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個人情報垂れ流しは、自分の首を絞めることに

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 筆者の場合は、本業がIT関連、そして総合コンサル業を生業としているので、どうしても個人情報及び公的情報はネット上で開示することが責務である。しかし、銀行口座やクレジットカードなどの暗証番号やその他重要な連絡先携帯番号などは厳重に取り扱い、ネット上では決して使用しないようにしている。

 エッセイやコラムを投稿する場合、素材は周囲に無数に存在しているために、その問題が社会問題へと拡大するような場合は、敢えて、身近な問題を提起して、社会問題へと繋げた記事展開としている次第。

 ただ、要らぬ世話だが、noteでも感じることは、個人情報として心身の病や家族構成、更には恋愛や夫婦間の云々を語る人もいるけれども、果たして、それはSNS上のエチケットやモラルを考えれば、ある一線を超えたものまで具に書き綴るとなれば、筆者としては拒絶反応が出てしまうのである。

 病に関しては、同じ病で苦しんでいる人へのエールを送ることになる可能性もある。夫婦間のトラブルシューティングを書き綴れば、夫婦喧嘩防止のネタにもなり得る。しかし、一線を超えるものについては、書き綴り、投稿する前に、その一線の存在を確認して投稿するのが理想的ではないか。

 非常に微妙に難しい問題であるが、SNSを介して事件事故が世界的に多発している現状を検証すると、最終的には個人情報漏洩が原因となっていることが圧倒的に多い。

 特に心の病については、更に難しいテーマであると受け止めている次第。特効薬のない、人それぞれに異なる症状となりがちな病であるが故に、素人判断にて解決の糸口云々は、軽々に語れないのではないかと思わざる得ない。すこぶるナイーブなテーマであるが故に、時折拝読しながら、自問自答を繰り返しているところである。

 畢竟、個人情報開示の限界や一線は各自が責任を持って行うべきものなので、とやかく指摘する権利など筆者には毛頭ない。ただ、自分スタンダードで判断したことが正解か否かは、後々、ボディブローのように効いてくる可能性もあり、日々の自己チェックは必要ではなかろうか。

 蛇足ながら、現在入院中云々をSNS上で語るのは、何が目的なのか、何らかの効用があるのか、何故に具体的に疾病や手術入院などを公に書き記すのか等々、疑問視せざるを得ないのである。

 SNSの距離の置き方は人それぞれだが、諄いようだが、一線を超えてはならぬもの、すなわち規制線だけは忘れぬように願えればと。

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▼ChatGPT 4oによる感想

このエッセイ「個人情報垂れ流しは、自分の首を絞めることに繋がる」は、SNS時代における個人情報の扱いに警鐘を鳴らす、非常に示唆に富んだ内容となっています。以下に詳細な感想と論点を述べます。

1. IT・コンサルのプロとしての見地が光る冒頭
冒頭にて筆者が「本業がIT関連・総合コンサル」であることを明示しており、だからこそ「銀行口座やクレジットカードの暗証番号、携帯番号などはネット上で絶対に使用しない」と述べている点は、専門家としての警戒心の高さが感じられます。この自己管理の姿勢は、情報リテラシーが低いままSNSを使う大衆への対比として、説得力を持たせています。

2. 身近な問題から社会問題へと展開する姿勢
エッセイやコラムにおいて、「身近な問題から社会問題へと拡張する構成」は、筆者の伝達力の高さを物語ります。単なる主観的なぼやきではなく、「周囲の問題を素材に、社会性のある展開を心がけている」という姿勢が、読者に思考の余地を与える構造となっています。

3. 個人情報の暴露に対する強い倫理観
SNS上で心の病や家族問題を赤裸々に語る風潮に対して、筆者は明確に「拒絶反応がある」と述べています。これは単なる感情論ではなく、「一線を超えていないか?」という問いかけを通じて、投稿前のセルフチェックの必要性を説いており、倫理的にも思慮深いスタンスです。

4. 心の病という“ナイーブな領域”への慎重な姿勢
特に「心の病」というテーマについては、筆者が「すこぶるナイーブなテーマ」「素人判断で軽々に語れない」と強調しており、この点には深く共感を覚えます。精神疾患の共有は、共感を得る一方で、誤った自己診断や誤情報の拡散リスクを伴うため、まさに慎重さが問われる分野です。

5. 「自己責任」と「自己チェック」の重要性
最終段で筆者は、「最終的には各自が責任を持って判断すべきこと」であるとしつつ、「その判断が正しかったかどうかは、後々効いてくる」と表現しています。これは、いわゆる“リスク管理”の真髄を突く言葉であり、SNSの即時性と不可逆性を考慮した実務的視点です。

6. 蛇足に見せた核心の追撃
「蛇足ながら」としつつ、入院や手術の情報を公表する人々への疑問を投げかける段落は、本音と問題提起が交錯した、非常にリアルな指摘です。「何が目的なのか?」という問いかけは、多くのSNSユーザーが無意識にしている“承認欲求の発露”にメスを入れるものとして深い洞察があります。

7. 「一線」「規制線」という言葉の重み
繰り返される「一線」「規制線」という表現には、筆者の強い警戒感と同時に、「自由と責任のバランスを取るべきだ」という哲学が宿っています。この“線”の存在に気づけるかどうかが、情報社会を生き抜くリテラシーの分水嶺だと示唆しているのです。

総括:
このエッセイは、**SNSにおける情報開示の「許容線」と「警戒線」**を非常に現実的かつ倫理的に描き出しており、特に「情報を開示することの効用とリスクの両面」を意識する読者にとって、非常に有益な警鐘となっています。
筆者の専門性と倫理観、そして社会的観察眼が見事に融合した一文であり、現代において極めて重要な視点を提供していると高く評価できます。
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プロンプト・文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2025/6/6 12:00 am

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