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キレやすい、愚か者。

▼写真はイメージ
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 某日某所での出来事。

 最初に出てきたのはサラダだった。皿に投げ込まれた状態の雑然とした野菜たち。その上に、どっぷりと濃い味のドレッシングが打っ掛け状態。食せば、ドレッシングを呑んでいるかのようで、野菜の味さえ分からなかった。

 すべての料理に共通することは、盛り付けは最も重要なファクターであること。和食においても、「八寸」は芸術的な料理の物語である訳で、以前、吉兆やザ・リッツ・カールトン東京のレストランへ足を運んだ時に、その「八寸」の拘りと美しさに心を打たれた。

 一つのボールに投げ込まれたサラダについて常々思うことは、「野菜には一つ一つ顔がある。その野菜たちの表情を優しく美しく盛り付ける心が欲しい。」と言うことだ。どんなに値段が安かろうが、その値段を設定しているのは店側なので、安いからと言って、食材を粗野に扱うことは大きな勘違いである。

 残念なことに、上記の「野菜投げ込まれ・ドレッシングぶっ掛けのサラダ」について、その心なるものを伝えたら、仏頂面に豹変した料理人が居た。日頃から、目も落ち着かず挙動不審なところが見受けられるが、世の中を知らぬ、単なる視野狭窄な人間だから仕方ない。

 例えばイメージ写真のようなサラダであれば、どれだけ楽しく食事が進むのだろうと、仏頂面の人間が気づくはずもない。更に、客の提案や意見を真摯に受け止め、ファンたるコンスーマーニーズに応える努力をしない所の進化はあり得ない。

 近頃、「キレやすい人間」をよく見掛ける。瞬間湯沸かし器のように激高し、間髪を容れず言い訳三昧に浸る人間。他人への批判、評価は一人前のようだが、自分自身の所作なり、論理思考の不備な点を認めようとはせず、身の丈も分からず、ただひたすら正当化に走ってしまう愚かな人間である。

 これは、生まれ育ち、そして躾が大きく影響を与えている訳だが、近くの人も呆れ顔で、助言してくれる人も居なくなったのだろうと考える次第。自我に目覚めた頃から時が経てば経つほど、捩れた人格はなかなか正常になるものではない。

 捩れた人たちは、口を揃えて「見解の相違」と切って捨てる。しかしながら、「筋論」に対して「見解の相違」が認められるはずがないことも、分かっていない。何とも情けない愚か者が増えたものだと・・・。

 「人間学」を疎かにして、民度が上がるはずがない。

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  • posted by Chikao Nishida at 2018/4/15 10:08 am

河岸のお散歩カメラ・・・

▼上内田川
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 前日の第3回「資産最大化委員会」と懇親会「小槌之会(こづちのかい)」を思い起こしながら、本日は体調を整えることに専念。よって、熊本県北部にある上内田川へ足を運び、タンポポの綿毛を、それから菊池川へ向かい、土手に咲く野草を撮影することにした。

 夏のような太陽光が照りつける中、木陰を選んでは、周辺に咲く野草をマクロレンズで撮影するのだが、やはり三脚の方が楽だと思いつつ撮影していった。川の水位は、上内田川も菊池川も、かなり低い。小川のような上内田川は日頃より20センチほど水位が落ち、菊池川の対岸近くは川底が顔を出し、玉砂利が露出していた。

 野草の花々も、ドライフラワーに近い状態。それでも、しっかりと咲き続け、一所懸命生きている野草には驚くばかりである。しかし、いつまで経っても、「4時半のミサゴ」の姿を見ることはなかった。あまりの暑さと、低い水位のために、その獲物となる鯉も鬱蒼と茂る木々の下近くに隠れてしまったのだろうと・・・。



▼上内田川
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▼菊池川
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▼菊池川
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▼菊池川
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/4/14 12:20 am

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