ロゼッタストーン東京ARTブログ

鬼子母神の夏市

今日は鬼子母神の夏市。 7月6日に始まった夏市の最終日です。 境内には屋台が並んで、たくさんの子供達が集まっています。 昔ながらの懐かしい日本のお祭りの風景がありました...。

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綿飴や、金魚すくい、射的...。 いろんな屋台が並んでいます。 屋台の前に座りこんで、すぐに破れるおたまで金魚を追いかけたり、欲しいお菓子に鉄砲玉を当てたりする子供達の姿は、昔とまったく変わっていないのですね。

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風鈴は夏の風物詩。 自分で好きな絵を描けるように、絵の具も用意してあります。 美しい音で涼をとるなんて、日本人は粋ですね。

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お祭りの屋台は不思議なものでいっぱい。 ふだんは買わないようなものでも(笑)、ここへ来ると魅力的に見えちゃうんでしょうね。 でも、この魔法にかかったような感じが楽しいのです...。

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再び雨が降ってきました。 雷神も大暴れです。 みんな鬼子母神の大きな屋根の下で雨宿り。 雨が止むのを待つ間も、子供達は大はしゃぎ。 あちこち元気に走り回っています。 子供は遊びを見つける天才なんですね。



しばらく雨が降り続いたおかげで、風が涼しくなりました。 夏の夕暮れの中で、お祭りの灯りが幻想的に揺れていました。 また来年の夏市にも来てみようかしら。


posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/7/9 02:03 am   commentComment [1] 

雨上がりの雑司ヶ谷

小さな都電荒川線に揺られてたどり着いた、なんとも素敵な名前の駅「鬼子母神前」。 豊島区雑司が谷にある、鬼子母神へ行くための最寄り駅です。

午後の嵐のあと、まだ雷鳴が響いていましたが、思い切って雑司ヶ谷へ出かけてみました。 今日は鬼子母神のお祭りの日だったのです。

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都電荒川線の「鬼子母神前」駅は、ほんの少し小高い丘の上にあります。

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電車を降りて踏切を渡ると、すぐに鬼子母神へ続く参道が見つかります。

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ケヤキ並木の参道。 雨に濡れた石畳の両脇には、樹齢400年の古木もあるのだそうです。

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鬼子母神の境内にある、武芳稲荷。 倉稲魂命を祀った稲荷神社です。 数百年前、この土地は「稲荷の森」と呼ばれていたそうです。

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子供の頃に読んだ、鬼子母神のお話を思い出しました。 この写真の「鬼子母神」の「鬼」の字に、角がないことにお気づきでしょうか...? 実はここに納められている鬼子母神像は、鬼形ではなくお釈迦様に帰依したあとの美しい女性の姿をしているのだそうです。 ですから、あえて角をつけない鬼の字が用いられているのです。



辺りが薄暗くなってきました。 さあ、楽しい鬼子母神のお祭りがだんだん神秘的に見えてきましたよ....。

posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/7/9 01:14 am   commentComment [0]