
本日の取材ランチは、外気が冷たいこともあり、車中ランチを止め、熊本ホテルキャッスル1階にあるダイニングキッチン九曜杏を選んだ。
オーダーしたのは、お気に入りの『肥後うまか赤鶏 ハリハリつけ蕎麦』。熱々の土瓶の蕎麦用つけ出汁。これが開発者である同レストラン和食料理長の脇宮盛久氏の腕の見せ所。器にその出汁を注ぎ込むと、中から細かい具材も一緒に流れ出てくる。
土瓶の蓋を覗き込むと、ミンチの赤鶏肉が沢山溜まっていた。以前、同料理長へ「これは勿体無いので、最後まで食べる方がいいですね。お客さん、気づくかな!?」と言ったことがあったが、言った通り、その溜まったミンチも全て食すことにした。
とても食感の良い鶏肉が蕎麦にトッピングされている。モチモチの蕎麦と赤鶏をつけ出汁に付けて食すと、口の中はお祭り騒ぎ。これまた、日本人で良かったと思う料理である。出汁は最後の一滴まで飲み干し、最後にデザートを楽しみ、熱々の焙じ茶で〆。
量的には上品なので、大食漢には物足りなさもありはしないかと思われるが、その時は、無茶な話だが、替え玉でもされては如何だろうかと。

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写真・文責:西田親生
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