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江戸時代へワープできる処へ・・・

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 曇天で、すきっとしない一日である。熊本市内の紅葉もそろそろ終わりに近づき、次の取材先の選定に悩んでしまう季節となった。

 そういう時に、年中、深い緑に囲まれた「泰勝寺跡」は、すこぶる地味ではあるが、入り口を潜れば、一瞬にして江戸時代へワープできる処でもある。

 現地到着時刻は午後3時半頃だった。意外に駐車場には車が多く、散歩方々足を運んでくる老夫婦が多いことに気付かされた。カメラ片手の高齢男性もいた。

 受付で、氏名と連絡先電話番号を伝え、200円の入園料を支払い、門を通ることになる。紅葉は一部を除き、ほとんど落ち葉となり堆積物となっている。

 古池の真鴨の数は、倍増している。近づけば、スーッと遠くへ泳ぎ去り、こちらが離れると、野良猫もウロウロしているのか、真鴨の警戒レベルは3のようだ。

 同地の敷地面積は大したことはないけれども、深い緑(竹林も含む)に包まれ、都市部の中では江戸時代を体験できる稀有なる処で、不思議な空気感が漂う。

 ご存知の通り、「泰勝寺」は細川家の菩提寺であり、細川ガラシャも静かに眠る立派な墓石を見ることもできる。足踏む土は、江戸時代のものなのだろうと。

 最近心配しているのは、気候変動が激しい温暖化の影響なのか、昔はキラキラと生き生きしていた「苔園」が、少しずつ崩れているように思えてならない。

 雨上がりの「苔園」に木漏れ日が射すと、何とも言えないアーティスティックな情景が心を和ごましてくれる。しかし、その瞬間を撮影したいが、叶わない。

 本日は気温が低かったので、藪蚊からの攻撃は皆無であり、快適だった。気づけば、1時間ほど散策していたことになるが、冷んやりとした空気が実に旨かった。

 ※立派な墓石の撮影は大変失礼に当たると思い、敢えて撮影していません。


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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2020/12/3 12:00 am

野鳥の森にて、森林浴。

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 熊本県護国神社の大きな鳥居から左へ進むと石橋がある。公道の真上を通る石橋で、熊本城の二の丸公園にある熊本県立美術館へ繋がるところだ。

 その石橋を渡り、右手にあるのが野鳥の森。シジュウカラやメジロ、エナガなど小ぶりの野鳥が遊びまわるところだが、椿の頃には森中が真っ赤に染まり、また、秋には、夕日を浴びて透けるような美しい紅葉をあちらこちらで楽しめる。

 今回は、野鳥の森と名の如く、森を撮ってみた。コブがぼこぼこと付いた老木もあり、また、台風で切られたのか、背の低い幹に葉っぱが生い茂っている小人のような木もあった。野鳥の森の地面は苔むしており、しっとりとした柔らかな緑色の絨毯を足の腹で感じることもできる。

 熊本市内中心部だというのに、夏場でも涼しく森林浴も楽しめる絶好の場所である。しかし、水場がないことと、やけに藪蚊が多いので、散歩する前には、必ず、虫除けスプレーを足元、手先、首回りなど満遍なく振り掛けてお出かけ願えればと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/6/5 02:33 am

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