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蕎麦屋のない肥後民家村・・・

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 和水町にある肥後民家村の「蕎麦屋木阿彌」が6月25日で店を閉じたために、あれから、和水の白鷺や青鷺、五位鷺を撮影に行く事がなくなった。取材ランチとしては、少々贅沢なものではあったが、県内でも三本指に入るほど、すこぶる旨い古式手打ち十割蕎麦だったので、取材の最大の楽しみでもあった。

 写真は、6月21日に菊池川の堰で撮影した白鷺だが、蕎麦屋のない肥後民家村は、正直申し上げて、筆者にとって魅力に欠けるものとなってしまった。「和食」はユネスコ無形文化遺産に登録され、古式手打ち蕎麦もそのカテゴリーに含まれるものである。日本の心を、そして日本の伝統文化をテーマとした肥後民家村は、いつの間にやら迷走を始めたらしい。


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▼2016年8月31日に撮影したもの(和水町で最初に撮った白鷺)
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▼想い出される蕎麦屋木阿彌の蕎麦がき
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/7/17 04:52 am

さようなら、蕎麦屋木阿彌!

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 十五年続いた、蕎麦屋木阿彌。その店は、歴史的に価値ある船山古墳が隣接する、熊本県和水町の肥後民家村にある。古式手打ち十割蕎麦の店で、県内外に多くのファンを持つ、すこぶる居心地のよい店であった。筆者も和水町で野鳥を撮影する時には、必ずと言って良いほど、あの極上の蕎麦がきを目当てに立ち寄った蕎麦屋でもある。

 しかし、その蕎麦屋木阿彌が、昨日(2017年6月25日)をもって営業を終了したと言う。とても残念なことだが、廃業の理由を聞くと、行政側が新たに設定した集客力、イベント企画力などの「採用基準」に満たなかったこと、更に、他店とのプレゼンに破れ、撤退せざるを得なくなったとのことであった。

 先般、熊本日日新聞にも二度ほど記事が掲載されていたが、いささか「きな臭さ」があるようなので、静かにその経緯を見守ることにした。それから、にわかに署名運動(1054人の署名が集まる)や議会での追及が始まり、これはただ事ではないと思ったのである。地元の方々の話によれば、或る人物の不誠実な対応、公正中立さを欠く動きと虚言、更に、唐突な「不採用通知」などが、住民やファンの逆鱗に触れたらしい。

 プレゼンについても、同店に対して十分且つ丁寧な説明もなく、落選についての結果報告も文書による通知ではなく、口頭で知らされたようだ。もしかすると、巷でよく耳にする、完璧出来レースだったのかも知れないと、疑いたくもなる。ここで、或る人物のFacebookを閲覧することにした。案の定、以前から個人的に派手な動きが目立ち、今回採用された店舗へ足繁く通っていた事実を、写真や呟きで確認することができた。・・・何とも情けないと言うか、大人気ない話である。

 何はともあれ、十五年以上も肥後民家村玄関口にて、本物の十割蕎麦を打ち続け来た老夫婦に、「大変お疲れ様でした。理不尽なことに巻き込まれ、心の中は煮え繰り返っていることでしょうが、心ない人たちとは同じ空気を吸う必要はないと思います。これからも、お元気でご活躍下さい。そして、医者要らずで長生きをして下さい!」と、お伝えしたい。

 さようなら、蕎麦屋木阿彌!


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/26 01:05 am

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