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幻の高級中国料理『満漢全席』・・・レアなる食材に参加者全員腰を抜かす!

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 2004年4月24日、熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源にて、筆者が主催した『満漢全席』。そこで凄腕を披露したのは、当時の同ホテル総料理長 善家繁氏であった。

 善家氏曰く、「これが国内最後の『満漢全席』ですよ!」と。参加したのは、筆者を含めて十人。よって、国内最後、県内は勿論最後の『満漢全席』を食したことになり、熊本県では県民180万人に対して僅か十人のみとなる。

 想い出すだけで、感激と驚きにて鳥肌が立つほどのレアな食材ばかり。熊の手の調理方法を北海道や東京からも料理長たちが視察に訪れ、デジカメで善家流調理法をしっかりと取材撮影していたと言う。

 一生に一度の稀有なる料理『満漢全席』。これは、筆者のグルメ歴としては唯一無二なるものとして、『ホテル文化と食文化』における講義にて、『中国料理』の中心的存在となっている。

 因みに、この写真群は、東京のテレビ局本部から連絡が入り、クリームシチュー特番や鶴瓶の冠番組で紹介されたことがあった。

▼前菜

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▼高級魚 アラの料理
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▼熊の手
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▼伊勢海老 二種の味わい
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▼フロリダ産 極上フカヒレ姿煮
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▼スイカの飾り
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▼子豚の丸焼き
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▼超弩級 乾燥アワビのステーキ(三陸産鮑の逆輸入)
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▼虎のペニスの干物(鶴瓶の冠番組/クリームシチュー特番で紹介)
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▼虎のペニス 睾丸の刺身
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▼虎のペニスのスープ
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▼血燕(赤い海燕の巣)デザート
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写真・文責:西田親生

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/20 12:00 am

中国料理の高級食材・・・『見て鳥肌、嗅いで鳥肌、食べても鳥肌』

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 トップ写真は、中国料理で使用される主たる乾物である。これら乾物は僅かな量だが、お値段はこれだけでも数十万円と、すこぶる高価な食材である。

 下の『フロリダ産の極上フカヒレ姿煮』(四川料理 桃花源)は、今では入手困難であり、そのフカヒレに餡掛けが絡まると、筆舌に尽くし難い味わいとなる。とろみが凄く濃厚で、このフカヒレを食べてタバコでも咥えようものなら、唇にタバコのフィルターがくっ付き、取れなくなってしまう。

▼フロリダ産 極上フカヒレ姿煮(四川料理 桃花源)

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▼フロリダ産極上フカヒレ姿煮(四川料理 桃花源)
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▼ヨシキリザメ フカヒレの姿煮とウバザメの胸肉コラーゲン(広東料理 桃花林)
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 上は、高級なヨシキリザメのフカヒレ姿煮とウバザメの胸肉のコラーゲンのダブルで創られたもの。これもまた、美肌を意識しながら食せば、お代わりと言ってしまいそうに、旨い。

▼ちょろんと、乾燥ナマコ(広東料理 桃花林)
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▼幻のキノコ フカヒレのキヌガサダケ包み(広東料理 桃花林)
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▼乾燥ナマコとアワビ(広東料理 桃花林)
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▼薬膳 壺蒸しスープ 具材は十三種類(広東料理 桃花林)
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 壺蒸しスープは、薬膳である。よって、完食後には血行が良くなり、とても新陳代謝を良くする効果があるようだ。

 因みに、上は、広東料理 桃花林のもの。具材は十三種類入っていた。しかし、写真はないが(探せなかった)、四川料理 桃花源のそれは、二十三種類具材が入ったものを食し、腰を抜かしたことがあった。東京価格となると、一人前3万円は下らぬ。

 中国料理の乾物は、高級食材としてレアものだが、標題に『見て鳥肌、嗅いで鳥肌、食べても鳥肌』と書いたのは、『見ると色や形が気持ち悪く鳥肌が立ち、嗅げばアンモニア臭にて鳥肌が立ち、食べると至福の極みにて鳥肌が立つ。』ということである。

▼乾燥アワビのステーキ(四川料理 桃花源)
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写真・文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/8/26 12:00 am

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