熊本市動植物園にて、「Obscura Photo Club」の撮影会を急遽開催。昨日の午後2時に現地集合・現地解散で、数人が参加した。ほとんどの会員は「Nikon党」であり、各々が自慢のカメラとレンズをぶら下げて、「自由課題」にて広大な敷地に散って行った。ウィークデイであるが、同園の駐車場には大型バスが数台並び、想定外に多くの子供連れのファミリー、幼稚園の遠足などで、久しぶりに賑わっていた。
実は、同園は2016年の熊本地震で被災し、多くの動物たちを他県の動物園に避難させざるを得ないほどの危機的状況に陥った。よって、同園の財政は悪化の途を辿り、施設維持管理に四苦八苦の状態であろうと。コロナ禍の中、江津湖に面した広大な敷地の同園は、子供たちにとっては天国である。その天国を、次の世代、更に次の世代へ受け継いで頂ければと願うばかり。
熊本県の観光資源である熊本城の復興も、都市構想も勿論重要な事業ではあるが、同園には生きた動物たちが沢山いる訳だ。今の劣悪な環境下で、果たして動物たちは快適なのだろうか!?老朽化した各施設の横を通る度に、動物たちの日々の生活が心地良いとは思えない。野生動物をコンクリートやフェンスで囲うのだから、「不自然で、彼らが不快であっても仕方はない!」と言われればそれまでだが。
ただ、多くの子供達に夢や希望、感動、喜びを与え、生命の尊厳を学べる動植物園は、大変貴重な公的施設の一つであるに違いない。最近、大人の入園料が500円にアップしている。園内の動物や植物のレベルや希少価値を考えれば、決して安いとは言えない料金体系となっている。多分に、動物たちの餌代や施設の維持管理費の予算が不足しているのだろうと・・・。
よって、同園の維持管理のために、早期に秘策を打つ必要があるが、常に後手後手の状態である。県内の優良企業の中でも、余裕のある所は沢山あるはずなので、それら企業が積極的に「寄付」を行えば、各施設の拡充が加速するに違いない。そうなれば、県外から訪れる観光客も急増する。勿論、先般の記事でも取り上げた通り、衛生面を徹底した「旨いレストラン」と「休憩場所」、更に「美しいトイレ」、「安心安全で楽しい遊具」の施設だけは、最高レベルに引き上げることが必須となる。
熊本市動植物園を皆で支えよう。
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▼そろそろコスモスも終わりに・・・
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