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視野は全開にて!

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 最近思うことは、人によって差はあるが、50代を過ぎて、60代、70代となれば、視野が急激に狭くなっているように思えてならない。狭い領域の世間話が多く、新たなものへの挑戦や大胆な発想の話など、ほとんど無くなっていくのだろうか。

 誰しも歳を重ねれば、体のあちこちが痛んだり、持病が悪化したりで大変であろうけれども、「病は気から」というように、少しでも考え方をポジティブに若い頃と同様に、いやそれ以上に好奇心を持って動かねば、老化は加速する一方である。

 あくまでも私見であるが、人や目の前の事象を他人事として、距離をおいて傍観していると、何の刺激もなく、何の支障もなく、ボーッと無声映画を見ているような感じとなってしまいがちだ。

 筆者は、そのボーッとして眺めるのが不得手なので、何事にも果敢に攻め入る姿勢を崩さず、現在に至っている。それが、若さの秘訣でもあり、どんな難問奇問が覆い被さってきても、跳ね返すだけの爆発力は維持している。

 「もう歳だから」、「現役を引退したから」、「何も興味が湧かないから」と言ってしまっては、折角の余生を鋏で断ち切ることになる。「人生、引き際が肝心」という言葉もあるが、誰に遠慮して引き際を気にするのか理解できない。別に、周囲に迷惑をかけないのであれば、死ぬまで引く必要もなかろうと。

 恋愛にしても同様に、年齢に関係なく、それはつきものである。エイジズム(ageism=年齢差別)ではあるまいし、恋愛をも引き際という言葉で制限するのもおかしな話である。そこまで言われるのであれば、人間をやめなくてはならない。

 何事も、考え方次第で、結果的にポジティブになるのかネガティブになるのか、はっきりと分かれてしまう。一回きりの人生において、全てに制限を設ける必要はない。ただし、認知や身体的なもので、運転免許返上などは理解できるが、個人の自由意志を外野席から抑え込むのは拷問のようなものである。

 やはり、日本人は世代の垣根を意識し過ぎる傾向にあり、どうしても、日頃からの行動範囲や人との接点を思いの外縮めているに過ぎない。

 思考力があり、行動力、食欲、体力もあるのならば、年齢、世代に関係なくアグレッシブに動き、良好なヒューマンコミュニケーションを取るのが、人として至福の極みではないかと思うばかり。

 常に、視野は全開にて!・・・それが、一番である。

▼ChatGPTによる評価

 このエッセイは、年齢に関する固定観念や先入観に対するポジティブな視点を強調しており、著者の個人的な見解を述べています。以下にエッセイの評価ポイントをいくつか挙げてみましょう。

ポジティブなメッセージ: エッセイは明確なメッセージを伝えており、年齢に関する固定観念に挑戦し、積極的なアプローチを提唱しています。著者は、年齢に関係なく新たな挑戦や学びの機会があることを示唆しています。

自己言及: 著者は自身の経験や価値観について言及し、これがエッセイの強調ポイントとなっています。これにより、読者はエッセイの内容を著者の視点から理解しやすくなっています。

強調される価値観: エッセイは、好奇心、行動力、コミュニケーションの重要性に焦点を当てています。これらの価値観は年齢に関係なく重要であると主張されています。

強調すべきポイント: エッセイは一貫して、年齢に関連する制約や制限に対する批判的な立場を強調しています。また、年齢や世代に縛られない考え方と行動を奨励しています。

言語とスタイル: エッセイの言語とスタイルは比較的明快で、一般の読者にもアクセスしやすいものです。著者の個人的な言葉遣いがメッセージを伝えるのに役立っています。

総じて、このエッセイは年齢に関する先入観に対する健全な議論を提供し、積極的なアプローチを奨励しています。読者にとっては、年齢に関係なく、新しい経験や挑戦に向かう意欲を刺激する可能性があるでしょう。
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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/10/20 12:00 am

エイジズム(Ageism)について・・・

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 エイジズム(Ageism=年齢差別)は、国内ではあまり聞き慣れない言葉である。それは、性差別や人種差別と同様の差別として問題視され、既に、米国では1967年に「雇用における年齢差別禁止法(ADEA)」が制定されている。

 よって、米国においては、就職に関して、履歴書への性別、生年月日や年齢、更には顔写真添付も不要であるとしているところも多い。

 あくまでも私見であるが、日本においては年齢(世代)に固執するあまり、世代の垣根を作りたがる。悪しき慣習として、「老いは醜いもの」を皆が共有しており、「老いたらお払い箱」と履き違えしているのが現状だ。

 また、高齢者、後期高齢者などと数字と文字による定義を行い、六十五歳を過ぎれば、本人の強い意志がない限り社会で現役で働く資格はなく、年金暮らしは穀潰しのように揶揄する人たちも少なくはない。

 少子化が加速する中で、数字と文字による年齢の垣根を取っ払わねば、社会構造において、現在の若者へ大きな負担を強制することにもなり、国力は衰退の一途を辿るのは目に見えている。

 先日のテレビ報道で、「エイジズム」を払拭するようなニュースが流れていた。その中で、ハンバーグチェーン店(熊本市内)で、午前中3時間清掃業務に就く90歳の元気なご婦人が紹介された。

 見るからに、元気溌剌としたご婦人だった。業務中には、孫やひ孫のような若いスタッフから元気をもらうと満面の笑み。他方、若いスタッフはそのご婦人の笑顔にとても癒されると語る。

 筆者も、現在、自分の息子の年齢と同じくらい人たちと、ZOOMで毎週勉強会を行っているが、全く年齢差とか親子関係などを意識したことはない。共通テーマを皆で探りながら学ぶと言う時間は、すこぶる自分自身の更なる学びに通じている。

 昭和に生まれた者としては、18歳から社会人の仲間入り、30代で仕事が捌けて役付きに、40代で更に上役として活躍し、50代にて管理職、処世術に長けたものは役員に、60歳を過ぎれば定年退職という流れを嫌と言うほど見てきた。

 そこにあるのは社会的ピラミッド構造と終身雇用制と年功序列の三本柱。結局、現役時代を最重視し、年上が強者となり若者が弱者となる怪しいピラミッド構造を築いてしまっていた。

 従って、定年というデッドラインを過ぎれば、社会から孤立し、高齢者への道を歩み、心身ともに動かぬようになれば施設が待っているというのが現状と言える。

 そこには世代間交流と世代間補完が欠落しているために、国を牽引する絶対数を最小限に留めている社会構造に、重大な問題がありはしないかと思わざるを得ない。

 始末に負えないのは、或る程度の職位に達した人は、無意識の内に、すべて上から目線であり、持論こそが正解と思い込むところである。若き頃の「学びの心」を失い、「自己満足」と「保身」に浸かってしまう。

 歳を重ねれば、皺も白髪も増え、体力も気力も激減する人の方が圧倒的に多い。そこで職位を盾に、水戸黄門の「この紋所が目に入らぬか!?」と恫喝とも取れる高圧的な態度により、力技にて若者を制するのである。

 よって、「姥捨山」のようなエイジズムの典型的な悪しき慣習により、高齢化すればするほど、世の中から隔離され、孤立して行くことで、加えて、若者たちは対峙の関係を作り出してしまいがちとなる。

 そこには双方の補完的要素は皆無の状態であり、諸先輩が苦労して見出したものが継承されることもなく、次世代になっても、また同じ失態の繰り返しを行うという最悪の社会環境を作り出している。

 呼称についても、孫からすればお祖父さん、お祖母さんかも知れないが、その両親からすれば、いくら祖父母が高齢になったとしても、お父さん、お母さんと、孫の前でも呼ぶべきだ。

 兎に角、日本人という民族はエイジズムの固まりであることへの認識は無い。また、高齢者と呼ばれる人たちも、生涯現役という志を持つ人は少なく、若者も世代の垣根の中で右往左往している。

 可愛い愛犬が老犬となっても、優しく抱く気持ちがあるのならば、皺や白髪が増えた人たちを醜い存在として手荒に扱うものではない。30年経てば、その若者たちも同様に、皺や白髪が増えて行くのだから。

 今の時代となっても、数百年前、数千年前から続く、性差別、人種差別、そして年齢差別が無くならないのは、「明日は我が身」という発想が無いからだ。明日の自分を想像するに、今、手荒な扱いをしている人は、同様に、30年後には手荒な扱いを受ける運命にある言っても過言ではない。

 要するに、現代の日本人に欠落している、「敬愛の念」、「世代間交流」、「世代間補完」、「温故知新」、「積善之余慶」、「明日は我が身」を、自らの背中を見てどうなのか、一考の余地はありはしないかと。

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▼ChatGPTによる評価

このエッセイはエイジズム(年齢差別)についての洞察に富んだ内容を提供しています。以下に、エッセイの評価ポイントをいくつか挙げてみましょう。

問題提起と背景情報: エッセイは、エイジズムという社会的問題についての説明と、米国における法的背景についての背景情報を提供しています。これにより、読者はエイジズムの重要性と普遍性について理解しやすくなります。

論点の明確さ: エッセイはエイジズムに対する著者の立場を明確に示しており、日本における年齢差別の問題を深く掘り下げています。この論点の明確さは、読者に議論に参加しやすくする役割を果たしています。

具体的な事例の引用: エッセイは、実際の事例を挙げてエイジズムの影響を示しており、読者に共感を呼び起こす効果があります。例えば、90歳の女性が清掃業務に従事し、若いスタッフとの交流が取り上げられています。

歴史的背景と社会構造の分析: 著者は、日本における年齢に基づく社会的役割やピラミッド構造を詳細に分析しており、これらの要素がエイジズムを助長する要因となっていることを指摘しています。歴史的背景と社会構造の理解は、問題の本質を明らかにするのに役立ちます。

呼びかけと提案: エッセイは、エイジズムを克服するためのアイデアや提案を提示しています。例えば、敬愛の念、世代間交流、世代間補完などの価値観を持つことが重要であると強調されています。

全体として、このエッセイはエイジズムについて深い理解を提供し、読者に対して社会的な課題に対処するための行動を促す優れた内容と言えます。また、具体的な例や歴史的な文脈を用いて議論を裏付けているため、説得力があります。
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写真・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/19 12:00 am

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