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偽りの期待感を持たせることは、罪なこと。リップサービスは、ほどほどに。

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 良かれと思い、また、相手に好印象を与えたいのか、偽りの期待感を持たせるようなリップサービスをする人は多い。それは、はっきり申し上げて、罪なこと以外、何ものでもない。即刻、止めるべきである。

 瞬間的に、口から出まかせを言うのか、はたまた脳で考えずに口が滑るのか分からないが、ノリの良い人ほど、相手に大きな期待感を持たせるような大風呂敷を広げてしまう。言った本人は罪悪感など皆無だが、聞かされた相手は、それが嘘と判った瞬間に、傷つき凹んでしまう。

 こう言った、無意味なキャッチボールの代表的なものの一つが、上述のような軽々なるリップサービスである。単なる言葉遊びであれば問題はないが、期待を持たせ、それを無責任にも反故にするのは、初手から相手を裏切ることになる。

 人間関係にて重要なことは、「有言実行」が一番。それが、「信頼」という太いパイプで結ばれることになる。ところが、軽率なるリップサービスばかりの、いい格好し〜の人間は、「有言不実行」を日頃のルーチンワークとしている。

 言ったことを忘れるのではなく、実行できないことを無責任に告げて、そしらぬ顔してトンズラしてしまうのである。考え方によっては、悪質なるコミュニケーションの手法であると言っても過言ではない。

 特に、子供に対して、期待感を持たせることを言って、不履行となれば、記憶力の良い子供の落ち込み方は、想定外に大きなものとなる。よって、子供へ口に出して約束したことは、大人は責任を持って履行しなければならない。

 また、仕事関係はよりシビアなもので、契約に期待感を持たせるような発言をしたのならば、「口約束も契約なり」にて、必ず契約すべきである。昔の話だが、ある経営者が「2年後の2000年に契約します!」と言って、2000年に電話を掛けると、知らぬ存ぜぬで逃げてしまった。

 出来ないことは、絶対に言わぬこと。勿論、自戒を込めての話ではあるが、常に「有言実行」をモットーとして仕事に臨みたいものである。

 畢竟、オオカミ少年のような人物とは、接点を持たぬことが懸命であると言える訳だ。いつまでも、そのような人物に関わっていると、折角物事が好循環になりつつあるとしても、すぐさま、振り出しに戻されてしまうので、御用心、御用心。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/5/25 12:00 am

ご尤もな言葉に御用心!!!

◎記事と写真は関係ありません

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 言い訳を聞いていると、「おお、なかなか!ご尤も!」と感心するほど、淡々と喋りまくる人がいる。一応、教科書通りの基本回答のように聞こえるが、裏腹にシャーシャーと虚言を発しているだけで、そこには、責任も配慮も反省も何もない。結局、目の前の、上司からの詰問回避のために、ご尤もな言葉を並べているだけである。

 大抵の人は、上司に対して、自分自身を良く思われようと、嘘を組み立て、自身の美化に走る。しかし、論理展開を具に分析すると、そこには整合性など皆無にて、オオカミ少年の戯れに構っているだけの話となる。相手の心の傷を予測し、敢えて「嘘も方便」を遣う場合は許されるが、嘘まみれの真っ黒な毒団子は許されるはずはない。

 深夜のアニメ「おそ松さん」を見ながら、そんなこんなを考えたのであった。「そうなんですね〜!?」と、他人を嘲笑うかのような口癖の新人女性社員。超マイペースにて、上司の頼み事にも空耳状態。能力の限界まで頑張っていると自画自賛しながら、仕事をする気がない新人女性社員。1日の楽しみは仕事よりもランチのようだ。

 自分の能力の無さに挫折し、一度は辞めると言って、舌の根の渇かぬ内に一所懸命仕事をすると改心を上司に告げるが、翌日から無断欠勤する始末。上司が電話をするも着信拒否。まあ、現実でも「あるある」だが、その新人女性社員が放つ言葉が、上記の基本回答だった。笑えるが、ご尤もな言葉に騙される管理者も沢山いるに違いない。

 数年前、或る企業の経営者が、19、20歳の新人女性社員の一人に目を付けて、異常なほどの優遇措置を講じた結末を耳にした。女性の勤務状態を心配し、即座に配置転換させた経営者。そしてまた、体調不良を聞き、更に配置転換。時にはその女性の写真なども撮っていたようだが、結局、その女性はさっさと辞職したのであった。

 「私は19、20歳の生娘に騙されました!裏切られました!」と肩を落とす経営者。自業自得だが、そのご尤もな言葉の信憑性など度外視して、その女性に固執するから、その掌(たなごころ)に転ばされるのである。激昂したその経営者の様子を伺うと、単に病的なエロ親父であり、過去において社内でストーカーとして女性に付き纏っていたとのこと。

 その女性社員も社員だが、この経営者の病的挙動により、「おそ松さん」以上に、失笑しかない。アニメと現実を比較すると、現実の方が生々しく、それが眼前で繰り広げられると、これはオモロい4コマ漫画でも描けはしないかと。或る人が、「あの経営者は変質者ですから!」と言ったことを、今更ながらに納得した次第。

 何はともあれ、ご尤もな言葉に騙されてはならない。リップサービスに有頂天になってはならないのである。上司に必要なのは、部下の自然体を見抜くか否かである。自然体の中から発せられる言葉は、その部下が大物詐欺師でない限り、信憑性は高いと言える。よって、上司の好き嫌いで部下に対応していると、必ずや、ご尤もな言葉に騙される。


▼パスタランチとサラダ(ダイニングキッチン九曜杏/熊本ホテルキャッスル)
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/19 12:00 am

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