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贈り物をして初めて分かる、頂き物の有り難さ。

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 先日、各地から沢山の贈り物がオフィスに届いた。ご飯のおかずからお菓子まで、筆舌に尽くし難いほどに、嬉しかった。毎日、段ボールの中を覗き込むたびに、「どれにしようか!?」と悩むほど、色んなお宝物が詰まっている。

 そこで、日頃のお礼として、全国数カ所(関東2箇所、東海1箇所、九州1箇所)に些少ながらであるが、熊本名物を贈ることにした。粗品にも関わらず、早速、間、髪を容れずメッセージが飛び込んでくる。とても喜んでいただいたようで、胸を撫で下ろした。

 ところが、或る方からは、土産は到着したものの、仕事が忙しいという理由で、その同僚へ手渡してもらう約束を確認できぬまま、数日経ってしまった。大した土産じゃないので、その程度なのかと思ってしまう自分がいた。又、日頃からのお付き合いの距離感の問題であろうかと。

 今まで頂き物を受け取り、自分自身がどのようなリアクションをしたのかを思い起こせば、土産が届いた瞬間に、先ずはお礼のメールを送り、時には、送り主の時間帯を考え、電話をして感謝の意を伝えていた。それが、当たり前であると思っていた。

 土産を贈り、送り先の人の満面の笑みが伝わると、また土産を贈り喜んでもらおうという気持ちになるというものだ。単純と言われればそれまでだが、筆者なりの受け止め方である。

 ところが、仕事が忙しいという理由でリアクションもなく、時間ばかりが経ってしまうと、「なるほど、その送り先の人のプライオリティはこの程度なのか!?」と受け止めざるを得なくなってしまう。

 人は十人十色。今回、日頃からお世話になっている方々へ、大したものではないが、熊本名物をお贈りして初めて、頂き物の有り難さが理解できたように思える。電話でもメールでも同様に、間、髪を容れずアクションを起こす大切さも、再認識した次第。

 人は、無意識な中、ちょっとした言動により心底が見え隠れするところが恐ろしい。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2023/5/20 12:00 am

松の木で作られた、名刺入れ。・・・不思議なご縁を感じる逸品である。

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 数日前だったか、或る方から「松の木で名刺入れを作って貰いました。ご興味あれば、贈ります!」とメッセージが入った。

 5つほど、全て木目が異なる名刺入れの写真が送られてきたので、瞬間的に、このデザインの名刺入れを選ばせて頂いた。

 「私も、これがバランスが一番良いと思います。流石です!」と。本日、宅配便にてオフィスに届いたのだが、早速、以前の名刺入れにおさらばして、この松の木で作られた名刺入れに名刺を二十五枚ほど入れた。

 以前の名刺入れは、十数年間使い古したものだが、ロエベの革製名刺入れだったので、使い勝手は良かったが、多めに名刺を入れると、名刺の角が僅かに潰れることもしばしば。

 よって、この松の木で作られた名刺入れに名刺を入れてみると、ピチッと収まり、名刺の角のことは全く心配しなくて良いようだ。

 お礼のメッセージを送ると、後ほど電話が掛かり、「この名刺入れは、蓋を閉めるときに音がカチッとしますので、人前では閉めない方が良いと思います。人が去ってのち、閉めてください。」と。

 礼節をすこぶる重んじる方なので、流石のシミュレーション&サジェッションである。

 因みに、この松の木は、某店の『松の廊下』という階の高級建材として使用した松の木と同じものを材料にしていると言う。

 年輪をじっと眺めていると、プレゼントして頂いた方の年輪を感じさせるような気がしてならない。密なる年輪が、ある時覚醒して、穏やかな年輪に変わる人生を示唆しているのだろうか。

 とても不思議なご縁を感じる松の木製の名刺入れ。再び掌に乗せ、握りしめると、既に筆者の手に馴染んでいる。

 最後に、もう一度、名刺入れの蓋を開けてみた。ふわっと優しい松の木の香りが鼻腔に入り込んできたのであった。とても、いい感じだ。


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書・写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/26 12:00 am

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