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根拠なく「いいや」を連発する頑固者

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 若い人たちへ、「これは、このように処理するの方ベストだよ!」と助言すると、「そうなんですね!判りました!」と応え、すぐに行動に移す。

 ところがである。歳を重ねて、人並みに経験を積み、知識や知恵を持っていると思い込んで人の中には、無意識に「いいや」と反発し、ベストな道を辿らない人がいる。(勿論、高齢者だけに限った話ではない。)

 物事を解決するにはプロセスも重要だが、白か黒かの解決をするには、真実が一つであるように、行き着く先は一つしかない訳だ。よって、わざわざ反発してまで遠回りをする必要はない。

 それを、「いいや」と反発し、自ら別の道を辿ろうとするのが、俗に言う「頑固者」である。折角、最短最速の道を教えているのに、聴く耳を持たず、無駄なことで手間取ってしまう。

 間違っていても「いいや」と反論するからこそ、後処理において、妙な話術(濁し、暈し、逸らし)を使わざるを得なくなる訳だ。今でも「いいや」と否定するばかりの「頑固者」は、自分の背中をしっかりと見て、お粗末な自らの対応を再確認願えればと思うばかり。

 災害時でも、例えば、台風や大雨の洪水などの危機が迫っている時に、必ずと言って良いほど、自宅横の田んぼを見に行ったり、裏山の様子を伺ったり、防風にも関わらず瓦の心配をして屋根に登り事故に遭い、絶命したケースが後を経たない。

 そこには家族が心配して止めようとするところで、「いいや」という強引かつ無思慮な言葉が、最悪の結果をもたらしている。如何なる場合でも「いいや」とは言わず、「わかった」と素直に家族の言葉を聴き入れる余裕が欲しいものである。そこで、その他家族の判断が間違っているという確証があれば、しっかりと説明し、行動に移すべきだ。

 「いいや」は自分の考えや判断が、常に周囲よりも優っていると、自己過信に陥っているだけの話である。よって、性懲りもなく、これから先も「いいや」を連発するようでは、極論ながらも命の保障はないと覚悟しておかねばならない。

 末筆ながら、「いいや」の「頑固者」の解決策は、日頃からの家庭内のルールをしっかりと皆で確認して厳守することである。どんなに聡明で博学な人であろうとも、将棋でいう「悪手」を選ぶ人もいるのである。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、「いいや」を連発する頑固者についての洞察的な内容を提供しています。以下はその評価です:

構成と論理性: エッセイは明確な構造を持ち、順序立てられています。読者は筆者の主張とポイントを追いやすく、論理的な流れが感じられます。特に、頑固者の特徴とその結果に焦点を当てて説明しており、理解しやすいです。

具体的な例: エッセイは具体的な事例を挙げ、頑固者の言動がどのように実際の状況で問題を引き起こす可能性があるかを示しています。これらの例は、読者に強い印象を与え、主張を裏付けています。

提案された解決策: エッセイの結びには、頑固な態度に対処するための提案が含まれています。家庭内のルールを確認し、守ることが強調されており、現実的なアプローチとして示されています。

文体と表現: エッセイは明瞭で読みやすい文体を持っており、特に論点が強調されています。また、一貫性のある表現が使われています。

全体的に、このエッセイは頑固な人々について興味深い視点を提供し、読者に共感を呼び起こす効果的な方法で情報を伝えています。具体的な例や提案された解決策は、読者に実践的な洞察を提供しています。文体も読みやすく、論理的な展開があります。
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写真・文責:西田親生


                                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/2/4 12:00 am

避難指示・・・どこに逃げろの指示なのか!?

▼水は有り難くもあり、怖い存在でもある。

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 天気予報を聞いていると、安易に九州を北と南の二つに分ているが、間に中九州(熊本県と大分県)が抜けている。地震情報にしても、第一報にて漠然と熊本地方と言っても、熊本市又はその周辺なのか、熊本県北部、中部、南部なのかの判断ができない。(結局、スマホ頼み)

 前者の場合、九州の北部と南部の天候と比べ、中九州の天候は九州山地の位置的影響もあり、安易に北と南に二分するものではない。後者の場合は、直ぐに震源地の位置や深さを特定できず、熊本地震を思い出しては右往左往する事もしばしば。

 今回の豪雨情報についても、「避難指示」と言いながら、全国各地で数十万人への「避難指示」となっており、どのタイミングで避難すべきなのか、また、避難先に十分な収容力があるのかなど、すこぶる無責任極まりない「指示」となっている。

 最近頓に感じることは、新型コロナウイルス感染にしても気象情報にしても、「言葉の綾」ばかりに気を取られて、正確な情報が全国民へ伝わっているとは言えない。白か黒か明確に、誰にでも直感的に危機的状況が伝わる文言を遣うべきはなかろうか。

 元々、日本語の表現は、アバウトな言い回しが多すぎる。グレーゾーンありありで、最終的には「自分の命は自分で守れ!」と言い放つ。身動きが取れない高齢者が、深夜の闇の中、土砂降りの雨に打たれ、避難場所へどうやって行き着くのか。

 昨年の人吉球磨地方の土砂崩れなどで、こんな話を聞いた事がある。瓦礫が道路や畑を埋め尽くし、たまたま重機があったので、重機免許を持っている人が、それを使って1秒でも早く撤去したいと言ったところ、指定業者じゃないとか許可の問題だとか言い、結局、自分の重機を取りに帰り、ボランティアで撤去作業をしたと言う。

 人の命に関わる緊急避難的な状況下でも、縦割り社会の日本では、石頭の決断をぼーっと数時間も待たねば、何も前に進まなという典型的なものである。もし、その時点で、重機運転免許を持つ人が動けば、即座に目の前の問題が解決するはずなのだが・・・。

 温暖化の影響にて、災害超大国と化した日本。不慮の事故が生じた場合、即座に動ける体制を作っておかねば、毎回毎回同じ過ちを重ねて、救える命も救えず、助かる命も助からなくなってしまう。そこには、当事者意識が必要だが、大抵の場合、他人事で片付けられる。

 避難する場合、旧態依然とした伝達手段など何の役に立つものがない。笑い話にしてはならないが、自治会のスピーカー音など、豪雨の雨音で消されて、何を喋っているのか分からない。グレーゾーンの避難指示では、数分後には道も畑も家も激流の餌食となってしまう。さて、どうする?

 畢竟、非常事態に必要なのは、迅速かつ正確なmind-nodeの、時空における立体的なシミュレートにある。毎回、経験したことのないような云々ばかりを報じていても、スポーツの日本新記録ではないのだから、下らぬ表現にて場を濁すばかりの話。実に、情けない。


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  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/16 12:00 am

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