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『気づき』を与えてくれる人の有り難さ・・・『苦言』、『提言』を真摯に受け止める。

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 今朝、筆者の先輩でもあり、兄のような存在で、心から信頼できる法曹界の方からメールが届いていた。じっくりと読むと、ハッと気づかされたのである。多忙な方だが、いつも適時適切なアドバイスを送ってくれる。

 先般も、敬愛する方から『お人好し』についての『苦言』があったりと、人間いつまで経っても百点満点でないが故に、このような『苦言』、『提言』、『称賛』など、とても有り難く受け止める次第。

 日頃から、如何に自分自身に『冷静沈着』と言い聞かせていても、つい、暴走してしまうこともある。また、ある出来事に直面し、凹んでしまうこともある。『正義正論』を唱えようとも、人によっては『要らぬ世話』となってしまう。

 今朝の『提言』はとても有り難かった。過去への執着として、心の傷として残っていたものや、拘っていたつもりが過剰であったり、過敏であったりと。その『提言』により、瞬間的に心が晴れたのである。

 なるほどと頷いた瞬間に、『リセット』できたのだろうか。不思議に、肩の力が抜けた。被害に何度も遭うと、これまたトラウマとなり、気づかぬ内に盾を持ち、矛先を向け、防御体勢に入る自分がいたようだ。

 世の中は、教科書通りにはならないのが常であり、特に理不尽なことへは許し難い気持ちが強いけれども、先日書き綴った『如水』を何度も思い起こしながら、軌道修正を図らねばと思うばかり。

 『気づき』を与えてくれる人の存在は、本当に有り難い。相手を思い、『苦言』を呈すると嫌がれることが多く、大抵の人は、言葉が喉まで出掛かっていても、それに触れずに遠回りをしたがるものである。

 人間、どんなに歳を重ねたとしても、周りに『苦言』、『提言』をしてくれる人の存在があれば、すこぶる心強い。足を踏み外そうとした瞬間に、大きな助け舟となってくれるのだから、本当に有り難い。

CHIE2022


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書・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/5 12:00 am

『覚醒』した人を見ると、心が躍る!

chikao


 先日、或る社会人(三十代)に苦言を呈した。別に可愛くもなければ、気にもならない人間ならば無視して放置するが、以前からよく知る人間だったので、敢えて、柔らかく厳しく、苦言を呈することにした。

 苦言は、実例を挙げ、一つ一つ噛み砕いて、優しさと厳しさを組み立て話をすることにした。勿論、筆者は彼を叱責する立場ではないが、その人物に『気づき』を求める気持ちの方が強く、敢えて、ベクトルの歪みを検証しながら話をしたのである。

 彼の表情を見ると、いつもの様に、やや遠目の距離感を感じるオーラが滲み出ている。多分に、一方的な『難癖』の始まりではないかと警戒したのかも知れない。しかし、一つ一つを紐解き、ベクトルの歪みについて語ると、しっかりと筆者を見て、真剣に話を聞いてくれた。

 30分ほど経ったろうか、それまで緊張の糸が張り詰めていたのが、急に肩の力が抜けた様に、表情も穏やかになっている。有り難いことに、筆者のサジェッションを、真摯に受け止めてくれたようだ。

 それから数日後、筆者のコラムについて感想文が飛び込んできた。これまで、ほとんどそのようなリアクションがない人物だったが、彼なりの言葉で感想文が舞い込んだ。

 その日のコラムがやや辛辣なものだったので、彼は自分のことだろうと勘違いしたようであった。しかし、それは彼への暗示ではなく、一般的なビジネスにおける心得についてのコラムだった。

 メッセージには、「今回の記事は私のことかと思っている次第です。失礼しました。」とあった。自分のことではないことを知って、再度メッセージが飛び込んできた。「そうでしたか。それもまた失礼しました。しかしながら、自分の事と思って、身を正していきたいと思います。」と。

 とても数日前の彼とは全く異なる人間のようなリアクションである。元々、気が優しく、周囲を気にし過ぎるが余り、重大局面において、迅速かつ正確な判断、実行ができない人物だった。そこを突いたのが、今回の苦言である。

 昔は、喧しい爺さんが、近所の悪ガキたちを叱りまくって躾をしていたが、今時、血族でもなく、会社の同僚でもない人間から苦言などあり得ない時代だ。しかし、良き時代の日本人の距離感は「向こう三元両隣」。彼への期待が大きいから、つい苦言を呈したのだが・・・。

 今回、彼にとってはいらぬ世話だったのかも知れない。しかし、今回のサジェッションを理解し、改善に至れば、5年後、10年後の彼の職位は圧倒的に上位にあるはずだ。特に、接遇をメインとする職種であれば、尚更のこと。

 彼も妻帯者でもあり、10年後には会社を牽引する重責を果たさねばならぬ時期が訪れる。その時、部下の鏡たる存在になっているか否かで、人生が随分変わると、筆者なりに考えたのである。

 今回のサジェッションが奏功するためには、更なる努力と実践が必要となる。人の三倍努力すれば、先々は管理職の先頭を走り、更に、人の三倍信頼を勝ち取れば、経営側に必要不可欠な人材となる訳だ。

 有難いことに、彼は一瞬にして『覚醒』した。その証拠に、「覚醒」した彼の表情は、言葉に尽くせぬほどの素敵な笑みに満ち溢れていた。

 ○○くん、君なら遣れるよ!


kakusei20220801


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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/8/1 12:00 am

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