ロゼッタストーン東京ARTブログ

今さらなんですが.....

今さらなんですが....、やっと携帯電話の機種変更をしまして、

iPhone5のカメラに塡まってしまいました....。

ただ今、家にあるいろんなものを、試し撮りしています。

もともと、トイカメラや携帯のカメラは大好きなのですが、

iPhoneは、本当に綺麗に撮れるんですねえ...。

近景ですと、フォーカスポイントの移動にも、確実に応えてくれますし、

うん、楽しい....。

iPhone5で撮ったものを、友人に見せましたところ、

一眼で撮った写真よりも面白いと言われまして、微妙な心理です...★



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東欧雑貨のお店で見つけた、チェコのマッチ箱。鮮やかな色使い。

マッチラベルには、今もノスタルジックなデザインが採用されることが多いみたいですね。



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アナログ時代、最後に買っておいた、モノクロのフィルム。

先日、有楽町の古いカメラ店に、故障したフィルムカメラの修理相談に行きましたところ、

「このフィルム...、一体、何時の!?」と驚かれました。

買った本人だって...、もう覚えていません...!



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美しいスイートピー。波打つ淡いピンクの花びらに惹かれました。

お花の生産に詳しい友人が、

こんな寒い時期にスイートピーを育てるのはとても難しいのだと教えてくれました。

冬のスイートピーは貴重なのですね。

以上....取り留めのない近況報告でした★

posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/2/27 01:49 pm  

繕い

つい最近のことですが、掛け接ぎで修復されたマフラーを見せていただく機会がありました。

「ここに、ぽっかり穴があいていたんだけどね...。」と、指をさして見せてくださったものの、

どんなに目を凝らしても、一体どこにそんな穴があったのだか、さっぱり分からないのです..。

まるで何事も無かったように、買った時と同じマフラーの姿になって、

持ち主の方を暖かく包んでいました。

その方の嬉しそうな表情を見た時、掛け接ぎの職人さんは、マフラーだけでなく、

ものを大切に扱う人の心も繕ってくれたんだな、と思いました。

何かを創り上げる仕事と同じように、誰かの大切なものを「元の形に戻す」技術も、

また、人の心を暖めてくれますね。

誰かを幸せにする仕事をしている人は、本当に偉大です。




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先日、近所の輸入雑貨店で出会った、可愛らしいデザインの待ち針と、

スワンを型取った銀製のピンクッション。

こんな素敵な道具があったら、

まあ、掛け接ぎとまではいかなくても、お裁縫が楽しくなりそうですね★

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posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/2/9 03:37 pm  

冬の森

土の香りが懐かしくなると、我が家の隣にある大きな森へ出かけます。
古い赤煉瓦の塀に守られたこの森の中に、一歩足を踏み入れると、たちまち周りの空気が変わってゆくのを感じます。
高い木立の間で野鳥の声が反響し、すぐそばに山手線の電車が走っていることなどつい忘れてしまいそうになります。
ここは隔離された、秘密のオアシスのような森....。


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森の奥の鏡沼。地上の森も美しいけれど、水の上に現れるもう一つの世界にも心を奪われます。

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大池にはたくさんの水鳥が住んでいます。
まん丸に首を竦めて、冷たい北風を凌いでいる鴨。鴨はよく人に懐きます。

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鴨が羽繕いをしながら描く、美しい波紋。まるでバレエのアラベスクのような、見事なポーズを披露してくれました。

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完全に保護色になっていますが、画面の中央に、枯れ草色の小鳥が隠れているのがわかりますか?

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拡大すると、つぶらな黒い瞳の小鳥が現れました。

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気がつくと、もう日没。そろそろ森を出る時間です。
水面のパラレルワールドにも、静かに陽が沈んでゆきます。

春に向かって季節が進んだら、森はまた新しい表情で迎えてくれるでしょう。

posted by ロゼッタストーン東京ART at 2013/2/4 01:25 am