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修学旅行も動き出す・・・

▼写真は湧水池で知られる八景水谷公園(熊本市)

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 熊本県内の旅館やホテル情報だが、最近、お客の動きが活発化しており、会議や会食、宴会もじわじわと予約が入り出し、また、修学旅行も動き出したと言う。昨日、湧水池で有名な八景水谷公園公園に足を運んだが、某小学校の社会科学習なのか、大型バスが4台も駐車場に並んでいた。

 経済的に疲弊していた国内の経済が動き出すことは、すこぶる嬉しいことでもあり、年末年始において、日本経済が息を吹き返してくれれば、何も言うことはない。ただ、新型コロナウイルス感染防止を都合良く忘れる人も多いので、それはそれなりに、今まで以上に感染防止対策を講じなければと・・・。

 先ずは人流も同様に、幹線道路の車が急増している点が、経済が一気に動き出したと言う証となる。この2年弱の間で、こんなに車が多く存在しているのかと、驚いてしまう。また、車業界はコロナ禍にも関わらず、新型車種を一堂に発表しているところが、更に驚きである。

 特に、フルモデルチェンジを伴う車種については、エッジが立ち、前照灯が更に細めで鋭く、安全装置もあらゆるものが付属している。電気化、ハイブリッド化が中心となる中で、いよいよ、ガソリンの爆発音を聞くことができない時代に突入するのだろうと、車の進化を楽しみにしている次第。

 しかし、最近は外車も国産車も、高級車が増えている点も見逃してはならない。ガソリンスタンドでもリース契約で国産車が買えると言う時代。また、メーカーも個人リースなどを可能としたり、某メーカーは、オンラインショップを構築し、ボタン一つで車が購入できるという。大人のプラモデルを買う感覚なのだろうと・・・。

 話は、修学旅行に戻して・・・

 熊本市内の観光名所の代表格である熊本城大天守、小天守も復興したので、是々非々、県外からの修学旅行コースの「社会科学習:熊本地震からの復興」をメインに設定していただければと思うばかり。先日、知人が大天守に昇りFacebookにアップしていたが、全体が資料館のように美しくなっているとのこと。

 加藤清正公が築城した熊本城。明治時代の西南戦争にて宇土櫓を除く、ほとんどの櫓が焼失したが、茶臼山の地形をそのまま使った難攻不落の要塞としての熊本城は見所満載である。そこには、築城の天才としての清正公と、治水事業の神と言われる清正公の姿がある。旅行エージェントさんには、是非、二人の加藤清正公に目を向けて頂ければと・・・。

 最後に、旅館、ホテル、食事処、その他業種も、皆元気になるように願うばかり!!!!!


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▼熊本ホテルキャッスル11階から撮影した熊本城全景
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▼シェフランチ:カキフライランチ(熊本ホテルキャッスル九曜杏)
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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/30 12:00 am

比較による自己評価の愚かさ

◎記事と写真は関係ありません

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 人は「自分スタンダード」を誇示するために、身近な人を比較対象にすることが多い。しかし、そんな狭い範囲での比較ではサンプリングが少なすぎて、その基準がどれほどのレベルなのか、優位性があるのかなど分かるはずもない。これこそ、ローカルスタンダードの最大の落とし穴であり、無知の証である。

 世の中には想像を絶するほど多様な人々が存在する。我が国だけでも1億2千万人が暮らしている。その中で、自己評価を太平洋に浮かぶ木の葉一枚ほどの小さな枠内に閉じ込め、「俺は優れている」「あいつよりセンスが良い」「この業界では誰よりも視野が広い」などと自己満足している人間は少なくない。

熊本の「高校閥」

 特に熊本市内では「高校閥」という悪しき風潮が見られる。先日レストランで食事をしていたところ、後ろの席から「○○高校と△△高校はいつも群れている。しかし□□高校は優秀だけど、閥に関係なくマイペースの人が多い」との声が聞こえてきた。だが、全国で通用しない「熊本高校閥」など、まさにローカルスタンダードの典型である。

 地方に行けば行くほど視野は狭くなり、インターネット時代であっても、大都市との情報格差はむしろ拡大している。多くの地方の人々はその格差に気づかぬまま、特有の慣習に染まり、日ごとにローカルスタンダードを積み上げていくのだ。

比較の愚かしさ

 もちろん自己評価をすること自体は構わない。しかし本当に重要なのは「自分との闘い」である。人と比較する時点で、内心に劣等感が潜んでいることが透けて見える。オリンピックの金メダリストが口にするのは決まって「自分との闘い」であり、そこに尽きる。

 視野狭窄な人ほど、狭い世界で自らの優位性を豪語し、虚栄に浸って暮らしている。その姿は実に子どもじみている。

虚栄の象徴

 先日も虚栄の象徴のような場面を目にした。旧型のメルセデス・ベンツがホテルの玄関前に急停止し、ベルボーイを睨みつけるような態度を取る運転手である。まるで「俺はベンツに乗っているんだ。だから堂々と真ん中に停める」と言わんばかり。ドアの閉め方も歩き方も、子どもより躾がなっていない。これぞ、人との比較に依存した典型的な低民度の表れだ。

 今やメルセデス・ベンツに乗っている人間は珍しくもない。海外の五つ星ホテルの玄関では、ベンツなど裏や地下駐車場に回されるのが常識だ。正面に停められるのは、ロールスロイス、ブガッティ、ベントレー、マイバッハといった、3,000万円を超える超高級車だけである。

結論

 結局、人と比較して自己評価を下すのは愚の骨頂である。歪んだローカルスタンダードの価値のなさに気づけるか否かで、人生の道幅は決まってくる。イギリスも「ルーモア好き」のお国柄だが、日本も島国根性で似たところがある。だが、隣の芝生の色など、所詮どうでもよい話ではないか。


▼コスモスの花々(今年は不発気味であった)
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/29 12:00 am

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