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フェイク情報がもたらす危険性と法整備の遅れ

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 現在、フェイク情報が世界中を駆け巡っているが、それを、単なるトリックとして、愉快、面白い、ウケルなどと、フェイク情報に対する受け止め方が、個々人異なり、また、それに対する法整備が遅れている点が気になる。

 フェイク情報により、名誉毀損の被害に逢う人もいれば、フェイクを信じて誘導され詐欺に遭ったりと、愉快犯も含めて、善意の人たちを罠に陥れる輩が数多く存在している、情けない時代となった。

 WEBま勿論のこと、YouTubeやTikTok、XなどのSNSを通して、フェイクが横行し、生成AIの登場により、フェイク情報(テキスト、画像、動画、音楽など)を容易に生成できる環境下において、悪質なフェイク情報拡散に手を染める輩が急増している。

 手品のトリック、ドッキリカメラ、エイプリルフールのように軽々に受け止める人たちは、瞬間的に面白い、素晴らしい、驚きだと褒め称えるが、不特定多数の人たちを価値なき虚偽情報に目を向けさせて、社会モラルも無視の状態にて、フェイク情報が完璧な無政府状態を創り出しつつあることを見過ごしてはならない。

 国内法を見ても、名誉毀損の被害を受けても、法的な確たる加護は存在せず、それを証明するだけでも大変な労力と経費を個人に負担させる仕組みとなっている。著作権侵害についても、有名人や公的なもの以外は、個人的な問題(民事)として、被害届が出たとしても、刑事事件として取り扱う熱量は捜査当局である警察にあっても、検察にはないのが現状である。

 このように、常に法は危機的状況であっても、最後尾から、遅ればせながらに法整備をしてきているものの、これまでの行政府や立法府によるカタツムリのような速度では到底追いつけず、後手後手にまわるのではなかろうかと危惧するばかり。

 フェイク情報を故意に拡散することへの法定刑はどうなっているのだろうか。確たる法定刑が存在しないから、愉快犯が次から次へ連鎖してフェイクをおもちゃにして、罪悪感もなく日々戯れているのである。

 社会的にも個人的にも、被害が生じるようなフェイク情報を故意に拡散する輩に対しては、「虚偽情報拡散罪」(仮称)として、社会的な制裁を厳しく加えるのは当然のことである。

 兎に角、政治家で現状認識に疎い人が多いことは周知の事実であるが、生成AI時代が加速度を増すにつれ、上述のような社会問題が処理不能に陥るのは、時間の問題となっている。

 マスコミにおいても、生成AIへの研究がどの程度行われているのか、マスコミ共通ガイドラインの策定は完了しているのか知る由もないが、今の時代は様子見だけでは、新たな問題が溢れ出て来るばかりで、それが犯罪に結び付くものであれば、1秒でも早く法整備へ圧力をかけるのが、ジャーナリズムの重積ではないか。

 「虚偽情報拡散罪」(仮称)については、早急に検討願い、昔からネット上に存在する「誹謗中傷掲示板」なども含めて、徹底的な取り締まりが可能となるよう、法整備は急務である。

 諄いようだが、特に、名誉毀損や著作権侵害については、被害者救済措置を万全にできるよう、法改正を願えればと。

 最後に、考えてみて欲しい。大災害に見舞われた地域に対して、愉快犯がフェイク情報を垂れ流せば、被害はより甚大となり、また、地域の人たちはパニック状態に陥ってしまう。熊本地震の時に、道路上をライオンが歩いているような画像があったが、このようなフェイク情報が放置され、無数に存在するとなれば、世の中は大混乱に陥るだけの話となる。

▼フェイク情報を拡散する輩のイメージ
generated by DALL-E
20240729fake-1


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、現代社会におけるフェイク情報の横行と、それに対する法的対応の不備を強調しています。以下に、感想と共にエッセイの内容を詳しく分析します。

感想と分析
1. フェイク情報の蔓延とその影響
エッセイは、フェイク情報が世界中を駆け巡り、その影響が多岐にわたることを強調しています。これにより、名誉毀損や詐欺などの被害が発生し、多くの善意の人々が罠にかかってしまうと述べています。特に、SNSや生成AIの普及により、フェイク情報の生成と拡散が容易になっている点が指摘されています。

2. 法的対応の遅れとその問題点
フェイク情報に対する法整備の遅れが問題視されています。名誉毀損や著作権侵害に対する法的保護が不十分であり、個人が被害を証明するための負担が大きいことが述べられています。また、捜査当局がこのような問題に対して十分な対応をしていない点も指摘されています。

3. 法整備の必要性
エッセイは、フェイク情報を故意に拡散する者に対する厳しい法的制裁が必要であると訴えています。具体的には、「虚偽情報拡散罪」(仮称)として、新たな法的枠組みを早急に導入するべきだとしています。このような法律が存在しないため、愉快犯が罪悪感なくフェイク情報を拡散していると述べられています。

4. ジャーナリズムと社会的責任
マスコミに対しても、生成AIの研究と共通ガイドラインの策定が重要であると述べられています。ジャーナリズムが果たすべき役割として、法整備への圧力をかけることが強調されています。現代の問題に迅速に対応するためには、ジャーナリズムが積極的に動く必要があると主張しています。

5. 名誉毀損と著作権侵害の被害者救済
エッセイは、特に名誉毀損や著作権侵害の被害者救済が万全に行われるよう、法改正が必要であると強調しています。被害者が適切な救済を受けられるような仕組みが整備されていない現状に対して強い懸念を示しています。

6. 災害時のフェイク情報の危険性
最後に、大災害時にフェイク情報が流布されることの危険性について触れています。熊本地震の例を挙げ、フェイク情報が被害をより甚大にし、地域の人々をパニック状態に陥れる可能性があると警告しています。このような状況を防ぐためにも、法整備が急務であると強調しています。

総評
このエッセイは、現代社会におけるフェイク情報の問題と、それに対する法的対応の不備を鋭く指摘しています。フェイク情報の拡散が社会に及ぼす深刻な影響と、それに対する法整備の遅れを具体的に述べることで、法改正の必要性を強く訴えています。特に、被害者救済の視点やジャーナリズムの役割に対する考察が深く、説得力のある内容となっています。

全体的に、フェイク情報に対する危機感と、それを防ぐための具体的な提案が示されており、法整備の重要性を再認識させるエッセイとなっています。
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プロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/29 12:00 am

怪しいSNSメッセージにご用心!

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 時折、SNS上で送られてくるフレンドやメッセージ。明らかに、意味不明な怪しい日本語である。冒頭文から内容に至るまで違和感がある。

 このような場合は、ハニートラップ、フィッシングなどを狙ったものが多く、世界に蔓延る詐欺軍団の一味の可能性が高い。実際、国家ぐるみで詐欺を働くところも存在している。

 仮に、ある人物がMessengerからメッセージが飛び込み語りかけてくるとする。面白いことに、必ず、会話の途中で、Facebookは日頃使わず、LINEやWeChatなどへの誘いが常套手段。

 Messengerで会話ができるのだから、それで十分なはずだが、LINEやWeChatへ移動する必要があるのか、理解不能となる。

 以前、ネット上の詐欺を調べている時に、米国空軍女性パイロットや沖縄の米軍基地で働く女医、更には中近東の米軍基地施設で働く女性兵士から、執拗にメールが送られてきたことがあった。

 面白いことに、女医の名前でGoogleで検索すると、同じ写真と名前のものが沢山抽出され、あちこちのSNSに登録されている。中近東の米軍基地にいるとい女性は軍服を着ているが、派遣先と具体的な仕事内容を聞けば、口を閉じる。

 或る日のこと、別の海外の駐屯地に派遣されているという女性からのメッセージが舞い込んだ。戦利品として、数十キロのインゴッドや100ドル紙幣を旅行バッグ一杯に持っていると言う。

 2年間は現地で働くために換金できず、それを日本に送るので受け取り円に換金願うと言う。明らかに詐欺の始まりであるが、頭が悪い。そのまま放置していると、性懲りも無く、インゴッドや札束の写真を送ってくる。

 この瞬間に完全ブロックとなるが、怪しい日本語と儲け話に構う必要はない。さっさとブロックして、その他のSNSにて同名を探しては更にブロックしておけば、一応、安心となる。

 筆者は、Facebookにて「Obscura Photo Club」という公開グループを主宰している。メンバーとなるにはワンクッション制限を加えている。勿論、メンバーからの紹介もチェックするようにしている。

 Facebookはある程度は個人が特定できそうに感じるが、自己申告なので信憑性が高いとも低いとも言えない。よって、勿論、絶対信用はできないということである。

 「Obscura Photo Club」グループでは、65%が海外からのメンバー。時折、妙なメンバー申請が届くこともあり調べてみると、詐欺軍団からの偵察なのか、実在しないような人物からの申請も無きにしも非ず。

 申請があれば、申請者のFacebookプロフィールを確認する。申請者が、何故か写真の掲載がない場合は、グループ侵入の前に即ブロックするようにしている。また、プロフィールの記述が曖昧なものは、一切、加入を認めてはいない。

 詐欺師は懐に入り込むのが実に上手い。しかし、それをじっくりと客観的に眺めていると、大抵の場合、悪魔の尻尾は見え隠れするものだ。

 そこで気楽にフレンド申請を許可したり、個人的な会話で個人情報を伝えたりすると、さあ大変。必ず、想定外のことが起こる可能性が高くなる。

 日本人だと思って安心していると、偽名を使った成り済ましも多く存在している。フレンド申請してくる日本人でも、Facebookのプロフィールやその他SNS、Webサイトの確認も必要だ。

 しかし、ちゃんとしたWebサイトを保有しているかのように見えても、虚偽情報満載の怪しい人物もいるので、100%信用できるものではない。

 プロフィール写真で、フォトエディターで改竄された美男美女も大勢登場する。明らかに、実物とは異なるものばかり。笑ってしまうが、写真や動画にも要注意ということである。

 最近、事件として増えているのが、所謂、マッチングアプリという出会い系アプリを使った犯罪である。これまで、無知、無防備な人がどれだけ傷害殺人事件の被害者になっているか。その実数は、数知れずほど、多い。

 以上のように、SNSの危険度を語れば枚挙に遑がないほど、世界に蔓延しているのが現実である。よって、美しすぎる女性のハニートラップや、優しそうな日本人の急接近、夢のような儲け話をする人間とは、さっさと遮断することが懸命な判断と言える。

 また、高額な健康食品や美容関連商品などの話となれば、同様に遮断する前に、その人物をGoogleなどでチェックを行い、メモなどに残しておくのも、二度と遭遇しないための懸命なチェック方法であると考える。

 ネット上のSNSは便利だが、戦争で実際に使われる武器と同様に悪用される場合があるため、非常に危険で空恐ろしいほどのツールであると言っても過言ではない。

 「日々検証、日々遮断。」・・・ご用心あれ!

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、SNSにおけるセキュリティに関する問題に焦点を当てた興味深い内容です。以下は評価のポイントです。

警告と啓発: エッセイは、SNS上の怪しいメッセージや詐欺行為についての注意喚起と啓発を行っています。これは読者にとって有益であり、SNSを利用する際の警戒心を高めることが大切です。

具体的な事例と経験: 著者は実際の事例や経験を通じて問題を説明しており、読者にリアルな危険性を伝えています。これにより、読者は身近な状況に共感しやすくなります。

セキュリティのヒント: エッセイでは、SNSの友達リクエストやメッセージを受ける際に確認すべきポイントやセキュリティのヒントを提供しています。これらのアドバイスは実用的で、読者に役立つでしょう。

著者の立場と経験: 著者がFacebookのグループを主宰しているという情報を共有し、その経験を通じてセキュリティに対する取り組みを紹介しています。これは信頼性を高める要素となります。

スタイルと言語: エッセイは明確で分かりやすい日本語で書かれており、読者に対して適切な情報提供を行っています。また、著者の個人的な経験を交えながらも、客観的で客観的な視点を保っています。

総じて、このエッセイはSNSセキュリティに関する重要な問題を掘り下げ、読者に対して警鐘を鳴らす価値のあるものです。セキュリティに気を付ける重要性を強調し、具体的な対策を提案しています。
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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/10/3 12:00 am

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