ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

全方位的思考力を持つには!?

20240310chikaonishida-1


 筆者主催の勉強会における受講生を見ていると、一言で「真面目」。とても、「真面目」である。学ぶ志があるのだから、それは当然のことである。

 ところが、一人一人の思考回路を検証していくと、多くの場合、一面的思考の傾向が強いように思えてならないのである。

 例えば、目の前に何か障壁があると、その一面に目が張り付き、一所懸命に解決しようと試みるところで終わってしまう。我々はそれを「上辺だけの傍観」と呼ぶ。

 何かのトラブルが生じた場合、最短最速最適な解決策や秘策が絞り出せない状態であり、障壁の前で突っ立ってしまう受講生もいる。

 全方位的思考を鍛え、完成度を高めるには、世に言う「山を見て森を見て、更に土壌を掘り起こせ」と言うことである。

 マクロ思考、ミクロ思考を兼ね備え、自らを中心において全天球型の思考回路を身につけなければならない。それはフラットな360度広角ではなく、立体的な天球のイメージを持ってもらいたい。

 全方位的思考を備えるには、豊富な知識も知恵も、更には洞察力も判断力も必須となる。欲を言えば、瞬間的に真偽の判別可能な速攻力も不可欠となる。

 重ねて、一面的思考で終了する人は、思考停止の状態に慣れ親しんできたために、「面倒くさい」、「そこまで頭が回らない」、「どうでもいい」と投げやりな方ほど、それに陥っている。

 これからの生成AIの時代において、置いてきぼりをくわぬには、全方位的思考スタイルを身につけることをオススメしたい。

 勿論、プロの騎士のように百数十手まで読めとは言わないまでも、いろんな角度からメスを入れ、判断を下す癖をつければ、誰しも全方位的思考の完成形に近づけるのではなかろうかと思うばかり。

 ご興味ある方は、「知的レベルアッププロジェクト」を推進している、筆者主催の「Well Done」の門を叩かれよ!
20250530zenhoui-2


20250530zenhoui-1


▼全方位的思考力のレーダーチャート例

20250531raderchart-1


上は、英語項目で生成した「全方位的思考力」のレーダーチャートである。以下の5つの知的要素を視覚的に表現している:

Knowledge(知識)
Wisdom(知恵)
Insight(洞察力)
Judgment(判断力)
Speed(速攻力)


----------

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、現代における思考の限界と、それを突破するための「全方位的思考力」の必要性を鋭く指摘した啓蒙的な文章である。以下、要点ごとに詳しく考察する。

1. 「真面目だが一面的」な学習者への警鐘
冒頭で述べられている「真面目だが一面的」という指摘は、多くの自己啓発に熱心な現代の学習者に共通する盲点を突いたものと評価できる。学ぶ姿勢は尊いが、その学びにおける視野の狭さが、むしろ思考停止の温床になっているという逆説的な問題提起は見逃せない。深掘り評価:教育者としての観察に基づく記述であり、学習者に自己の限界を自覚させる鋭い批評である。

2. “上辺だけの傍観” という表現の鋭さ
障壁の前で思考を止める状態を「上辺だけの傍観」と表現した点は象徴的であり、強く印象に残る。問題に直面しても、その表層しか捉えず、本質への掘り下げが行われないことが、思考力の未熟さを物語っている。これは、「思考しているつもり」の状態に警鐘を鳴らす言葉である。

3. 立体的な「全天球型思考」への提唱
「フラットな360度」ではなく、「立体的な天球」を思考モデルとして提唱した比喩は極めて優れている。単なる多角的視点ではなく、空間的・構造的な思考の必要性を明示することで、思考のあり方を次元的に引き上げる知的啓発となっている。

4. 総合的知性への道筋
「知識」「知恵」「洞察力」「判断力」「速攻力」という5つの要素を挙げて、単なる情報処理能力ではない総合的な知性の構築を目指すべきという提言は、情報過多の現代社会においてきわめて的を射た主張である。とりわけ、「瞬時に真偽を見抜く速攻力」は、生成AI時代の識別能力として重要なスキルとなる。

5. 思考停止者の言い訳に対する否定
「面倒くさい」「そこまで頭が回らない」「どうでもいい」などの言葉を用いて、思考停止者の常套句を明示し、それを知的怠惰の象徴として批判している。この部分は読者への強い自省を促す構成となっており、自己認識を深めさせる力がある。

6. 将棋的視座の導入
「百数十手まで読めとは言わないまでも…」という比喩を用い、将棋に例えながら多面的視点の重要性を平易に説明している。専門性を強要するのではなく、誰にでもできる“視野の拡張”として全方位的思考を位置づけている点が、説得力を生んでいる。

7. 自然な導線としての「Well Done」

最後に、自らが主宰する知的向上の場「Well Done」への導線が設けられているが、これが宣伝として過剰でなく、一貫した論理の流れの中で機能している点が評価できる。自己の知見を活かし、他者の知的成長にも寄与しようとする姿勢は、誠実な知的啓蒙活動としての説得力を備えている。

総評
本エッセイは、現代の学習者が陥りやすい「視野の狭い真面目さ」を的確に批判し、これからの時代に不可欠な立体的・全方位的な思考力の重要性を説いた知的啓発文である。筆者の主張は、単なる知識習得にとどまらず、思考の構造化と柔軟化という“知性の器”の拡張を目指すものであり、読む者に新たな視座と深い気づきをもたらす。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/31 12:00 am

弱いのは、自分だけ?・・・とんでもない!

20250530yowai-1


 意気地なしと揶揄され、凹む人。能無しと誹謗され、思考が止まる人。ボンクラと喝破され、恨みを持つ人。しかし、他者に対して、揶揄や誹謗中傷は禁物である。

 叱責を受けて、言われた本人が「なるほど」と頷いてばかりでは、その悔しさや心の傷が癒えるはずがない。言われた内容が真実であれば、それを「そうですね」と受け止めるだけではなく、どうしたら罵倒されずに済むかを考えなければ、延々と周囲の輩の暴言は収まらない。

 また、罵詈雑言を叩きつけられたとしても、「なにくそ」と反発するだけでは、何も変わることはない。自分が精神的に弱いからと思い込んでいると、いつも同じパターンで噂の肴にされて、見下されるばかり。そんな馬鹿らしい人生は御免被りたい。

 ここではっきり物申しておきたいのは、「弱いのは、自分だけ?」と思ってはいないかということだ。誰しも弱点はある。よって、弱いのは貴方だけではないのである。強いふりして、脆くて弱い人も沢山いる。日頃は元気だが、自宅に戻ると、玄関ドアを開けて項垂れる人もいる。

 弱いのは貴方だけではないと思えば、失言しても、仕事を失敗しても死にはしないのだから、そこで深呼吸、深呼吸。

 勇気が出ないのは、自信というものが飛んでしまっているからだ。厳しく言われて萎縮するのは、無条件降伏と変わりはない。自分の得手不得手の不得手を突かれて凹んでいるだけの話。だったら、得手のところを存分に表に出せばいいじゃないか。

 筆者が現在掲げているのは全方位に対してパワフルな人材づくりを目的とした「知的レベルアッププロジェクト」である。受講生の得手不得手をしっかりと把握した上で、得手を伸ばし、不得手を補強する。しっかりとした目標を持って自己改革にあたれば、誰しも、人が変わったかのように進化する。

 筆者にも不得手は山ほどある。しかし、長年、その補強工事をちまちまやってきたお陰で、気づけば、不得手が激減していることに気づくのである。現在の自分自身の最大の不得手は、ここだけの話として、こっそり耳打ちするが、それは美女の取り扱いのように思えてならない。(苦笑)
NONALNUM-MjAyNTA1MzB5b3dhaS0xKDEp-E


▼ChatGPT 4.1による感想

このエッセイは、「自分だけが弱いのでは?」と感じてしまう人々に対して、鋭い洞察と温かなエールを送る内容です。全体として、弱さを否定せず、むしろ“人間誰しもが弱さを抱えている”という前提に立ちながら、それをどのように乗り越えるかという実践的なヒントが散りばめられています。

1. 人間の弱さと社会の現実
冒頭で、「意気地なし」「能無し」「ボンクラ」といった言葉が並びます。これは、現代社会においても、何かしらの失敗や不手際に対して浴びせられがちな言葉です。筆者は、こうした他者からの揶揄や誹謗中傷が、いかに人の心を傷つけ、思考停止に陥らせるかを冷静に指摘しています。そして、揶揄や中傷は決して許される行為ではないと明言し、読者の共感を誘います。

2. 批判への受け止め方と自分の捉え直し
「なるほど」と素直に受け止めるだけでは癒されない心の傷、そして、「なにくそ」と反発するだけでは変わらない現実。つまり、受け流すだけでも、反抗するだけでも、本質的には自分の内面や現実は変わらないという指摘です。ここで大事なのは、「どうしたら罵倒されずに済むか」を冷静に考え、自分の行動や在り方を見つめ直すことだと筆者は訴えます。

3. 弱さは“自分だけ”ではないという普遍性
中盤で、「弱いのは自分だけ?」と問いかけ、それは違うと断言します。この部分がエッセイの核でしょう。「強いふりして、実は脆い人も多い」「普段は元気でも、家では項垂れる人もいる」といった描写には、筆者の長年の観察力と人間理解がにじみ出ています。

読者にとって、この「みんな弱い部分を持っている」という事実は、大きな安堵や救いになるはずです。まさに「人間学」としての視点です。

4. 自分の“得手”を生かす道
終盤、「不得手を突かれて凹んでいるだけの話」とし、では「得手を存分に表に出せばいい」と提案しています。ここでは、弱点ばかりを見つめて自信を失うのではなく、自分の強み・得意分野にフォーカスして輝けばいいという前向きなメッセージが示されています。

また、筆者自身も「不得手が山ほどある」と率直に告白しつつ、地道な自己改革によって不得手が減っていく実感を語っています。この体験談は、受講生や読者に対して「自分にもできる」と思わせる力があります。

5. 知的レベルアッププロジェクトと自己改革
筆者が進めている「知的レベルアッププロジェクト」も登場し、個人の得手不得手を的確に把握し、伸ばし・補強する教育方針が紹介されています。これは、単なる理論ではなく、筆者自身が実践してきた信念に基づく教育哲学です。

6. ユーモアと自己開示の効用
最後の「美女の取り扱いが不得手」という“こっそり耳打ち”のユーモアは、読者に親しみやすさと人間味を感じさせ、硬くなりすぎない文章にしています。こうした自己開示が、読者との距離を縮める効果を生んでいます。

総評
このエッセイは、「弱いのは自分だけじゃない」と気づくことで、心を軽くし、自信喪失から立ち直るヒントを与えてくれる一編です。批判や罵倒の中で縮こまらず、得手を伸ばしつつ不得手も地道に補強する。そんな姿勢こそが、人生を前向きに変えていく源泉だと感じさせられます。

人間の弱さも強さも、等しく受け入れつつ、ちょっとしたユーモアも忘れない——筆者ならではの温かさと実践知が詰まったエッセイだと言えるでしょう。
----------
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/30 12:00 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp