパワー集団が『大脱走』に走れば、企業存亡の危機に直面することになる。特に、中小企業の場合は、アキレス腱がブツッと切れてしまう訳だ。

 今の時代、経営者だからと言って、自らと社員に優劣をつけて、上から目線で「俺が、偉いんだ!」と思い込んでいる、昭和時代の稚拙な輩は経営者とは言えず、単なる、虚栄に満ちた『無能人間』と嘲笑されてしまう。

 『企業は人なり』。それを軽視して、職位の看板を頭に付けている経営陣は、『阿呆の集まり』としか言いようがない。距離を置いて見ていると、そのような会社には、笑顔が全くない。

 地方には、『猿の惑星』そのものの中小企業が多いこと、多いこと。シティホテルの玄関先を見ていると、『猿の惑星』の映画を観ているように、面白い。黒塗りの公用車から出てくる、威張り腐った人間が全て『猿』に見えてしまうのである。


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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/2 12:00 am

企業経営の神的存在である、松下幸之助氏と稲盛和夫氏のお二人。160歳までは生きて欲しかった!

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 一昨日のニュースで、稲盛和夫氏の逝去を知ることになった。隠れファンなので、すこぶる凹んでしまった。京セラ、KDDIの創始者として、又、最近ではJALの再建に向けて心血を注いだ稲盛氏。世界に誇る起業家である。

 稲盛氏の言葉『利他の心』は、『リーダーとして上に立つ人間は思い遣りのある人物でなければならぬ!』が凝縮されている。

 蛇足ながら、一時期、セラミックに興味を抱き、実用新案特許をと、『蟹カッター(仮称)』なるものを考案したことがあった。既に設計図はできているが、特許申請には行き着いていない。

 また、昨日、たまたま松下幸之助氏最後の弟子という方の著書を再び読んでいると、『社員貧すれば、会社衰退す。』の文言が飛び出してきた。

 とても重く、深い言葉として何度も心の中で反芻したが、畢竟、思い遣りのある人物がリーダーに立てば、社員のモチベーションも上がり、積極果敢に仕事に立ち向かい、必ずや実績を生み出すにことになる。

 各社員がリーダーの熱き思いを受け止め、常に優しい思い遣りに包まれれば、大きな信頼関係が生まれ、忖度なしに社員が躍動し、会社のマンパワーが増幅されることで、企業の勢いに弾みがつくに違いない。

 しかし、筆者が知る周囲の中小企業を見ていると、残念ながら、そのような企業経営者は皆無に等しい。ただ威張る、職位に溺れる、社員を恫喝、有能な社員をいたずらに左遷したり辞めさせたり。信頼関係などない。

 蛮行を続ける或る経営者は、『ボンクラ』、『○○の犬』、『出来損ない』、『恥ずかしさの境界線』云々など、社員のみならず、他の役員や外部企業の会長や社長、更には公人へも誹謗中傷を吐く始末。

 何処の何方様か知らないが、独り言にて罵詈雑言を吐くのならば一向に構わない。しかし、自らを神棚に奉り、他の方々を『能無し』の如く誹謗中傷するのは如何なものかと。

 既述の『経営の神的存在』を語る中で、蛮行を繰り返す人物をここで書き綴るのは、大変失礼なことだと知りつつ、それら蛮行にそろそろ堪忍袋の尾が切れそうな気持ちとなるばかり。

 自戒を込めてであるが、会社を支えてくれる社員一人一人が、良き人生であるようにと配慮ができるような、『利他の心』を持つ経営者として、しっかりと人生を歩んで行ければと・・・。


▼写真はイメージ(隈部親永公像/熊本県山鹿市菊鹿町)
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  • posted by Chikao Nishida at 2022/9/1 12:00 am

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