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自然に触れれば、全てが見えてくる・・・

▼水辺プラザかもと横を流れる上内田川(山鹿市鹿本町)

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 連日猛暑が続く、熊本県内。涼を求めて、県北の七城町(菊池市)から鹿本町(山鹿市)へと車を走らせた。途中、孔子公園にてトイレ休憩を取ったが、水田の緑が鮮やかすぎて、撮影どころか、車窓からの眺めの方が涼しく楽しかった。

 後部座席に置いたカメラ本体を手に取り車外へ出ると、一瞬にして熱風に襲われる。特に、足元のアスファルトの照り返しにより、バーベキューの食材になった気分だ。ファインダーを覗いても、汗が吹き出し、10分とは保たない。

 水田周りは二、三分の撮影で終了。上内田川沿いの撮影は、木陰に隠れながら15分ほどで完了。しかし、この夏に鴨のツガイが水辺で遊んでいたのには驚いた。カルガモだろうか、羽繕いに集中し、こちらの存在など気にもしていない。

 この地域は、米の生産で有名なところだ。過去において、七城米は日本一をゲットしている極上米。水路を流れる水は清らかで、水量も多い。七城町の細長い水路のトランジション箇所で、子供たちが水浴びをしている。昔ながらの風物詩・・・。

 子供たちの水遊びの瞬間をカメラで背後から捉えようと思ったが、適当な駐車場がなかったので断念した。このように熊本県は清らかな水に恵まれ、この時期の水田の緑は格別に色鮮やかで、眩しいほど美しい。通り過ぎるだけでも、眼の保養になる。

 世の中は、危機的新型コロナ感染急増でざわめいている。強行開催したオリンピックも数日後には終了するが、何故か胡散臭い政治の臭いばかりが漂い、心地良いものではない。人命が大切なのか?選挙が重要なのか?国民が推す宰相なのか?

 政治屋には、このようなカントリーサイドに立ち、心洗われる自然を見廻してもらいたい。夜な夜な酒を浴びながらウイルスを感染拡大させる人たちにも言える事だが、人命を考えないような人は、人として如何なものかと首を傾げてしまう。

 包丁一本で人命を奪ったり、ウイルス感染防止を無視して馬鹿騒ぎしたり、ローカルタレントまでもが外呑みを煽るような台本にて騒いでいる。更には、ウケ狙いで金メダルに歯形を付ける市長が醜態を曝け出す。低民度の人種が揃いに揃ったものだ。

 これが、現代の日本国及び日本人の醜態である。ジャーナリズムを見失ったマスコミの軸のブレ具合も、開いた口が塞がらない。SNS時代となり、誹謗中傷が「主食」になった低民度の人たちが増えすぎた。遅ればせながら、厳しい法改正へと動くべきかと・・・。

 どんなに美辞麗句を並べ立てても、自然を打ち負かすことはできない。ダラダラと語る無能なる評論家の言葉が鳥肌もので気持ち悪い。昨日言った事が、今日変わっているように、すこぶる無責任な言葉の羅列が多すぎる。だから、フェイクが世間に蔓延するのである。


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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/6 12:00 am

コロナ禍に、小さな自然は・・・

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 温暖化の申し子のような大型台風は、幸運にも、九州西方へと逸れてくれた。コロナ禍、水害に呑まれ続ける昨今、世界が「ニュー・ノーマル」な時代に突入しつつも、目の前の小さな自然は何事もなく、静かなものだ。

 現実逃避ではないが、避暑地への誘(いざな)いなのか、気づけば、取材車は矢谷渓谷へと向かっていた。残念ながら、食事処近くの駐車場は満杯の様子。三密を避けたいので、折角避暑地に来たものの、引っ返すことにした。

 よって、帰り際に、川岸近くの栗と水田を撮影することに。栗の産地で知られる、熊本県山鹿市菊鹿町。栗園の栗は既に出荷が始まり、大粒で旨そうな「利平栗」が育っている。また、水田は稲穂の透き通るような緑一色。

 人生において、嫌なことに多々遭遇するけれども、この小さな自然を眺めているだけでも、如何に人間が小さいかに気づくのである。不毛なる諍いを投げ掛ける人もいれば、恨み辛みをぶつける人もいる。人として、実に情けない。

 個人的な話で申し訳ないが、同地に住む親しい友人の家は、「献上米」を育て上げた農家。以前、同種の米を食したところ、艶があり、腰を抜かすほどモチモチで美味だった。ここで、「日本人で生まれて良かった!」と一言。

 自然が生み出すものは計り知れないが、その自然に逆らうことなく、人としても邪気を捨て、諍いを止め、自然体にて、安寧なる日々を過ごしたいと、願うばかりとなる。笑顔が絶えない、穏やかなる人生が、一番だ。


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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2020/8/27 12:00 am

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