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今年最後の満月・・・

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 12月18日、月の撮影実験を行った。そして昨日、月を見ていたら、何と今年最後の満月だという。よって、寒さにめげずに、数枚の写真を撮ることにした。雲が何度も掛かるので、その間隙を狙っての撮影。先般の学習が功を奏して、結構簡単に撮れた。

 昼間は、18年前に出逢ったバーテンダーに電話をして、近況を聞いた。とても研究熱心で、彼からはワインからカクテルまで、多くの学びを得ることができた。現在、酒は呑まないが、ワインやカクテルについては、結構やかましい人間になることができた。

 彼は熊本地震で自宅が全壊。ようやく復帰できたと言っていたが、ここ数年は大変な時期を送ってきたのだろうと、胸が痛くなった。某専門学校の顧問をしていた時も、棚の飾りとして洋酒を頼んだ時のこと、サソリが入った酒など、珍しい酒をさらっと数十本運んでくれた。

 お陰で、当時弊社サテライトオフィスに来訪するお客には、その酒の話で盛り上がり、結構、契約などもすんなりと取れたことを思い出す。それも、同バーテンダーのお陰であると、今でも感謝している次第。また、筆者が制作していた番組にも快く出演してくれて有り難かった。

 出逢いから、あっという間の18年。最近はなかなか直接会うことがなかったが、懐かしい声を聞いていると、心も体も元気になってくる。現在、彼も次なるプロジェクトを考えているようで、また新たな動きがあったら知らせるとのこと。とても、楽しみにしているところである。

 末筆ながら、元々優しい物腰のバーテンダーであり、蘊蓄が凄かった。一つのカクテルの歴史なりを尋ねると、延々と縦横斜めの多くの情報を筆者に投げ掛けてくれた。一番思い出深いのは、フローズンダイキリの話だった。今でも昨日のように覚えているが、実に素敵だった。

 因みに、フローズンダイキリは俗称「浅い海」と呼ばれ、文豪ヘミングウェイが愛飲していたものらしい。何とも言えぬロマンチックな描写であり、そのグラスを片手に持てば、文豪の心の中を垣間見ることができるのかも知れないと・・・。


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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/20 12:00 am

チンダル現象に釘付け・・・

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 先日、山鹿市菊鹿町にある古城 鞠智城(きくちじょう)へ足を運び、そこから約40キロ南西にある金峰山(熊本市)上空にチンダル現象が見えたのだった。ほんの少しの光の筋が見える程度だったが、数枚の写真を撮ったものの、チンダル現象の撮影が難しいことが分かった。

 そして一昨日、金峰山の裏側(西側)へ行けば、普賢岳(長崎県)あたりにその現象が現れないかと思い、曲がりくねった山道を車で走り、ナルシストの丘と呼ばれる駐車場へ車を停めた。予想通りに、チンダル現象が見えていたが、グズグズしていると雲も光線も動いてしまう。

 逆光なので、露出補正を+へ動かし、シャッターを押し続けたのだった。しかし、持参してきたレンズが今ひとつフィットせずに、焦った。やはり、海辺まで結構な距離があり、撮影箇所の標高が低いので、7-200mmの望遠レンズの方が良かったのだろうと、悔しがった。

 何はともあれ、寒風吹きまくりのナルシストの丘。何度か車内に戻り暖をとって、再び撮影をするといった具合である。チンダル現象を撮影したのは先日の金峰山から2度目だが、持ち帰った写真を見ると、課題は山のようにあるようで、なかなか思ったように写っていない。

 次回は必ず三脚持参(何度も言っているが実行しない面倒くさがり屋)にて、世にも不思議な幻想的なチンダル現象を捉えたいと考える次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/19 12:00 am

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