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味わい深い、20mmオールドレンズ。

▼熊本地震前の大天守と小天守

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 写真群は、Nikon DfにNikkor20mmオールドレンズを装着して撮影したものだ。

 昔のレンズらしく、手に持つと、どっしりと重い。感触もアナログ感漂い何とも言えず、いろんな角度から眺めていると、いつの間にやら、レンズ本体が温かくなってきた。

 撮影当時、どうしてもアナログフィルムカメラのようなイメージで撮りたかったので、全てモノクローム撮影とした。熊本城の大天守も、人の姿も、手前味噌だが、いい感じ。

 デジタル時代と言えども、Nikkorの古い化石のようなレンズでも、Dfで使えるところが有難い。Dfもそろそろ第二世代をと期待していたが、Zシリーズのミラーレスに力が入ったのか、寂しい限り。

 因みに、Nikkorレンズは世界に1億本を提供しているが、その1億分の1のこのレンズは名玉とは言えないが、保有しているだけでも、その価値は十分ありはしないかと・・・。


▼熊本地震前の城内
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▼緑川の鉄橋
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▼緑川の鉄橋
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▼Bros.よしむら(吉村悌二店主)
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文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2020/7/25 02:52 am

2015年お気に入り写真集(4)

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 人生を変えたと言っても過言ではない、カメラライフ。

 写真撮影は、中学校の修学旅行で初めて父親からカメラを借りて写したのが、最初となる。当時は、フィルムカメラなので、思い通りに写っていない写真を見て、落胆の色を隠しきれなかった。また、被写体の選定が建物や寺社仏閣に偏り、単なるモノクロ記録写真のようで、面白みも何もなかった。

 本気でカメラに興味を抱き、ハード及びソフト面の研究に傾注したのは、ここ十数年ではなかろうかと・・・。ただ、仕事柄カメラを手にすることが多かったものの、そこまでカメラ本体やレンズに拘り、質感を求めて撮影したことはなかった。

 思い出深きカメラは、新聞社を経て、1990年10月1日に独立し、株式会社を創立した頃の「NIKON F4」のフィルムカメラだ。コンピュータグラフィックスを軸に事業を進めていた中で、自治体から依頼された文化財書籍や大きなイベントの記録冊子などを発刊する時に、そのカメラを使用し、弊社スタッフが東奔西走していたことを思い出す。

 カメラライフの転機となったのは、1995年にインターネット事業に着手し、熊本県第1号ポータルサイトを開設した頃・・・日々、リアルタイムな取材活動を開始した頃となる。しかし、当時のデジタルカメラは10万画素(カシオ)と、おもちゃみたいなもので、プロ仕様となると数百万円もするものだった。如何に、リアルタイムな情報を記事として掲載するにせよ、そこまでカメラに予算を投じることはできなかった。

 そうしている内に、NIKONから「NIKON D1」という、本格的な一眼レフデジタルカメラの廉価版が産声を上げたのである。廉価版と言えども、本体のみで64万円ほどの高価なもの。店頭に見に行ったものの、ちょっと迷ってしまったが、結果的に、即買いに近い形で、熊本県では早期の「NIKON D1」ユーザーとなった訳だ。それは1999年の年末に遡る。

 それから拍車を掛けられたのか、掛けたのか記憶にないが、「CANON EOS 5D MARK II」、「NIKON D800」、「NIKON D600」、「NIKON Df」と、フルサイズの一眼レフを導入し、質の高い写真を掲載することで、ポータルサイト「ロゼッタストーン」のグレードアップを図ったのである。

 特に、「CANON EOS 5D MARK II」は、2009年頃から国内外のグルメ取材に活躍し、その頃としては、大変質の高い映像を得られたことを思い出す。お陰で、ザ・リッツ・カールトン東京、帝国ホテルの伊勢長、ホテルオークラ福岡、ホテルグランヴィア京都など、名だたる高級ホテルの料理を取材することができた。

 その「CANON EOS 5D MARK II」は、当時のNIKONにとっては、難攻不落の城のように重く鎮座しつつあった。それに対抗して、NIKONが攻勢に転じたのが、「NIKON D800」という、3630万画素と、とんでもない一眼レフを2012年3月22日に世に送り込んだのだった。

 御多分に洩れず、即座に「NIKON D800」を手にしたのだった。それから、翌年にサブ機として「NIKON D600」、レトロタイプで画質優先の「NIKON Df」と立て続けに、導入して行った。

 最近ではカメラ本体の導入は、いささか落ち着いたものの、やはり、写真の命は「レンズ」である。カメラ本体は、数年ごとに交換して行くけれども、レンズは一生モノ。選定を誤れば、高額なレンズが腐ってしまうことになるので、特に、レンズ購入には神経を尖らしてしまう。しかし、熊本市内では、気楽にレンズをお借りして試写し、その特性を目の当たりにすることができないので、余計に神経は尖ってしまう。

 何はともあれ、カメラはどんなに高齢になっても続けられる、素晴らしい趣味でもある訳で、今からも自分のライフスタイルの中心に置いておきたいと考えている次第。・・・カメラに魅了されると、人生まで変わってしまうということなのだろうか。カメラは、奥深くもあり、すこぶる楽しいものである。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/12/31 12:00 am

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