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便利な傷取り艶出し研磨剤・・・

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 昨日、ネットショップで仕入れた「KIKU-MOL」。・・・貴金属、プラスティック、漆器などの艶出し、研磨、保護にばっちりのものだ。

 断捨離中に見つかった古いイヴ・サンローランの腕時計。電池式の安物だが、よく見ると、長年放置していたために、ベゼル付近を中心に、埃やメッキの浮き出したあるようだ。

 よって、ネットショップで調べて、きめの細かい貴金属専用の研磨剤を入手することにした。数種類ある中で、この「KIKU-MOL」というオールドファッションなものが目に留まり、間髪を入れずクリック。・・・昨日、オフィスに届いた。

 早速、取説を読み、蓋を開け、においを嗅ぎ・・・研磨、艶出しの実験をすることにした。

 ナノ繊維の柔らかな布や綿棒の先に付けて、汚れやメッキ浮き出し部分をそっとなぞるように・・・。それから、別の乾いたナノ繊維の布で拭き取り、仕上げて行った。

 肉眼ではよく見えないので、デジカメで撮影して、どこまで細かい傷がなくなっているのか、汚れやメッキ浮き出し部分が美しくなったか確認をした。・・・思ったより、ギラギラと輝き、引き出しに埋もれていた時計が、買った頃の輝きを取り戻し、生き返ったような・・・。

 色々考えている内に、昨日は、勝手ながら「磨きの日」と決め、腕時計を中心に、次から次へと磨きまくった次第。

 古いものを大切にしなければならないと思っていても、なかなか日頃手入れを定期的にすることがないので、深く反省しつつ、一つ一つを入念に磨き込んでいった。

 ただ、このペースト状の研磨剤は、強く磨きすぎると、メッキのものは地金が出てくる可能性があるので、要注意である。さらに、磨いた後には、鉱油の臭いが若干残るので、その後、しっかりと拭き取り・・・・完全防水の腕時計であれば、やらかい歯ブラシなどを使い、中性洗剤で洗った方が良かろうと、自分なりに頷きながら磨いていったのだった。

 お陰様で・・・この研磨剤のお陰様だが、古い時計や金属バッグ、その他、金属でできたメガネのフレームなども、しっかりと汚れを取りながら、傷を修復できたのである。・・・研磨前と比べると、皆、味のある輝きになったようだが、筆者の思い込みだろうか!?(苦笑)

 本日の教訓・・・「古物ほど、大切にせよ!!」・・・である。


▼数カ所に細かい傷が目立つ腕時計
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▼研磨剤で磨き、仕上げた腕時計→ほとんど細かい傷がなくなった
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▼古いトラベルウォッチ・・・メッキの部分が酷かったが、ほとんど傷もなくなり、輝きを取り戻した。
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

             

  • posted by Chikao Nishida at 2015/5/11 12:56 pm

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