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日本語を軽視するネットニュース記事・・・

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日本語を軽視するネットニュース記事・・・名のあるニュースサイトに誤字脱字が目立つ今日この頃・・・

 ICTを本業とし、ICT総論各論、観光及びグルメ情報、国内外で活躍する人たちのコラムを書き綴る毎日である。勿論、アナログ人間であるが故に、自分自身が書き綴った記事を読み返すと、時折、誤字脱字を相方が発見し、苦笑いすることがある。

 原因は、正確にキーボードを叩いているつもりが、つもりになっていない。主力マシンは、MacBook ProやMacBook Air。キーボードの反応が悪かったり、トラックパッドに指が触れてポインターが跳んだりすることも考えるが、不本意ながら、どれを取ってもケアレスミ・ステイクとしか言いようがない。

 可能な限り、一読、二読して誤字脱字や表現の不味いところを見つけては訂正するようにしている。時には、一度掲載した瞬間にハッと違和感に気づき、すぐさま訂正することもある。言うは易し行うは難しだが、出来うる限り、完璧一発アップロードを心掛けている。

 ところが、近頃は結構名のある公開ニュースサイト(iPhoneアプリなどを含む)を拝読していると、とんでもない誤字脱字があることに気づいてしまう。

 「ロシア軍」と書くべきを「ロシア語」となっていたり、「ですます調」と「である調」が混在したり、主語と述語が曖昧な表現であったり、そのニュースサイトのデスク(責任者)がしっかりと校正していないのかと、首を傾げることがある。

 特に海外のニュースサイト日本語版の場合は、かなり杜撰な校正環境のようだ。適切な日本語になっていないこともしばしば。何を書いてあるのか、意味不明な表現も多い。結局、日本語になっていない訳だ。

 ここで、国内新聞各社の記事を拝読すると、誤字脱字やら主語述語、表現内容は、流石にしっかりとした基準を満たしており、ほぼ、ほぼ、間違いは見当たらない。プロの活字媒体なので当然であると言って仕舞えばそれまでだが、それができていて、初めてジャーナリズムの核たる存在としての価値を持つことになる。

 つい最近のことだが、或る経営者(東京在住)との書簡の遣り取りがあった。その中で、語り言葉を文字にしている点がとても気になっていた。社印や実印を押印した書簡であれば、フレンドリーでいい加減な言葉は極力避けるべきを、堂々と語り言葉を遣っている。

 良く言えば、フレンドリーな時代を彷彿とさせる書簡である。厳しく言えば、経営者らしからぬ文言であり、重厚さも、厳格さも存在しない書簡である。もし、会社を代表する人間であれば、宛先へ敬愛の念を持ち、正確な日本語を書き綴るべきではなかろうか。

 標題のように、兎に角、ネットニュースの日本語はいい加減なものが多い。デジタル世界では、瞬間的に訂正も削除もできるので、いつの間にか、書き綴る日本語を軽視するベクトルが働いているのかも知れない。個人的なBLOGやSNSで誤字脱字があろうがなかろうが、全く問題はないが、プロとしてのメディアであれば、見過ごす訳には行かない。

 しかし、自由に言葉を選べる(表現の自由・言論の自由の拡大解釈)からと、誹謗中傷、揶揄、特定する人への攻撃、ほかデジタルデータの粗野な扱いなどで、名誉毀損や著作権侵害にならぬよう注意すべきが、ネット上での最低限のモラルである。そこは、しっかりとネットユーザーは自覚すべきであり、社会人として、自らの公開情報に対する重責を再認識してもらいたい。

 更に、米国のトランプやロシアの独裁者やその取り巻きではないが、自由なネット空間にて、フェイクニュースを垂れ流したり、閉鎖した環境下において情報操作をするのは絶対に止めるべきだ。実に、大人気ない。五歳児よりも稚拙であり、すこぶる恥ずかしい話となる。

 最後に、自分なりに昨日の記事を検証してみた。タイトルや文字数、空白を含めず、記事のみで1280文字を書いていた。その程度の文字を365日書いているのだから、大きな声では言えないが、1年間に、多かれ少なかれ誤字脱字は存在している可能性は無いと言えば嘘になる。

 これは、自戒を込めての話。フェイクニュースやプロパガンダなどの悪辣なる情報操作を反面教師として捉え、これからは、日本語をもっと大切に、且つ、信憑性の高い情報のみを掲載して行ければと考える次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/5/16 12:00 am

「フェイク」に直面して・・・

▼記事と写真は関係ありません。

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 Amazonプレミアにて、「9.11:爆破の証拠ー専門家は語る」のドキュメンタリー映画を観ていた。多くの科学者や建築家など専門家が結集し、「9.11」の貿易センタービルのツインタワービル及び第7ビルの崩壊原因を徹底検証するといったものだ。

 NIST(National Institute of Standards and Technology/米国国立標準技術研究所)の公式報告書に「嘘」が埋め込まれていると語り、その「嘘」であるエビデンスを次から次へと専門家らが掘り起こす衝撃的なドキュメンタリーとなっている。

 古今東西、虚偽情報(フェイクニュース)が拡散されるのは日常茶飯事。一瞬にして数千人の命を奪ったテロ事件「9.11」でさえも、隠蔽しなければならない何かが存在するのであろうか、理解に苦しむばかりである。それが公式報告書となれば洒落にもならない。

 日頃の我々の生活を顧みても、「フェイク」が蔓延っている。のうのうと虚言を発する人物が多いこと、多いこと。それを鵜呑みにしている、平和ボケした我々にも責任があるが、本来ならば、勇気を持って、「フェイク」を徹底打破する策を講じる必要がある。

 ところが、国家権力や既得権益者の圧力により、仕事上の損得に怯え、正論を発し筋を通すことを避けて通る人が多いのも事実。よって、「フェイク」は堂々と公道の横断歩道を渡って行くことになる。理不尽なる出来事が絶えないのは、そこに問題があるからだ。

 国家機密情報にあたるものは、50年の時を経て開示するような妙な仕組みもあるが、50年も経てば事件は完全風化。それを記憶している人も数少なく、全てを「時効」で済ましてしまうのである。よって、重大な「フェイク」は咎められることなく、おさらばとなる。

 これが民主主義なのか、主権在民なのか・・・首を傾げるばかりである。

 「フェイク」であることを、第三者に良かれと思い教えても、ただヘラヘラと笑って聞く耳を持たぬ人も居る。真実を知ることにより、今の平穏無事なる生活環境が急変するのを恐れ、不安に思う人なのだが、それでは、不埒な「フェイク」が無くなるはずがない。

 その映画の中でも、不安や恐怖に怯えている人たちは、それが「フェイク」であっても、真実に対して耳を塞ぐという傾向を語っていた。なるほど、企業経営者に間違いを正そうと助言をしても、それを変えないのは、今に満足できればそれで良しと逃げるのだろうと。

 先般、「正直者は馬鹿を見る!?」という記事を書き綴ったが、貴方が正直者であるのならば、不正を許してはならないし、「フェイク」を見つけたならば、第三者へ「フェイク」だと言い切ることが必要である。一部の輩を除き、「フェイク」によって誰も幸せになることはないのだから・・・。


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文責・写真:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/23 12:00 am

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