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激昂+罵詈雑言+恫喝=人生踏み外す。

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 以前、「短気は損気」という記事を書いたが、本日のお題は、「激昂+罵詈雑言+恫喝=人生を踏み外す」である。

 世の中には、「瞬間湯沸かし器」と揶揄されるほどの「短気者」は、思いの外、多く存在する。ただ、頭の中で爆発するだけに止まれば良いが、後先考えずに「罵詈雑言」という火矢を放ち、更には、法を犯して「恫喝」という火炎瓶を投げ込む人がいる。

 「アンガーマネジメント」の認識がない人に多いけれども、一度、口から発した「罵詈雑言」は、決して、リワインドして揉み消し、呑み込むことはできない。激昂して送信ボタンを押してしまったメールも然り。後の祭りとなってしまう。挙げ句の果てには、火炎瓶の炎は自ら被ることになる。今の世の中、このような「悪行」へは、すこぶる敏感になっている。

 学習能力のある人は、一度、赤恥かいたり、苦くて痛い経験をすると、二度と同じ「愚行」、「蛮行」は繰り返さないはずだ。しかし、「自己愛」が強すぎて、己の背中を客観的に見れない人は、「激昂+罵詈雑言+恫喝」を何度も何度も繰り返す。それも、歳を重ねれば重ねるほど「前頭葉」が萎縮することで、「自制」が効かなくなってしまう。最悪の事態である。

 この繰り返しでは、仕事もプライベートも、何の生産性もなく、本人のみならず、周囲の誰も幸せにはなれない。平穏なる空間が、メラメラと燃え上がり、消火ができない状態に陥る。「自業自得」というものが理解できずに、ただひたすら、自らの「愚行」や「蛮行」の火消し揉み消しと、根拠なき言い訳で正当化に走る。実に迷惑でもあり、恥ずかしい話である。

 これまで長きに亘り実績を積み重ね、功績を残してきたとしても、その価値は、上述のような「愚行」、「蛮行」により、一瞬の内に藻屑と化してしまう可能性は高い。自戒を込めての話だが、「短気は損気」であり、「激昂+罵詈雑言+恫喝」こそ、人生を踏み外す最大の要因の一つと言えるのではないか。

 巷では、「激昂+罵詈雑言+恫喝」を繰り返す経営者も多いが、ほとんど「小心者」で「ビビリ屋」、かつ「内弁慶」である。「寄らば大樹の陰」にて自らを「大物」に仕立てようとする魂胆かも知れないが、所詮それは単なる「妄想」に過ぎず、本物の「大物」とは言い難い。そして、誰しも認めることはない。

 世の中に通用する「大物」とは、「激昂+罵詈雑言+恫喝」とは縁遠い人物であり、「寡黙」な中に、常に「筋」を通しているからこそ、頼り甲斐のある「大物」として、周囲の人たちが「敬愛の念」を持つに違いない。決して、「畏怖の念」ではない。

 筆者も、大切な一回きりの人生を踏み外さぬように、「激昂+罵詈雑言+恫喝」とは縁遠い人間になるよう、己に言い聞かせているところである。「終わり良ければすべて良し」。人生、これに尽きる。
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文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/3/21 12:00 am

短気は損気・・・

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 チーム全員へ1から5までの品を提示し、それらを検証する期間を2ヶ月間ほど設け、日々検証を行って来た。色んな組み合わせで比較を行い、ようやく5つ中から残ったのは2つ。更に検証を重ねて、やっと最良の品が見えて来たように思えた。

 ・・・と思った矢先の事、チームの中心的な人物Aへ、再度、5つの中から最良と思う品を試して欲しいと言ったところ、Aは全く別物を持ち込んで来たのである。これまでの2ヶ月間、試行錯誤の検証が何だったのかと、閉口するばかりとなる。

 止む無く6つめの物を検証すると、可もなく不可もない。決して秀逸とは言えず、これまで検証してきた5つの物より遥かに劣っていた。多分、仕入れ値と安定供給を優先して決めたのかも知れないが、猫騙しに遭ったような気分となった。

 よって、人物Aへ、6つめの物が他の5つの物より劣ることを伝えると、豹変した人物Aは仏頂面となり、投げやりな態度を見せ、全てを否定されたが如く激昂していた。物への客観的な評価が、自分自身への否定、非難であると勘違いしている。短気は損気!

 言葉は悪いが、大人になりきれていない子供のように思えてならない。周囲も「取扱注意」と言うほど、少々面倒くさい人物のようである。更に、義理人情が理解できない、礼儀作法も分からない。胸筋も開かぬばかりで、人間不信に陥った人物なのだろうと・・・。

 この状態では、チームのヘッドとしての資質が問われる訳で、もっと、人の言葉に耳を傾け、常にオープンスタンスにて周囲の若手を育てなければ、人が育つはずもない。よって、今回のプロジェクトは全く無意味なものとして、本日をもって終了する事にした。


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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/2/17 12:47 am

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