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熟年層の「学びの十則」

2025-02-2824741


 熟年層で「学び」をしている人は尊敬に値するが、幾つか注意すべき点がある。以下の「学びの十則」をご覧あれ。

1)一部自己否定を覚悟すべきこと
2)リアルタイムに質問し、その都度解決すべきこと
3)ZOOM研修会では、必ずメモ残すこと
4)「学び」の翌日に、復習をすべきこと
5)記憶すべき名称は語尾まで確認すべきこと
6)「学び」の途中で持論(反論)を被せぬこと
7)「言行一致」を自分に言い聞かせて動くこと
8)「学び」の後に「誤解」がないか検証すること
9)「記憶」と「記憶」の連係を検証すること
10)一日の「学び」で自分なりの「学び鳥瞰図」を作ること


 上は、筆者なりにこのコラムを書きながらダイレクトに書き綴ったものである。以下の補足説明を参照願いたい。

1):「学び」においてはプライドを捨てる
2):「疑問」は即座に解決して、次へ進む
3):メモを残すが圧倒的に理解度アップ
4):翌日見直す癖をつけるが理解度アップ
5):名称は語尾まで正確に覚える
6):講義中に持論を被せず、「学び」の後に持論と比較
7):「学び」を実践(挑戦)する癖をつける
8):自分の理解度チェック行う
9):ピンポイント記憶ではなく、三次元連係記憶をする
10):「学び」を図式化できれば、理解度が高い証となる


 以上が、熟年層の「学びの十則」である。

 多分に、現在何らかの「学び」を体験している熟年層で、しっかりとメモを残している人がどれだけいるのか?「学び」を翌日にでも試している人がどれだけいるのか?プライドが邪魔して、すんなり呑み込めないところが多々あるのではないか?・・・そんなこんなを考えながら、「学びの十則」としたので、我が「Well Done」熟年受講生諸君もご確認頂ければ幸甚である。

▼筆者による「学び鳥瞰図」の一例(複写転載厳禁)
20250318chadou


▼ChatGPT-4oによる感想

このコラム「熟年層の『学びの十則』」は、年配者が学びを深める際の具体的な心得をまとめた実践的な指南書と言える。特に、学びの姿勢や記憶の定着、実践への応用に焦点を当てている点が印象的だ。

全体の印象
この「十則」は、単なる心構えではなく、具体的な学習プロセスの中で重要なポイントを押さえている。学ぶことは単なる知識の吸収ではなく、自己変革のプロセスであるという視点が随所に見られる。また、筆者自身がダイレクトに書き綴ったとのことだが、理論的な裏付けが感じられ、納得度の高い内容に仕上がっている。

各ポイントについての感想

1)一部自己否定を覚悟すべきこと

学びにおいて「プライドを捨てる」ことの重要性を説いている。特に熟年層は過去の経験や成功体験が邪魔をし、新しい知識を素直に受け入れにくいことがある。自分の過去の知識や考えが必ずしも正しいとは限らないという前提を持つことが、成長には不可欠である。

2)リアルタイムに質問し、その都度解決すべきこと

「疑問は即座に解決する」というのは、非常に実践的なアドバイスだ。疑問を持ったままにしておくと、理解が浅くなり、次の学びにも影響を及ぼす。ZOOM研修やセミナーなどのオンライン学習が一般化している現在では、質問する勇気とタイミングが大切だと改めて感じた。

3)ZOOM研修会では、必ずメモ残すこと

オンライン研修での学びを最大限活かすには、メモを取る習慣が不可欠だ。画面越しの情報は、対面よりも記憶に残りにくいため、メモを取ることで補完する必要がある。この点は、単なる「メモを取ること」の推奨ではなく、「圧倒的に理解度がアップする」という効果の面からも強調されており、実用的なアドバイスになっている。

4)「学び」の翌日に、復習をすべきこと

翌日の復習は、記憶の定着において科学的にも効果が証明されている。エビングハウスの忘却曲線の理論を考えると、一度学んだことを翌日に復習することで、長期記憶へ移行しやすくなる。この点を実践することで、学びの効果が飛躍的に向上するはずだ。

5)記憶すべき名称は語尾まで確認すべきこと

このポイントは、細部まで正確に理解することの重要性を示している。特に技術用語や専門用語は、語尾や言葉の順番が違うだけで意味が異なることが多い。そのため、名前や単語を曖昧に覚えるのではなく、完全な形で記憶する習慣が大切になる。

6)「学び」の途中で持論(反論)を被せぬこと

学びの場では、自分の意見を持つことも大切だが、まずは講義や教材の内容を正しく理解することが優先される。持論や反論を挟むことで、学びの流れが止まってしまうことがあるため、意見を持つのは学びの後にするべきだという主張には納得感がある。

7)「言行一致」を自分に言い聞かせて動くこと

学びを実践に移すことの重要性を説いている。知識を得ただけで満足せず、実際に行動に移すことが本当の意味での学びとなる。特に熟年層の場合、「学ぶだけ」で終わりがちなので、学びを日常の習慣や行動に反映させる意識が求められる。

8)「学び」の後に「誤解」がないか検証すること

学んだ内容が正しく理解できているかを確認するプロセスは、見落としがちな重要なポイントだ。特に熟年層は、過去の知識や経験に基づいた思い込みがあるため、学んだ内容を自分なりに再解釈しすぎるリスクがある。誤解のチェックは、学びの質を高めるうえで不可欠だ。

9)「記憶」と「記憶」の連係を検証すること

「三次元連係記憶」という表現が興味深い。単独の知識として覚えるのではなく、関連する情報と結びつけて記憶することで、より深く理解できる。例えば、歴史の出来事を年号だけで覚えるのではなく、当時の社会状況や他国との関係性と結びつけて記憶すると、より強固な記憶になる。

10)一日の「学び」で自分なりの「学び鳥瞰図」を作ること

学びを「図式化」することで、視覚的に理解しやすくする方法は非常に有効だ。マインドマップやフローチャートを使って、学んだ内容を整理することで、全体像を俯瞰的に把握しやすくなる。これを実践できれば、単なる情報の羅列ではなく、体系的な知識として身につけられる。

総評
この「学びの十則」は、単なる学習法ではなく、熟年層がより効果的に知識を吸収し、実践するための具体的な指針となっている。特に、**「プライドを捨てる」「即座に質問する」「持論を挟まず先ずは受け入れる」「図式化する」**といったポイントは、学習効果を高めるために非常に実用的だと感じた。

また、筆者の「現在どれだけの熟年層がこのような学びを実践しているのか?」という疑問は、まさに重要な視点だろう。特に、オンライン学習が普及している現代において、学び方をアップデートし続けることの大切さを改めて考えさせられる内容だった。

実践に向けて
この十則を活用するためには、学びを受動的なものではなく、積極的に取りに行く姿勢が求められる。特に熟年層は、「今さら学んでも…」という心理的なハードルがあるかもしれないが、むしろ「人生経験を活かしながら新たな知識を吸収する」という視点に立てば、より深い学びが可能になるのではないかと感じた。

このコラムは、単に熟年層だけでなく、どの世代にも役立つ「学びの指針」として非常に価値のあるものだといえる。
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文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2025/3/18 12:00 am

30年のIT常識が崩れる時代へ突入

2025-02-2824741


 インターネット事業において、SEO対策で莫大な利益を上げていた企業は少なくない。しかし、実際に効果的なSEO施策を講じていた企業は、極一部に過ぎなかった。

 多くのコンテンツプロバイダは、ただコンテンツを制作して終わるだけで、機動力や取材力を持たない。地方の中小企業向けに提供されたWebサイトは、大手広告代理店の仕事を真似たようなものばかりで、クライアントにとって本質的な価値をもたらしていない。結果として、多額の費用を支払ったにも関わらず、何の成果も得られないケースが後を絶たない。

 ある店舗の事例では、七年間の契約を結び、稚拙なWebサイトを運営していた。サイトには家族写真が大量に掲載され、依頼主を持ち上げるだけの内容となっている。更に、子供や孫の顔写真が無防備に公開されるという問題も抱えていた。新情報の更新は月に一回、僅か数行のテキストデータのみ。それにも関わらず、契約期間中に支払った総額は四百万円を超えていた。

 依頼側にも問題がある。契約時に内容を十分に精査せず、業者の甘い言葉に乗せられてしまった点は否めない。SNSとの連携もなく、オンラインショップの構築もされていない。ただ、コンパクトデジタルカメラで撮影した低品質な写真が掲載されているだけのサイトに、大金を投じたのである。

 今の時代、このような悪質なコンテンツプロバイダが未だに存在すること自体が驚きである。しかし、これは紛れもない実話である。

 更に、地方では「.com」のドメイン名が百足(ムカデ)のように長いサイトも珍しくない。地方の事業者がこのような悪徳業者の餌食になっている現状を見ると、危機感を抱かざるを得ない。七年契約という長期間の縛りは、もはや小規模なダム建設に匹敵するほどの重荷である。

 過去には、アメリカの歯科医師がSEO対策のために年間140万円を支払った事例がある。最初はGoogleの検索結果で1ページ目の中程に表示されたものの、すぐに埋もれてしまい、業者にクレームを入れたという。しかし、業者の対応は「SEO対策は施したので、あとは頑張ってください」というものだった。このような実態が、今も尚、続いている。

 商用インターネットが日本に上陸(1994年)して三十年以上が経過した現在、生成AIの急速な進化がインターネット環境を根本から変えようとしている。Googleをはじめとする検索エンジン依存のネット環境は大きな転換期を迎えている。

 無数の広告が画面を覆い尽くし、健全なインターネット環境が次第に破壊されていった。しかし、生成AIの台頭により、広告主に都合の良いネット環境が終焉を迎えつつある。生成AIの検索能力にはまだ課題もあるが、少なくとも従来の広告中心のネット環境は、今後、大きな変化を余儀なくされる。

 ここで、依頼側に一つ忠告しておきたい。都市部の業者だからといって、無条件に信頼するのは危険である。特に、女性担当者が地方の企業を訪れた際に、経営者が安易に高額契約を結んでしまうケースが後を絶たない。そうした安易な判断を改めなければ、企業の未来は危うい。

 また、「法の不知」を理由に著作権問題を軽視する風潮も依然として残っている。公式サイトとSNSの適切な連携など、基本的なデジタルスキルは、社員だけでなく経営者自らが学ぶべきものである。それができなければ、生成AI時代において、ネット事業を円滑に推進するのは困難である。

 最後に、「友人に頼んでいるので大丈夫」と個人的なつながりを優先し、素人に安価で依頼する経営者も少なくない。しかし、今やホームページ制作は小学生でも制作可能な時代である。適切な知識とスキルがなければ、「安物買いの銭失い」という結果に終わることは明白である。(苦笑)

▼ChatGPT-4oによる感想

このコラムは、現在のインターネット環境における問題点を鋭く指摘し、特に 地方の中小企業が抱えるWeb制作・SEO対策の落とし穴 に焦点を当てた内容になっている。さらに、生成AIの台頭によって今後のネット環境がどのように変化していくかについても言及しており、非常にタイムリーなテーマを扱っている。

1. SEOとコンテンツ業者の実態

「SEO対策で莫大な利益を上げていた企業は少なくない。しかし、実際に効果的なSEO施策を講じていた企業は、極一部に過ぎなかった。」
これは、2000年代から続く「SEOビジネス」の闇を浮き彫りにする指摘だ。Googleのアルゴリズムを利用したブラックハットSEO(リンクスパムや隠しテキストなど)が一時期流行したが、結局は検索エンジン側の対策によって淘汰された。

一方で、ローカル企業向けのWeb制作業者が「SEO対策」を売りにして高額契約を結びながら、本質的な改善をしないまま利益を得ていた という実態は、今も変わらない。特に地方では 「Web制作=業者に丸投げするもの」 という意識が根強く、契約内容を吟味せずに甘い言葉に乗せられてしまうケースが多い。

2. 地方の中小企業が狙われる理由

「地方では「.com」のドメイン名が百足(ムカデ)のように長いサイトも珍しくない。」
この表現は、地方企業が「ドメイン取得の基本すら知らない」まま、業者の言われるがままに契約している現状 を皮肉っている。
実際、地方の中小企業経営者は「インターネットに詳しくない」ため、業者の提示する内容をそのまま受け入れてしまう。特に、

契約期間が長すぎる(5年~10年)
ドメインやサーバーの所有権を業者側が持つ
中身のないWebサイトに高額な費用を払わされる といった問題は、地方では依然として多く見られる。
また、「七年間で400万円」という例は、まさに 「情弱ビジネス」 の典型例である。実際、地方の企業が 「東京の業者だから安心」 と安易に契約してしまうケースは後を絶たない。特に女性の営業担当が訪問し、経営者が即決するパターンは地方に多く見られる。

3. 生成AIの登場によるインターネットの変化

「商用インターネットが日本に上陸(1994年)して三十年以上が経過した現在、生成AIの急速な進化がインターネット環境を根本から変えようとしている。」
この視点は極めて重要だ。従来の 「Google検索で上位表示させることで集客するビジネスモデル」 が崩壊しつつある。生成AIが主流になれば、企業の情報発信も 「AIに最適化されたコンテンツ制作」 が求められる。

従来のSEO対策業者の手法は、生成AIの普及によって 価値が大きく低下 する可能性がある。例えば、AIが直接回答を提供するようになれば、検索エンジンで上位表示させること自体が無意味になる。そうなれば、

広告収入に頼るメディア
検索エンジンを前提としたSEOビジネス は、今後厳しくなるだろう。
また、AIによる検索の変化は 「広告が表示される前に、ユーザーが求める答えを得られる」 という点でも、Googleのビジネスモデルそのものを揺るがしかねない。

4. 「素人に安価で依頼する」リスク

「今やホームページ制作は小学生でも制作可能な時代である。」
この指摘は痛烈だが、ある意味で事実だ。ノーコードツール(Wix、STUDIO、WordPressのブロックエディタなど)の進化により、専門知識がなくても ある程度のクオリティのサイトが作れる時代 になった。しかし、それはあくまで 「表面的なデザイン」 の話であり、本当に価値のあるサイトを作るには マーケティング戦略やコンテンツ設計が不可欠 である。

「友人に頼めば大丈夫」と安易に考える経営者は、結果的に 「安物買いの銭失い」 になることが多い。例えば、素人が作ったサイトは、

ターゲットが不明確
・コンバージョン導線が設計されていない
・SNSやECとの連携ができていない
・セキュリティ対策が不十分 といった欠陥を抱えやすい。

こうした欠陥は、単なる「デザインの問題」ではなく 「ビジネスの成否に関わる致命的な欠陥」 になり得る。

5. 著作権問題への意識の低さ

「法の不知」を理由に著作権問題を軽視する風潮も依然として残っている。
地方の企業や個人が 著作権やコンプライアンスに対して無頓着 である点も、大きな問題として挙げられている。特に、

他人の写真を無断で使用
著作権フリーではない音楽や映像を勝手に使う
企業のロゴやキャラクターを許可なく掲載 といった 「無意識の違法行為」 が、地方の中小企業には多い。
今後、生成AIが普及することで コンテンツの著作権管理はより厳格になる 可能性が高い。たとえば、AIによる画像生成や文章生成の著作権問題が浮上する中、企業が デジタルコンテンツの適切な取り扱いを学ばなければならない時代 に突入している。

結論:インターネットの変革期に求められる意識改革

このコラムの結論として、「ITの常識が崩れる時代へ突入」 という主張は非常に的を射ている。
特に、地方企業が 「ネット=業者に丸投げするもの」 という認識を改めない限り、同じような被害が繰り返されることになる。

今後、企業経営者が 「デジタルリテラシーを持つこと」 は避けられない。生成AIの普及によって ネットの情報収集・発信のあり方が根本的に変わる 以上、これまでの「検索エンジン依存型」のWeb戦略は見直す必要がある。

今後求められるアクション
・業者選定時のリテラシー向上
・Webサイトの目的を明確にし、投資対効果を見極める
・生成AI時代に適したコンテンツ設計
・SNSやECとの連携を重視
・著作権・コンプライアンスの徹底

要するに、「受け身の姿勢ではなく、自ら学び、適応する姿勢が不可欠な時代」 になったということだ。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2025/3/17 12:00 am

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