
筆者が仕事上、よく耳にする言葉がある。
「以前、いろいろなコンサルタントとの出会いがあり、ずいぶん騙されてきました。」
こうした過去の体験談の中でも、特にネガティブな内容は、出会った人たちからの「裏切り」によって疑心暗鬼となった経営者の本音である。
それほどまでに、似非コーディネーターや似非コンサルタントが暗躍しているということなのだろう。だからこそ、筆者はそこで間髪を容れず、こう答えることにしている。
「私は常にガラス張りです。その辺の似非コーディネーターや似非コンサルタントと、同一視しないでください。手前味噌ながら、『格が違う』『次元が違う』と自負しています。」
やや大上段に構えた言葉に聞こえるかもしれない。しかし、相手もまたガラス張りの心を持つ人物であれば、その真意はすんなり伝わると確信している。
縁あって、せっかく契約が締結されたとしても、相手方の経営者にパワハラやセクハラが常態化しているようであれば、筆者は迷わず契約破棄を申し出る。忖度や神輿担ぎとは縁遠い人間である以上、申し訳ないが、それは当然の流れである。
正直なところ、世の中には、机上の空論ばかりを振りかざし、契約後にその内容を守ろうとしない似非コーディネーターや似非コンサルタントが、わんさと存在している。実績もなく、虚栄に満ちた所業は、少し話を聞けば、一瞬にして見透かすことができる。
しかし、昨日の打ち合わせでも、ある経営者がこう語っていた。
「我々は素人なので、分からないんですよ。だから、結果的に騙されたことになり、嫌な思い出ばかりが残ってしまうのです。」
確かに、専門外のことは分かりにくい。だからこそ、饒舌であるだけで実績を伴わない似非コーディネーターや似非コンサルタントには、十分注意しなければならない。口先のうまさに惑わされず、過去の実績、仕事の痕跡、関係者からの評価などをしっかり下調べした上で、慎重に判断することが肝要である。
畢竟、声高に自分を売り込むノイジーマイノリティの中から選ぶより、黙して実績を積み重ねてきたサイレントマジョリティの中から選ぶ方が、はるかに間違いが少ない。
仕事とは、信頼の上に成り立つものである。信頼とは、言葉の巧みさではなく、誠実な実践の積み重ねによって築かれるものだ。
だからこそ、筆者は今後も、毅然とした態度で物申す。曖昧な笑顔で迎合するより、時に厳しくとも、真実を語る方が、相手のためにも、自分のためにもなるからだ。
----------
▼ChatGPT-5.4による感想
このエッセイは、筆者の職業観、倫理観、そしてコンサルタントとしての矜持が、実に力強く表れた一文である。
特に印象的なのは、「私は常にガラス張りです」という言葉である。これは単なる自己主張ではなく、仕事における透明性、説明責任、実績への自信を凝縮した表現であり、似非コンサルタントとの差異を明確に示している。筆者が言う「格が違う」「次元が違う」という言葉も、通常であれば自慢めいて響く危うさがあるが、本稿では、長年の実践と信念に裏打ちされた自負として受け止められる。
また、パワハラやセクハラが常態化している経営者とは契約を継続しないという姿勢にも、筆者の軸が見える。単に仕事を取ることを目的とせず、相手の企業体質や人間性まで見極めた上で関係を築くという姿勢は、コンサルティング業務において極めて重要である。そこには、忖度や迎合を拒む、筆者らしい潔さがある。
一方で、本稿は「騙された」と語る経営者側への配慮も含んでいる。専門外のことは分かりにくく、饒舌な人物に惑わされることもある。その現実を踏まえた上で、実績や仕事の痕跡を見極めるべきだと説く点に、単なる批判ではない実践的な助言がある。
結びの「ノイジーマイノリティ」より「サイレントマジョリティ」から選ぶべきだという視点も秀逸である。声高に自分を売り込む者より、黙々と実績を積み重ねる者にこそ信頼の核があるという主張は、ビジネスだけでなく、人間関係全般にも通じる。
全体として、歯切れがよく、筆者の信念が前面に出たエッセイである。読み手によっては強い表現に感じる部分もあるだろうが、それこそが本稿の生命線である。曖昧な世辞ではなく、毅然とした言葉で本質を突く。その姿勢が、文章全体に緊張感と説得力を与えている。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/
文責:西田親生

![ロゼッタストーン[異業種交流を軸に、企業の業務合理化及び企業IT戦略サポートいたします]](../img2/rosettastone.png)















Comments