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八景水谷の湧水池にて・・・

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 夕刻となり、陽が傾いているが、雲に覆われた八景水谷の湧水池は、程良い光に包まれていた。

 バズーカのような超望遠レンズを装着したカメラを三脚に立てているカメラマンが二人居た。筆者には妙なジンクスがあり、超望遠レンズを持参すると野鳥の姿は無く、それを忘れると野鳥のシャッターチャンスに出会すというものである。本日も、その通り、90mm単焦点レンズのみだったので、野鳥のポーズは素晴らしかった。

 泣く泣く、遠目での撮影しかできないが、それとなくファインダーを覗き込むと、胡麻粒のようなカワセミのオスが止まり木に座っている。正直、このジンクスに苛立ちながら、シャッターを切って行った。頭の中には、カワセミの小さな小さな眼球がギラリと光っているのだが、撮れる写真は顕微鏡でしか見えないような眼球だ。

 本日の八景水谷の湧水池の水は、とても透明度が高かった。カワセミの他には白鷺が二羽ほど飛び回っていたが、その他の野鳥と言えば、数百羽の雀だった。姦しいほどの囀りが、一本の大木の枝葉の中から聞こえてくる。その下に車でも停めようものなら、白いウンチのペンキ攻撃となるので、要注意となる。

 急に肌寒くなってきたが、鴨たちも十羽ほど向こう岸に屯していたようで、野鳥観察と撮影の季節となりつつあるようだ。最近、超望遠レンズを持ち歩くことが少なくなったので、次回は必ず、カワセミの小さな眼球を大きく撮影してみたいと意気込んでいる次第。勿論、ジンクスから開放されることを願いながら。


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▼取材ランチ:シェフランチ(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/21 12:00 am

おめでたい人、そして、嬉しい人。

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 取材ランチの食事処として、足繁く通っている熊本ホテルキャッスル。昨日、長年お付き合いしている岩本憲治氏が、目出たく、永年勤続30年だと言う。学生時代は剣道で鍛え上げられ、立ち姿が素敵な、ホテリエが天職のような人物であり、同僚からの信任はすこぶる厚い。

 同ホテルに新聞社時代から通い詰めて40年になるが、10年経った頃に、同ホテルに新卒として入社したのが同氏となる。それから30年の歳月が流れ、今では食堂部長に昇格し、料飲の要として、同ホテル現場の柱として、若手スタッフが羨望の眼差しで敬愛する、将来の鍵を握る幹部となった。

 初の出会いは、同氏がパルコ(現 ダイニングキッチン九曜杏)のスタッフとして配属になった頃。それから他部署へ異動があり、現在に至っている。誰が吹聴したのか知らないが、気難しい人物としてのイメージが根付いている筆者なので、日々苦労を掛けたに違いない。

 しかし、同氏は常に「自然体」であり、剣道で例えれば、静かに「正眼」(剣先を相手の喉元に向ける)に構え、与えられた仕事は責任をもって完遂するタイプの人間である。時には冗談も飛ばすが、筋金入りの人物として、30年間の長きに亘り接してきた、なかなかの好青年である。

 同ホテルの常連客の中で、最も危険な難癖人間としてのイメージが染み付いているが、同氏のように、「自然体」の人から見れば、普通の優しいオジサンに見えるのではなかろうか。苦笑いものだが、ただ、洞察力だけは鋭いと自負しているので、その点が「気難しい」に繋がっているのかも知れない。

 先般、二十代半ばの女性スタッフに「若いのに、最近落ち着きが出て、仕事が捌けますね!?」と聞くと、「ありがとうございます。岩本部長がこのレストランのマネージャーの時に、厳しく指導をして頂いたので!」と、にこやかに答えてくれた。素晴らしいの、一言。

 今の時代、「厳しい指導を受けて今の自分がある」と豪語できる女性スタッフを見たことがなかったが、一瞬、鳥肌が立つほど嬉しかった。確かに、多くの同僚からの信任が厚いと分かっていても、リアルな「敬愛の念」の存在に、「正眼の構え」の威力を再認識したのである。

 幹部となると、鼻高々と、能力の無さをひた隠し、虚栄に満ちた人生を送る稚拙なる人間も多い。それが雇われの身であれば、僅か数年の命にて、その虚栄も消滅する。幹部とは、常に「自然体」にて重責を果たし、部下の立場を考え気配りできるのが、必要不可欠な条件となる。

 おめでたい人、そして、嬉しい人。周囲にそのような人たちが多く集まれば、きっと、何事も好循環に動き出すのではなかろうか・・・。


▼岩本憲治氏(熊本ホテルキャッスル 食堂部長)
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▼天ざると柿のムース(ダイニングキッチン九曜杏)
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/20 12:00 am

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