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ホテル文化に学ぶ(8)

▼西田親生が語る「ホテル文化と食文化」
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<オススメ料理と食事処>

 以下写真群は、今まで撮影してきた和洋中の料理(全て、取材許可を得ている)写真の中から、思い出深いものをランダムに抜粋し、掲載したものである。

 先ず、流石にインパクトが強かったのは、写真1枚目のザ・リッツ・カールトン東京ひのきざかで食した「門崎丑(かんざきうし)」である。枝肉が350キロほどの小柄な牛だが、霜降りの繊細さ、肉の甘み・・・非の打ち所がない極上のステーキだった。

 次の写真は、皆さんご存知のローストビーフだが、これは帝国ホテル東京地階にあるラ・ブラスリーでサーブされたローストビーフだ。このサイズといい、柔らかさといい、ジューシーさといい、今まで食したローストビーフの中では最高峰に位置するものだ。

 余談だが、それから1ヶ月後に同レストランを訪れた時に、その旨さをギャルソンに伝えると、料理長が1枚のプレートに2枚も大きなローストビーフをサーブしてくれた。粋な計らいだが、当時会食を共にした相方が、目を丸くして皿を凝視していた。

 さて、今度は中国料理だが・・・ホテルオークラ福岡桃花林、熊本ホテルキャッスル桃花源、グランドハイアット福岡チャイナなど頭に浮かぶ。よって、上品な広東料理をお好みであれば、桃花林。ピリ辛の刺激たっぷりの料理を求めるのならば、桃花源。ちょっと小腹が空いた時に、語り合いながら楽しむ料理を欲するならば、点心専門シェフが居るチャイナとなる。

 バリエーション豊かなメニューの中から、毎日でもランチを楽しみたいのであれば、これは熊本ホテルキャッスルダイニングキッチン九曜杏がお薦めとなる。牛肉、豚肉、鶏肉の各肉料理、旬の魚料理、パスタ、ピザ、カレーと・・・ファミリーでも、カップルでも、打ち上げ、接待でも存分に楽しめる食事処だ。・・・ガラス張りの厨房で、リアルタイムにシェフの手捌きを見ているのも面白い。フランベの炎の熱が、一瞬間体に感じるので、食事を忘れ釘付けになっている子供も少なくない。

 ここで、日本人として忘れてならぬのは、和食となる。・・・お薦めは、有明海の海の幸をふんだんに取り揃えている松島観光ホテル岬亭(熊本県上天草市)のヒラメ、伊勢海老、ウツボのお造りなどの珍味三昧(特別料理)は、すこぶる素晴らしい。たらふく食したとしても、1泊2日の料金は、かなりリーズナブルなものとなっている。

 ご紹介する写真のように、質の良い食材を調理した料理群は、どれを取っても「逸品」の一言に尽きる訳だ。食文化の高い日本に生まれて、幸せだと思うのは筆者だけではなかろうと・・・。しかし、折角この世に生まれてきたからには、一つ一つの旬の食材を楽しむのが一番。また、健康的な体づくり(食育)のためにも、もっと食文化を掘り下げて研究すれば、思わぬ発見があるかも知れない。

 ITを本業としながらも、国内外の高級ホテルが発信する文化、特に、色とりどりの食文化に触れられたことは、とても幸運だった。更に、同連載記事を読んでいただいた方には、この場をお借りして、重ねて感謝申し上げる次第。


▼ザ・リッツ・カールトン東京 ひのきざか(野菜と門崎丑)
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▼帝国ホテル東京 ラ・ブラスリー(ローストビーフ)
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▼ホテルオークラ福岡 桃花林(広東料理)
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▼グランドハイアット福岡 チャイナ(点心)
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▼熊本ホテルキャッスル 桃花源(四川料理)
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▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏(洋食)
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▼松島観光ホテル岬亭(和食)
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▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏(洋食)
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▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏(洋菓子)
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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2015/10/19 03:21 am

スラム化に拍車がかかる時代・・・

▼写真はイメージ

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30年前だったろうか・・・新聞社時代の話。

当時、電通が「マンション、アパートのスラム化」を予測。

その報告書を読んだことがあった。

しかし、今も尚、大都市部ではどんどん高層ビルが建っている。

この田舎熊本と言えども、市内各所にマンション、アパートが次々と。

人口が急増する訳でもなく、大都市化する訳でもない。

しかし、目の前では老朽化したマンション、一軒家がガラ空きの状態。

農地転用でアパート経営をしていたところが、苦しくなってくる。

20年、30年も経てば、流石に新築へ人は移って行くことになる。

さて、「マンション、アパート、オフィスビルのスラム化」。

これは、そんなに遠い未来ではなく、現実に起こり始めている。

スラム化は、風紀が悪くなり、事件の温床ともなりかねない。

特に、市の中心部を離れると、道沿いの照明が真っ暗になっている。

人は安心安全で住みやすい土地を選び、そこへ集まってくるのだ。

このスラム化を真剣に考え、新たな都市づくりへ一歩踏み出さねば!


【ディー・アンド・エルリサーチ社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2015/1/26 12:32 am

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